SCP-1933-EX
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アイテム番号: SCP-1933-EX

オブジェクトクラス: Euclid Explained

特別収容プロトコル: ███████湖はSCP-1933の出現に備え監視されます。湖に接近する一般人には地質調査中であると説明し立ち退かせます。SCP-1933のミーム的性質により、湖からの除去が起こる見込みはありません。SCP-1933を目撃したと主張する者はクラスA記憶処理を施してから解放します。SCP-1933の調査に転属した職員は、彼ら自身がSCP-1933を目撃するまでSCP-1933及びいかなる関連文書の情報も知らされません。SCP-1933を目撃する前にこの文書を発見してしまった者はすぐにページを閉じ、B博士に連絡を取ってください。現在SCP-1933-EXはいかなる収容プロトコルも必要としません。SCP-1933-EXを目撃したと主張する者への記憶処理の散布は現在行われていません。

説明(改訂): SCP-1933-EXはブリティッシュコロンビア州の███████湖に棲息し、推定体長6メートルから8メートルが観測された生物であるとされています。正確な詳細は報告ごとに異なりますが、SCP-1933-EXはおおよそ常に蛇のような長い首と頭、同様に長い尾、暗青色の体色、頭の付け根から体の終端へかけての葉型の隆起物を持つと報告されています。しかしながら、各観測報告書に於いて、SCP-1933-EXは誤認された一般的事象(巨大な流木、大きなウナギ等の魚類、或いは単純で信憑性に欠ける証言等)であると速やかに結論付けられています。回収されたSCP-1933-EXの「映像」は加工画像・映像、もしくはSCP-1933-EXとの遭遇を装った意図的な贋物であると容易に説明付けられています。SCP-1933-EXの報告は地域の神話や伝説に影響された結果であるとする見方が最も強いです。

補遺: SCP-1933-EXはB. レナード博士が指揮する研究チームが機動部隊エータ-10("シー・ノー・イーヴル")と接触して新たな認識災害の証拠を手に入れたと主張し、私用回線配信でそれを示した後にExplainedクラスに再分類されました。配信を見たエータ-10の隊員は、研究員は彼らの述べるものに似たアニマトロニクスを作り、それが湖上へ現れエルクの死体を引っ張り込んでいったのだと報告しました。研究員たちは速やかに捕捉・尋問されました。レナード博士は財団資源の乱用及び浪費により懲戒処分となりました。

SCP-1933-EXの再分類のおよそ一週間後、無関係なボート事故によりレナード博士が███████湖で溺死しているのが発見されました。2レナード博士が「食べ掛け」〔ママ〕であったように見えたと言う疑いに関しては現在調査中です。公式には死因はボートのスクリューによる負傷からの大量失血の後の溺死であるとされています。

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