SCP-1950-JP
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SCP-1950-JP

アイテム番号: SCP-1950-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1950-JPは低危険物保管庫内にて箱に入れられた状態で収容されています。SCP-1950-JPを用いた実験後はSNS等による情報拡散を防ぐためWeb走査Bot-180(“ドリーム・ハイディング”)による画像等の削除、その際発見された投稿者に対してはAクラス記憶処理を行ってください。SCP-1950-JPの影響を受けた人物の家族、知り合いに関しては適切なカバーストーリーが流布されており、ホテル"不夜城"に関しては財団フロント企業によって管理されています。

説明: SCP-1950-JPはダイヤモンドによって装飾された指輪です。装着しようとした人物の薬指がSCP-1950-JPのサイズより大きい、もしくは小さい場合、SCP-1950-JPは伸縮しその人物の薬指に当てはまるサイズに変化します。

SCP-1950-JPの異常性は20歳以上の女性が装着した際に発揮します。装着した女性(以下対象)は瞬時に白色のドレスを着た状態へと変化し、昏睡状態へと陥ります。昏睡状態となってから5分が経過した時点で、対象から最も近くに存在する6匹の人間以外の哺乳類、1人の人間、1個の植物の実に対して現実改変を起こします。

改変物質 改変内容
哺乳類6匹 元の大きさに関わらず体長2.5mのサラブレッド(学名:Equus ferus caballus)に変化する。
1人の人間 御者の服を着た状態となる。英語でのみ意思疎通が可能となり、馬を操る技術を習得する。
1個の植物の実 横幅1.5m、車輪含む高さ2m、奥行き2.5mの馬車へと変形する。

以上の改変された物品(以下SCP-1950-JP-1)は対象の付近に出現します。出現後、対象は昏睡状態にも関わらずSCP-1950-JP-1へと乗り込み、その後SCP-1950-JP-1は付近の高速道路へと転移、移動を開始します。転移地点から10km進んだ時点でSCP-1950-JP-1は高速道路上から消失します。対象に取り付けたGPSではその後も高速道路上を移動し、千葉県にある閉館となったホテル"不夜城"の中心で移動を停止します。

移動を停止した後2時間が経過した時点で日本国内において対象に危害を加えたことのある人物に対し下記いずれかの現象が発生します。遺体は死亡から2分で消失し、GPSを用いた実験の結果、対象と同地点に転移することが発覚しています。

・周辺に出現したチェーンソーによる四肢の切断、それに伴う出血多量或いはショック死。
・出現した30cm程度の鉄串7本が首に刺さったことで出血多量及び呼吸困難となり死亡。
・下半身を中心に出現した炎による焼死。火を消す試みは現在まで成功していない。

対象の移動から3時間が経過した時点でホテル内の電飾が点灯を開始、その後ホテル屋上に対象及び男性人形実体(以下SCP-1950-JP-A)が出現します。それと同タイミングでホテルの駐車場にも人型実体が複数出現し、屋上の二人に対し賞賛の言葉を投げかけます。この駐車場に出現する実体の半数は前述した現象により死亡した人物であることは注目すべき点です。

SCP-1950-JPを用いた実験及びホテル内での調査の結果、屋上に出現した対象とSCP-1950-JP-Aは同ホテル内の室内へと侵入、そこで生活している事が判明しました。また対象は一度部屋に侵入すると室内から出て来ることはありません。なお以上の一連の流れを終えた後、SCP-1950-JP及び前述した改変物質はその時点で装着していた対象が3時間前に滞在していた場所へと転移することが確認されています。

補遺: ホテル"不夜城"内部調査の際換気口から投入された探査機273-Eによる室内撮影に成功しました。リビングでは対象とSCP-1950-JP-Aがテーブルに座り料理を食べながら話し合っていること以外特筆すべき点はありませんでしたが、リビングと玄関の間の廊下及び台所ではビニール袋に詰め込まれた人間と思われる複数の骨、肉塊が発見されました。DNA採取の結果前述した現象により死亡した█氏、█氏のものであることが判明しています。

補遺2: SCP-1950-JPは要注意団体"夢見テクノロジー"の調査の際にその存在が確認された事、「同時刻に複数の人物が急に死亡した」という通報から調査が開始され、4ヶ月後に収容されました。以下、調査の際に回収されたSCP-1950-JPに関連する文章記録です。

███様より依頼の"女の子の夢"を叶えるオーダーメイド商品案

 ・人生に絶望したため夢を見せて希望を取り戻させてほしい、との事
 ・復讐は必要か?
 ・夢を見続けたいなら現実は捨てるべきである(重要)
 ・誰かの犠牲の上で夢は成り立っている。
  ・他人を貶めるような人ならば別に犠牲にしてもいいのでは?(議論中)

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