SCP-1957-JP
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Resentment

SCP-1957-JP

アイテム番号: SCP-1957-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1957-JP空間へと接続されるポイント周辺は危険区域として一般人の侵入を阻止して下さい。SCP-1957-JP空間由来のあらゆる物質は、SCP-1957-JP空間外部に流出させないようにして下さい。また、SCP-1957-JP空間への探査を実行する場合、探査活動直前に特殊抗うつ剤を規定の量服用して下さい。

説明: SCP-1957-JPは極めて広範囲に渡る空間異常です。SCP-1957-JPは██県██市の███山麓部に存在する、地面に広がる直径14mの異常ポータルを通してのみ侵入が可能です。

SCP-1957-JP空間へ侵入する場合、ポータルに全身が侵入した後、放り出される形で到達します。また、この時に侵入者の体勢は180°回転します。

SCP-1957-JPにおいては、基底世界1の物と地形が反転しており、高度が海抜0mを対称に逆転しています。これにより、基底世界において山頂である地点は深海となり、海底である地点は山となっています。基底世界と異なり、SCP-1957-JPにおける海水にあたるものはあらゆる生物種の血液及び腐敗した体組織の混合物で構成されています。また、SCP-1957-JPにおいてもGPS装置は正常に稼働し、基底世界におけるGPS衛星を用いて、基底世界における地点と同一地点と思われる位置に反応が検知可能です。SCP-1957-JPにあるゆる生命体および自然現象は確認されません。SCP-1957-JP全体には軽度の抑鬱を誘発させる作用(以下、抑鬱作用とする)が確認されており、これは薬物による抑制が可能です。しかし、この作用は徐々にその強度を増しており、現在はこれに対抗する特殊抗うつ剤の更なる開発が進行しています。

基底世界において生物が死亡した場合、SCP-1957-JPに同様の外見を持った実体(以下SCP-1957-JP-1)が出現します。SCP-1957-JP-1は常に死亡した状態であり、外的作用による一切の反応を見せません。SCP-1957-JP-1の出現は基底世界における生物の死亡から24時間以内に行われ、重力の影響を受けず、一貫して上空15m程度の地点から決まって時速6km程度で落下し、やがて大陸に到達し、移動を停止します。ただし、海へと落下する場合も存在し、その場合はSCP-1957-JP-1の重量や密度に関係無く、また、重力が存在するにも関わらず常に浮上した状態を維持します。SCP-1957-JP-1は出現より15〜24時間程度経過した時点で崩壊を始め、およそ1分程度で血液と体組織の混合物へと変化します。これはSCP-1957-JP内部の物と同一であると考えられます。

補遺: SCP-1957-JP内部の探査を続けたところ、出現するSCP-1957-JP-1の内の一部が出現、消滅した際に、原理不明の方法によって抑鬱状態を誘発させる波長を持つ電磁波が放出されている事が確認されました。これを引き起こすSCP-1957-JP-1の生物種等に一貫性は見られず、極めて多数の生物種がこれを引き起こしています。また、これに分類されるSCP-1957-JP-1がSCP-1957-JP空間に発生する毎に、SCP-1957-JP空間における抑鬱作用をより強めている事が判明しました。

SCP-1957-JP-1における、この特徴を持つSCP-1957-JP-1について、基底世界において調査を行ったところ、全て共通して自殺であるか、もしくは他の生物に殺害されている事が判明しました。特にヒト(Homo sapiens)以外の生物がヒトにより殺害された場合、2それ以外の場合と比較してとりわけ強く抑鬱作用を強めている事が確認されています。今後の調査方針に関しては、現在協議がなされています。

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