SCP-1970
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1970.JPG

収容中のSCP-1970

アイテム番号: SCP-1970

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: アイテムは収容サイト23のルーム3に保管されています。SCP-1970には最小限の保安が必要ですが、他の異常な物品とは離れて保管されなければなりません。アイテムはその音声を記録する目的で恒常的に音声監督下に置かれ、視覚的な調査が毎日最低2回行われなければなりません。SCP-1970-1、SCP-1970-2、SCP-1970-3と分類された物品は、ルーム3の中で個別に鍵を掛けられた容器で密封されたビニール袋内に保管されることになっています。

説明: SCP-1970はゼニスモデルL092Yと類似したテレビです。背面に貼られたラベルは、この装置が1979年に製造されたことを示していますが、この装置自体は1972年にニューヨーク州ヨンカーズのラッセル・フォースから回収されました。回収された日記や手紙から、彼はこの装置を少なくとも4年間所有していました。

SCP-1970は通常のアナログテレビと同様に機能する事ができ、またアナログ信号を受信することもできましたが、実験1970-ae341以降は画像を表示することがもはやできません。SCP-1970はいかなる電源も必要とせず、またスイッチを入れられるとすぐにその機能が作動し始めます。

スイッチが入った時、内部の光がみっしりとつまった高さ1ミリメートルから1.5ミリメートルのヒトのようなものの何千体もの集団をスクリーンに投影したでしょう。ヒトのようなものの肌の色ははっきりとした青、赤、緑色で、SCP-1970が受信した放送映像なら何でも表示する目的で、彼らは迅速に動き、交差しながら登り、アイテムの奥深くに姿を消すことが出来ました。第4の、白と灰色の肌のヒトのようなものの集団がスピーカーの中で時折観察され、彼らの音声は放送音声を模倣します。

これらのヒトのようなものの指定番号と数は以下の通りです:

SCP-1970-1: 赤、個体数1982

SCP-1970-2: 緑、個体数1973

SCP-1970-3: 青、個体数1979

SCP-1970-4: 白と灰色、個体数不明

ヒトのようなものは人間と類似した個々の風貌や性的特徴を示しますが、幼児や若い個体は実験ae34の後では回収されませんでした。

SCP-1970が作動中でない時、時折囁くような声やいびきを含めた呼吸音などをケースの中から聞き取ることが出来ました。

実験ae34以降、呼吸音はまだスピーカーの中から聞き取れ、適当なアナログ信号をアイテムが受信したなら、音声放送はまだ制作されるでしょう。不使用時には、他のSCP-1970内の集団とコミュニケーションをとろうと試み、また周囲のアナログテレビ信号の欠如への苦悩を声に出そうと試みて、SCP-1970-4はしばしば台湾語2で大声をあげるでしょう。

補遺: ラッセル・フォースは分裂病患者と診断され1972年に自殺しましたが、SCP-1970の異常な性質によって彼の状態が引き起こされたわけでも、また直接悪化したわけでもないという事が、SCP-1970への接触研究から示されています。しかしながら、彼はその状態のために一人暮らしをしており、家族や管理者の誰一人に対しても、彼のテレビが"小さく蠢いている人でみっしりしている"ことを説得することが出来ませんでした。

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