SCP-1975-JP
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水槽内のSCP-1975-JP

アイテム番号: SCP-1975-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1975-JP及びSCP-1975-JP-Aはサイト-8197の地下に設置された専用の水槽に収容されています。給餌等はSCP-1975-JPに暴露した職員が行い、暴露していない職員はサイト-81EAにて勤務することが義務付けられています。

また現在ニホンカワウソの映像記録、剥製等については隠蔽部隊ん-0("絶滅改変者")によってミタキカワウソ(Lutra lutra mitaki)のものと入れ替えられ、以上の個体に関する情報は記憶処理及び文章の差し替えによって隠蔽されます。

説明: SCP-1975-JPは現時点で5匹の異常性を持つアオウミガメ(Chelonia mydas)です。SCP-1975-JPを直接目視した場合、その人物(以降対象)はニホンカワウソ(Lutra lutra nippon)をミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans)であると認識するようになります。以降これはニホンカワウソの生死問わず、写真や映像記録でも同様です。同時に対象は認識したニホンカワウソを中心とした生態系の矛盾についても疑問を一切持たなくなります。

また対象が過去にニホンカワウソを目撃していたとしても、その全てがミシシッピアカミミガメであったという記憶改変も同時に行われます。以上の認識は記憶処理を用いても取り除くことは不可能です。SCP-1975-JPを直接目視していない人物が対象と接触1した場合にも同様の認識災害、記憶改変が発生します。

SCP-1975-JPは甲羅の裏側の模様が頭側を上とした五芒星のみとなっています。これによりその個体がSCP-1975-JPであるか否かを判断することが可能です。

SCP-1975-JPは1970年代からニホンカワウソの目撃談が減少したこと、同時に絶滅したミシシッピアカミミガメの目撃談が激増したことにより財団が調査を開始しました。その後██県の██████水族館にて展示物と展示物リストとの食い違いの調査を開始した直後に担当していた全員がニホンカワウソを認識することが不可能となったため、報告された中で最後に視認したと思われるアオウミガメが原因だと断定し収容、後に同様の異常性を持った個体が多数収容されたことにより正式にオブジェクト認定されました。ですがその影響力の強さからすでに全人類の██.███%がSCP-1975-JPの異常性に暴露していると思われます。

また、要注意団体"エントロピーを越えて"との関係があるとして調査された███邸にて回収された物品の中からSCP-1975-JPに関連すると思われる書物及び複数の手紙が発見されました。解読の結果SCP-1975-JPは特定の儀式を行うことにより生成が可能であることが判明しています。以下がその方法です。

回収された手紙(原文は韓国語)

初めまして。
環境保全を目的として活動している"エントロピーを超えて"です。
███様の行っている「絶滅の危機にある動植物の保護活動」に感銘を受けこのようなお手紙を書かせて頂きました。
███様がよろしければ私の所属する活動支部-327 "コクガン"が███様の活動を全力でサポートします。
共に保護活動を行えることを楽しみにしています。

“エントロピーを越えて” 活動支部-327 コクガン所属 イ・サン

お久しぶりです。
我々の方で研究を進めたところ、絶滅したミシシッピアカミミガメと日本国内で大繁殖しているニホンカワウソの相性が良いことが判明しました。この二種の認識を変えることで事実上ミシシッピアカミミガメは絶滅していないことになります。どうでしょうか。
お返事お待ちしています。

“エントロピーを越えて” 活動支部-327 コクガン所属 イ・サン

追記: 国内外で複数の動物の目撃談が大幅に減少していることから何者かがSCP-1975-JPを生成している可能性があり、調査が進められています。また報告されている減少中の生物は以下の通りです。(一部抜粋)

・ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax)
・ミヤココキクガシラコウモリ(Rhinolophus pumilus miyakonis)
・ホソスゲ(Carex disperma)

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