SCP-1982
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アイテム番号: SCP-1982

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1982の周囲2kmの地域は、ビデオ監視および少なくとも二名以上の警備員で監視されることになっています。08/23には、この地域において、SCP-1982の場所に向かっている個人を探索することになっています。SCP-1982-1の指定例は制止し、偽情報プロトコル"第一燻蒸”に従いSCP-1982から追放して下さい。

説明: SCP-1982はジョージア州ブレアズヴィルに位置する教会で、燻蒸テントで覆われています。公記録によると、この建物は19年間使用不適物件と判定されており、以前は”ジョージア第一南部第五教会”の所在地でした。内部検査により、内部に人通りはなく、10列の信徒席、大型の木材燃焼炉、祭壇を備えていることが判明しています。SCP-1982は、1年の大部分は異常性を示しません。SCP-1982の顕著な効果は、多くの場合、08/23にSCP-1982-1が現れた時に、その出現したSCP-1982-1に影響を与えることだけです。SCP-1982-1が08/23以外の日に現れた場合、いかなる影響も観察されません。

1年を通じてランダムな周期で、SCP-1982の内部から物音や声が聞き取れることもありますが、この音は非常にくぐもっており、密接している際にのみ聞き取れます。SCP-1982の封じ込めを指揮する人員の総意として、物音の中では男性の遅鈍で舌足らずな発音の叫び声が優位であるとされています。他にも複数の人間の声が聞き取れますが、通常、主要な話者が居て、そのフレーズの一部を繰り返す様子に聞こえます。SCP-1982の内部から発せられる音はすべて、個人、動物、録音装置、または人工物が内部に進入する2秒前に消失します。内部を見る際も同様です。すべての事例において、物音を録音する試みは失敗しています。

ある特定のヒューマノイド1が、08/23にSCP-1982の付近に立ち入ると、『セレブレーション 'ビッグチーズ’ ホレス』と特定されている存在が、当該個人(SCP-1982-1)をSCP-1982内部に出迎えるために、中から現れます。SCP-1982-1は、ジョージア州の居住者か、遠くの州の著名な富と名声を持つものに限られていました。SCP-1982-1は一度SCP-1982の内部に入った場合、帰ってくることはありません。平均して、一意的な実体がSCP-1982に接近するのは2年おきです。

SCP-1982-1は、衝動的にSCP-1982に向かってきた、又はその付近に侵入したようには見えず、SCP-1982の中に入るのは招かれた後のみです。SCP-1982-1がSCP-1982の近くに姿を現すのは常に偶然の出来事です。SCP-1982-1がSCP-1982の中に入ることに関しての容認は、現在の研究プロトコルとサイト管理者の承認が条件となります。

インタビューログ: 75/08/23に於ける観察。SCP-1982に向かう個人を妨害、インタビュー完了まで財団エージェントで確保した。

男性の頭がSCP-1982から突き出ている。オルテガ研究員を見て、眉をひそめている。

複数の存在による歌声が、当該人物の口にあるパイプから流れてきているようにみえる。(このインタビューログでSCP-1982-Aとして記載。)当該人物自体は話さなかったが、異常な表情を一連のインタビューの間、終始作っていた。

SCP-1982-A: てめぇは██████ ██████じゃあないな。

オルテガ研究員: 現在喋っているのは誰ですか?

SCP-1982-A: 信者たちが話しているのさ。

オルテガ研究員: では、たった今、私が見ているこの男性は誰ですか?

SCP-1982-A: そいつは、チーズって言うんだ、本人だ。ビッグマン、お偉いさん。アルコン師、セレブレーション・ビッグチーズ・ホレス。ハッフ・パッフ・ファイヤ、ファイヤ、ファイヤあ?… クラッカー・ホレス!

オルテガ研究員: 我々は、この地域に入ってもいいですか?

SCP-1982-A: その答えは何だ、ベリーダンサー?[不満げな声

当該人物は目を細めて、頭を左右に傾けた後に、目下の研究員を見ると、それからゆっくり目を閉じて頭を振った。

SCP-1982-A: 丸い魂の人だけだ。四角なら、この穴にはめ込むことは出来ない。

当該人物は眉を吊り上げて、口を開けつつ微笑み、頭をテントの中にゆっくりと引き戻した。

このインタビューの直後に、オルテガ研究員はSCP-1982の内部にSCP-1982-1と入ろうと試みましたが、その地域に人気はありませんでした。出た後に、SCP-1982-Aが再び現れて、言葉でオルテガ研究員を罵りつけました。「彼らは一日中このような事をすることが出来る」といった節のことを述べていました。五時間後、SCP-1982-1単独で、SCP-1982の中に入ることが許可されました。

ジョージア1598AMからの抜粋: このラジオ信号は毎年08/23に二分間、周囲2kmで放送されています。

1966

私たちはタレントをゲットしましたよ、こっちに来んさい、兄弟、姉妹よ。フレッシュなタレントを。トゥーシューズ・█████████████・ビッガムの──ラジオの出演者!あまーいトーンに、もっとあまーい匂い、考えてみたいよ!サンディ、続けてカエルが踊っている映像を流してくれないかい、今だよ!

1977

私たちは、山のように散らばっていた不潔な血肉ありったけをみんなで始末しましたよ、まるでサンクスギビングデイのゴミ入れのように。ドクター・ベルベット・█████████████・サマー・トーン──その精神そのものはー……ここ建物の中に。兄弟たち。さあ、君の振動でもって、今すぐ私たちに栄誉を与えてもらえるかい。

声2: ベイビー、もし一緒に居続けられるのなら……

[喝采]

1987

さあさ、アンタは神聖めいたウィザードロム2に這入らなければならない、さあ、私の話を聞こうや兄弟たち。まるで夏に刈られた朝の芝草のように。アンタはそこに漂わなきゃならないのさ、北第五教会信徒3の二本足なんてありえない、一ドル見つけたように割り込むなんてありえない。ダメダメ。匂いのように、本当に滑らかに忍び寄って、そして──兄弟、すぐに理解しますよ──あなたは、その肉体を破壊しなきゃならん。ぶっ壊せ。北の輩が理解できないのはそのことだ。

1988

君たち皆がみんな、吸引の準備出来て無くない?つまり、何人かはそうすることさえ出来やしない。何だ?ジェフ?はは!あんた、█████████████ほど、ピリッピリしてるってか?まぁそう怒るな。座って、まずは座れよ、坊や。あんたが彼らの台所を悪臭で満たすことなんざ誰も望んでないさ。

1998

ちょっとまてよ、今、私たちは、外からのお客さんを捕まえたぞ。だったと思う?[つぶやき声、次第に叫び声と罵りが優勢になっていく]こちらが、98年の友人、タレントで御座い。クソったれ、コッコッコっトー、靴二つさん、こと金無しクソったれダンシングオウム!誰かちょっと私にピーター・ヘイデンでも持ってきてくれないか、さもなきゃ私は君たち全員を神聖なる放屁めいて地獄までふっとばすぞ。くそったれなオウムから出て行くってこと何て絶対なくない?公正なるありがとうを、外の肉穴の友人へ、宣言します。

2001

一体全体何処だ、皆よ、は?カエルの場面を流せ、サンディ!

2002

ここに降ろせたらよかったスターの代わりの受け入れがたい補欠としてあなたは入る。耀く手々をお持ちの主はこれに対して微笑んではくださらん、だが畜生め、私らには他に相手がいないんだからしょうがない。しかしだ、考えてもみろ、北の五番どもみたいなくっさい煙が来たわけじゃないんだ。居らっしゃった、兄弟ピーチクパーチクこと、四足リスご本人。煙は自由にやってくれ、兄弟。精神を清めるんだ、燃やした後に軽い休みを取るとしよう。君たち、手っ取り早にションベンでも他の抱えてるもんでも済ましてきなさい。私は飲みもんが必要だ。

2008

君たちが何か家に持って帰りたいのなら、ギフトが使えるぞ。ちくしょう、ピーター・ヘイデン本人の古ぼけたカバンのタバコが、あなたのパイプを待っている……それか、アンタがヒッピー系ならマリファナが待っている。行って直ぐに買ってくれ、このショーを続けることは出来ない……どうしたジミー?煙霧!はは!言っただろうが!彼は煙霧だと言った。このまま煙霧が無くなるまで続けるなんてことは出来ない!人々よ、我々は来年も、毎年、3███年まで、君たちにWorld 390放送のスターたちは死んだ星ではないと、シグナルは弱まってはいないのだと見せてやろう。とんでもない。寄付金のゴールには達していないが、お互いのハートには達したのだ。レディース・エンド・ジェントルメン。私は感傷的になっている、私が思うにこのリチャード・スミスに幾つか火をつけてやらないといかん、私が泣く前に。[鼻をすする音

関連する要注意団体: 第五教会

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『セレブレーション 'ビッグチーズ' ホレス』

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