SCP-1985
評価: -1+x

アイテム番号: SCP-1985

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1985は副次サイト-███に収容し状態と健康を良好に保ちます。進行中であるSCP-1985-Aの研究は義務的に実施します。

SCP-1985が別の異常実体への曝露、装置のエラー、その他理由により、重大なセキュリティ違反になると判断された場合、プロトコル1985-アダーンを施行します。プロトコル1985-アダーンはレベル4機密事項として取り扱われ、収容違反が発生した場合にSCP-1985に関わる全ての職員に自動的に伝達されます。

機動部隊オミクロン-1985はSCP-1985が転移から戻った際に、回収する任務が割り当てられています。SCP-1985の帰還が多くの一般人に目撃される場合に備えて、大量の記憶処理が事前承認されています。

SCP-1985は追跡装置が埋め込まれており、現在承認された職員が同行するクラス1(完全/非制限)の自由行動と社会権が継続的な模範的行動と追加の機密情報に基づき与えられます。クラス1規約に於いて、SCP-1985は副次サイト-███の承認された区域の外への移動は認められず、承認された職員の同行無しにその収容から出ることは決して認められません(一時的な不本意の移動を除く)。承認された職員は規約指針に則ったSCP-1985との会話と、SCP-1985のファーストネームへの言及が可能です。SCP-1985とのクラス1の会話の為の職員の承認は、現在グラス博士が取り扱っています。

現在、SCP-1985の収容室にはインターネット接続がされているコンピュータが備え付けられています。SCP-1985によって外部ネットワークに送信される全てのデータは、監視職員によって管理します。リアルタイムのアクセスは認められません。収容プロトコルR-ジーナス-13を参照してください。

転移の間、SCP-1985は常に機材が割り当てられます。全ての回収した物体は転移が終了直後に確保します。

説明: SCP-1985はジャクリン・███████という名前のアフリカ系アメリカ人の女性です。SCP-1985-AはSCP-1985の身体に埋め込まれた別世界へと転移できるテレポーテーション装置で、数百万の極薄の構成物が脳と脊髄に含まれており、複数の大きな構成物が胸部と腹部に位置しています。SCP-1985とSCP-1985-Aの異常特性は複数のその他SCPアイテムの性質に基づいているように見えます。

SCP-1985が死亡すると、SCP-1985-Aが起動します。

起動すると、SCP-1985-AはSCP-1985を並行世界へと転移させます。この並行世界は通常(約95%の率)ジャクソンK-クラス分類システムと一致するK-クラスシナリオが進行中です。5%の例外は現在の財団が使用している物より僅かに異なるK-クラス分類システムの利用の結果であると考えられています。1

SCP-1985の移動先の指定は完全に制御不能ですが、"導線が付いた"SCP-1985によって特定の世界とシナリオの種類を目標とすることはできます。SCP-1985は転移の開始直前に目標に関連した資料に露出させることにより誘導されます。

SCP-1985が触れている(また特別に転移させたいと望んでいる)物体や人間は一緒に転移します。死亡前に5分以上意識が無かった場合、SCP-1985は身に付けている物体以外を転移させることはできません。

転移中のSCP-1985との双方向通信は可能です;信号は全ての機材が同じ世界に位置しているかのように送受信します。信号は異常な影響から明らかに保護されています。

SCP-1985は並行世界の地殻表面近くの不規則な位置に転移します。この場所は水中、地中、空中の場合があります。この(またその他)理由により、SCP-1985と共に人間を転移させることは推奨されません。

平行世界でSCP-1985は身体の状態が非常に変化した状態で生き返ります。SCP-1985は状態の変異により、全ての身体的損害や、多くの異常な影響に対して高い耐性を持ちます。食料、水、酸素無しに長期間(未知の要因により可変)生存することが可能です。SCP-1985-Aの構成物はその身体から突き出ており、顕著な点として細い金属の糸が肌の表面を覆っています。

一度、以下の条件が満たされた場合、SCP-1985-AはSCP-1985をその転移から帰還させます:

  • SCP-1985が死亡する。
  • SCP-1985は死亡していないが、重症を負う、または肉体の10%以上を損失する。
  • 6ヶ月経過する。SCP-1985の主張では、この6ヶ月は適切な装置で変更させる事のできる"デフォルト設定"であり、動力が失われるまでに数年間は目的の世界に滞在することができます。

SCP-1985は基本的な身体の状態、生存し身体の傷が無くなった状態で帰還します。通常SCP-1985は(転移先とは対照的に)生存に不都合ではない場所に不規則に帰還します。

SCP-1985は転移が発生せずに30日が経過すると、常に自動的な転移事象を発生させます。この場合での死因のメカニズムは不明です;単に全ての身体機能が同時に活動を停止します。SCP-1985はこの1ヶ月の期間も制御装置によって変更させることが可能だと主張します。

財団研究員はSCP-1985-Aとインターフェースによる接続に成功しました。情報の回収が進行中です。現在SCP-1985-Aの制御装置の修理作業も進行中です。

"何もない所から"現れようとしている所を数人の住民に目撃された2日後の19██/██/██、カルフォルニア州ロサンゼルス市[編集済]でSCP-1985は回収されました。SCP-1985は目撃者を避け、地元病院で自身を検査しました。財団職員が到着すると、SCP-1985は回収の遅れに対する困惑を主張しました。SCP-1985によると、財団はSCP-1985-Aを埋め込んで、最後の転移において接触回数が想定以上に少なくなるまで、定期的に転移させられていたと主張しました。

SCP-1985は並行世界の財団、またはロードス企画の計画である[編集済]によって設計されたと考えられます。SCP-1985の全ての異常な特徴は、財団が収容する異常物体が由来と考えられます。SCP-1985はロードス企画の35個の"成功"した製品(593個の"失敗"した製品も生産した)の1つで、"K-クラスシナリオ研究装置R-21"と呼ばれています。

SCP-1985回収情報を参照してください。[データ削除済]ロードス企画の他の"成功"した製品はまだ回収されていません。

SCP-1985は以下の顕著な身体的特徴を示します:

  • 臨床的鬱病、神経性食欲不振症、癌、アルコール中毒の病歴。
  • 身体の内部と外部の至る所に存在する瘢痕組織(特に脊柱と後頭部)。
  • 大幅に減速した老化現象。記憶処理を利用した治療により、実際の年齢の特定が困難になりました。20代後半の外見をしています。
  • 幾つかの再構築事象からの保護が可能。
  • [レベル3アクセス承認] SCP-1985には[編集済]に住む同一人物がいます。同一人物は異常特性が無いことを除けば、SCP-1985と同じです。

プロトコル1985-アダーン: [データ削除済]

転移: 適切なクリアランスレベルを持つ個人はSCP-1985の転移の詳細情報を得るために伝達済文書1985-アルファへアクセスすることが可能です。


補遺:

要望により:誘導成功率が低下した代表的な事例は転移289-0AJ-PO5であり、この時SCP-1985は[編集済]の情報により誘導が行われ、またSCP-1985の同性愛と宗教の背景を言及された事により動揺していました。この結果、SCP-1985はキリスト教を基本としたカルトが特異的な手段によって非異性愛者を全て殺害する事に成功した世界へと転移しました。類似した結果をリスト化した資料を添付しました。この理由により、指針から外れたSCP-1985の感情の変動はお勧めしません。せいぜい、成功率の低下に留まるでしょう。
- ███████博士

補遺: [データ削除済]この一覧には以下の異なるシナリオ(重複無し、ジャクソンK-クラス分類システムに従います)

  • XK-クラス・アルファ型世界終焉シナリオ(焦土化)
  • XK-クラス・オメガ型世界終焉シナリオ(宗教的)
  • AK-クラス"狂気"世界終焉シナリオ
  • EK-クラス"意識喪失"世界終焉シナリオ
  • NK-クラス"グレイ・グー"世界終焉シナリオ
  • CK-クラス再構築シナリオ
  • RK-クラス"競争敗退"再構築シナリオ
  • SK-クラス支配シフトシナリオ
  • IK-クラス世界文明崩壊シナリオ
  • [データ削除済]

補遺: 19██/05/19、SCP-1985はクラス-Nを目標とした記憶処理を要請しました。要請は却下されました。

更新: レベル4クリアランスを持つ職員はSCP-1985の更なる性質の情報の為に転移XJU-034-IQ1の参照が可能です。

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