SCP-2006
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SCP-2006.jpg

ロボット・モンスターの静止画像。

アイテム番号: SCP-2006

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2006はサイト118の気密収容室に収容されます。SCP-2006の形状の変化は常に監視されねばならず、変化はただちに記録されます。SCP-2006と接触しようとする全ての職員は恐怖と驚愕の表現に焦点を当てた演劇コースを受講している必要があります。

毎月、SCP-2006には最低1つの新たな、非常に低品質のホラーないしホラー要素を含むSF映画を視聴させます。SCP-2006へのあらゆる干渉は、SCP-2006自身が上記の作品は卓越した恐怖への理解を実演していると信じ続けることを助長させるものでなくてはなりません。

説明: SCP-2006は、その基本状態ではおよそ直径50センチの異常な球状実体です。SCP-2006の目指すところは、可能な限り多くの人間に恐れ、かつ/もしくは恐怖の感情を呼び起こすことです。この目的を達成するため、SCP-2006は自らの形状・質量・体積・密度・化学組成・声を望んだとおりのいかなる形にも変える能力を持ちます。現在、SCP-2006を破壊する方法は不明です。その変形能力の限界は未知であり、現時点では無制限であると予測されています。

現在、SCP-2006はそれが視聴したさまざまなホラーやSF映画に登場する各種の存在、悪役の姿をとることに興味を示しています。SCP-2006がとる最も普通の形状は1953年の映画「ロボット・モンスター」1 の「Ro-Man」2 です。

SCP-2006はそれが本来ならば発話不可能な実体の形を取る際にも発話することができます。SCP-2006は基本的にそれが接触したあらゆる個人を脅かし、かう/もしくは怖がらせようとしますが、そうした後は愛想よく友好的になります。この背後理由は現時点では不明です。

SCP-2006は繰り返し可能な限りの恐怖を引き起こしたいという目的に付いて述べてきましたが、SCP-2006には人間に恐怖を引き起こす概念について貧相な判断しかできず、常にその目的を達するため新しい手段を模索しています。この理解は人間の感情についても同様であり、そのためSCP-2006は人間にとっては明白である感情の微妙な差異を識別することができません。

補遺: サイト-118現管理官覚書/SCP-2006

私はSCP-2006に関するたるんだ振る舞いの報告をいくつか受け取っている。多くの職員が監視中、奴が新しい映画を見たり人を脅かそうとしているのを見て笑っているとか。なぜSCP-2006がKeter実体に分類されているのか疑問視する職員もいるそうだ。

ここで君たちに思い出してもらおう、Keter実体はKeter実体なのだ、どれほど無害に見えようが。いかにも、SCP-2006は荒ぶる半神でもなければ、再生能力を持つ超トカゲでもない。だがあれは、財団が収容する他のすべてのKeterと同等の危険を有しているのだ。

SCP-2006の目的を考えてみたまえ。あれは人々を恐怖させることを望んでいる。もしSCP-2006が収容を脱し、本当に人々を恐怖させるものを見出したなら何が起こるか、想像してみたまえ。もしあれが戦争の恐怖と恐れや、すべての人類ひとりひとりに共通する妄想や恐怖症という概念を理解したら、と。

もしあれが核による大量虐殺や、XKクラスシナリオの恐怖に気付いたら。さあ、それに限界不明な変形能力を持つ実体が合わされば、なぜあれがKeter分類されているのか分かろうというものだ。

上に述べたようなことを言った職員は皆適切に懲戒された。私はこのことについて二度と聞きたくはない。

ランドール・オウイングス博士
サイト-118管理官

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