SCP-2043
評価: +3+x

アイテム番号: SCP-2043

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2043は標準的人型実体収容チャンバーに収容します。SCP-2043は常時、2以上の人員および/または映像記録装置によって監視されなければなりません。収容違反が発生した際には、SCP-2043と接触していた人員は収容が完全に回復されるまで、SCP-2043と目を合わせ続けるよう推奨されます。

SCP-2043とはコミュニケーションが取れず、また放浪癖があるため、SCP-2043の増加実体に備えてサイト3399を常時監視するようにしてください。必要な場合には非致死性の実力行使が許可されています。収容チームは1ユニットを最低でも2人の人員で構成することとします。

説明: SCP-2043は19歳の白人女性で、以前行方不明になったアリエラ・█████(: セクション19-A3を参照)と類似した外見を持っています。ある個人がSCP-2043の観察中に視線をそらす1と、SCP-2043は観察者の視線上に自身の物理的複製を生成します。新たな複製は一体あたり20秒から30秒の間隔でさらなる複製を生成しようとします。

SCP-2043の複製は物理的および遺伝的にオリジナルと同一です。その効果は観察者が増えるごとに指数関数的に増加していきますが、ある定数(最小2)の被験者による同時観察を維持することで、複製の機会を最小限に抑えることが可能です。

通常、SCP-2043は外部刺激に対して反応を見せず、物理的接触をはじめとするコミュニケーションの試みにも一切反応しません。SCP-2043による物理的接触の知覚はすべての複製の間で共有されるようで、それがSCP-2043実体たちの間で大規模なパニックを引き起こすこともあり、SCP-2043実体の移動によって制御不能の複製の生成が発生する可能性を潜在的に有しています。接触によってSCP-2043とコミュニケーションを取ろうとする試みはほとんど成功を見ていません。

付記19-A3: アリエラ・█████は19██/7/██、7歳のときに[編集済み]で行方不明になり、10年後に近隣の地下室で発見されました。さらなる詳細は調査中のため利用できません。

SCP-2043は上記の失踪事件から9年後に70キロメートル離れた場所で発見され、警察へ通報した個人は自分の地下室でアリエラ・█████を発見したと主張していました。SCP-2043の効果がこの通報者にも有効であったかどうかはわかっていません。複数の警官の存在は数百のSCP-2043実体の出現を引き起こし、警官による発砲で複数のSCP-2043が殺害される結果となりました。財団職員はこの事件から18時間後に情報を入手し、[編集済み]の町を一時的な隔離し影響を受けた個人(██,███名)に対してクラスB記憶処置の大規模実施を行いました。

この事件の後に行われた調査によって、SCP-2043の外見がアリエラ・█████の加齢後の予想写真にきわめて類似していることが判明しました。彼女の失踪事件への潜在的関連性の疑いから新たな捜査が行われ、行方不明者の発見へと繋がりました。[編集済み]に潜入している財団のエージェントによって平行して調査が行われ、アリエラ・█████はSCP-2043およびSCP-2043を発見した個人について何の知識も有していないことがわかりました。また、█████さんは加齢後の予想写真とは明らかに異なる外見をしていました。さらなる詳細は調査中のため、機密とされています。

補遺: SCP-2043実体の再発生が[編集済み]の町において報告されたことから、SCP-2043に曝露した個人のうち██%にSCP-2043についての記憶が残留していることが判明し、SCP-2043に関する記憶を消去するためにさらなる記憶処置の実施が必要であることがわかりました。高レベルの記憶処置の度重なる実施による免疫系および/または神経系疾患のリスクを隠蔽するためにカバーストーリーが流布され、町は再発に備えて監視下に置かれました。

町の住人はSCP-2043を助けるための会議や集会を頻繁に行っており、「リメンバー・アリー(アリーを忘れるな)」という名のグループを結成して、アリエラ・█████を発見するためのさらなる努力を呼びかけています。こうした住民に█████さんが無事に発見されたことを知らせる試みはおおむね失敗しており、住民はすぐにまた「リメンバー・アリー」のための集会や募金を行おうとします。この明らかな矛盾を説明するためにいくつかのストーリーが住人によって流布されており、その中には発見されたのは同時に失踪したアリエラ・█████の姉妹であるとか、SCP-2043を「違うアリー」あるいは「別のアリー」であるとするものさえあります。

補遺2: 2014/██/██、アリエラ・█████とその母親が「リメンバー・アリー」のメンバーとなっていることが確認されました。

補遺3: 2014/██/██、2人の遺伝的に同一な少年の遺体が[編集済み](SCP-2043が発見された場所から約700メートルの位置)で発見され、遺体には近距離から銃で撃たれた痕が見られました。現場では行方不明になった児童であるリー・████・███の捜索ポスターが発見され、そのポスターにはリーくんが十代になった際の予想写真が掲載されていました。SCP-2043と同様、二人の遺体は加齢後の予想写真ときわめてよく似ていました。リー・████・███はまだ発見されておらず、SCP-2043との潜在的関連性についての結論は出ていません。

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