SCP-2074
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SCP-2074

アイテム番号: SCP-2074

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2074に危険性は存在しません。民間におけるSCP-2074の情報および探索は監視下に置き、必要に応じてアクセスを遮断しなければなりません。現在、財団は少なくとも1名の人物もしくは団体がSCP-2074の異常特性を認知しており、さらには監視や操作を行なっている可能性もあると推測しています。この人物・団体を特定する試みが進行中です。

説明: SCP-2074は太平洋バンクーバー島西部の地震地帯である南エクスプローラ・リッジに位置するブラックスモーカー熱水噴出孔です。SCP-2074は深度1770 mの漸深海帯に存在しています。

SCP-2074は付近の噴出孔の活動音を観測する目的でアメリカ海洋大気庁が配備した浮標探査列によって発見され、モリサト-ヴォークス信号テスト (MVST) プログラム1により陽性の結果が出ました。財団は異常信号源をSCP-2074として隔離しました。

█████博士と███████████博士の長期間にわたる研究の末、SCP-2074の活動の変化 (鉱物と過熱水の噴出) は4種類の言語の音節に対応していると結論付けられました。活性化時、この「メッセージ」は英語、スペイン語、ヌーチャヌルス語 (バンクーバー島西部に住むヌーチャヌルス族固有の言語)、ロシア語の借用語を有するディティダート (バンクーバー島南部に住むディティタート族固有の言語) で16時間繰り返されます。

SCP-2074から4.6 m以内の海底には、激しく腐食しながらも動作している30 cm x 30 cm x 10 cmの電子デバイスが備え付けられています。このデバイスには操作部、入力部が見られず、出力部は点灯する7セグメントディスプレイパネルのみです。デバイスにラベル表示はなく、その目的、起源、製造者、SCP-2074との関係およびやり取りは不明です。Anomalousオブジェクトへの分類はさらなるデータ待ちです。

補遺2074-A

201█/12/16
最初に確認された信号は以下のように訳されました。

生命の起源が熱水にあることを示す確たる証拠

これは地球上の生物が海中の熱水噴出孔を起源としているとする無機物生命起源論に関する記述と考えられます。調査のため、遠隔操作型探査船 (ROEV) がSCP-2074へと送られましたが、異常な活動・特徴の証拠は発見されませんでした。近隣の場所から採取されたサンプルは異常なものではないことが確認されました。


201█/1/29
2度目の異常活動期に入り、以下のように翻訳されました。

数千年前に異星人が地球に来たことを示す証拠を発見

2機目のROEVが配備され、SCP-2074およびその周囲半径0.5kmの探査 (映像探査を含む) が数回行われました。探査船の活動内容以外には前回から特筆すべき変化はありませんでした。メッセージ自体はSCP-2005SCP-471SCP-163に関する十分な知識があったことから重要なものとはみなされませんでした。

この探査時、異なる方向からROEVを近づけたことにより初めて件の電子デバイスも観察されました。この時点でディスプレイパネルには「00002」と表示されていました。


201█/2/07
噴出口の非活動期に3機目のROEVが配備されました。噴出口の活動を除けば、ディスプレイパネルの表示が「00003」になっていたこと以外に変化はありませんでした。


その後のSCP-2074からの信号の翻訳の一部を以下に示します。

海底にヨーロッパへと続くワームホール存在の可能性

幽霊船セレストセレスト号 (原文ママ) の残骸

パレッジ・コーラを買おう

ポンピイ・ワームの赤ちゃんが可愛い

物理法則に反する酵素経路を持つバクテリアを発見

惑星の核までまっすぐ繋がる穴を発見

溶岩で埋め尽くされた異様に深い穴を発見

パレッジ・コーラを買おう


201█/9/13
活動期のSCP-2074とその周囲を調査するため、3機目のROEVが配備されました。周囲には変化はなかったものの、前述のディスプレイパネルの表示は「00005」となっており、表面のゴミやフジツボが除去されていました。SCP-2074へのさらなる探査は保留されています。

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