SCP-2077
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SCP-2077の最も一般的な外見の二つ。左のソフトカプセルは魚油を含み、右のカプセルは骨粉を含んでいる。

アイテム番号: SCP-2077

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 全ての薬物の小売業者はSCP-2077の事例の為に監視されるべきです。確認された事例は押収し、それらの元の出所は可能な限り追跡されます。人間がSCP-2077を消費する事は、輸入品の処方薬は危険であると個々人に教育する計画、及びキャンぺーンを通じて防止されます。財団はSCP-2077の事例が報告されている指定の『ホットスポット』に対して、フロント企業である『サンライズ・ケア・プラクティッショナース(Sunrise Care Practitioners)』ブランド名のジェネリック医薬品であるノルアドレナリン再取り込み阻害薬(NRI)、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、非ステロイド性炎症薬(NSAID)を配布する職務を維持してください。

説明: SCP-2077は、粗雑な家と屋根の上にちょこんと輝く太陽が描かれているロゴマークで表現された、『スタッフ・インダストリー』という名の無認可の会社で製造されている、鎮痛剤、抗不安剤、抗うつ剤、及び抗痙攣剤として様様に宣伝されているカプセルと錠剤を指します。

錠剤は宣伝の通りに機能するように見えますが、カプセルの中身を解析した結果、各カプセルはガラス、石英、植物体、火山灰、砂糖、骨粉、そしてフクロウのペレット等を含んだ、粉砕された粉末のオブジェクトで満たされている事を明らかに示しました。錠剤も同様の物で構成されており、造粒もしくは廃棄物でポリマーコーティングされています。カプセルの中身を空にして消費した場合、SCP-2077の効果は維持されません。

SCP-2077の最初の事例は、マレーシアの█████████に出現した『スタッフ・インダストリー』から、薬物捜査によって押収された、██,███kgのカプセルと錠剤の一部でした。分析により不正な薬効成分が検出された錠剤、及び押収された物品の多くは、財団が保管する前に破壊されました。SCP-2077の更なる事例は、東南アジア、インド、オーストラリア、中国そして南アメリカで散発的に出現し始めました。

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実験中に落とされた被験者D-██████の前方部。

SCP-2077を使用し続けると、2~4週間を過ぎた頃に追加の効果が見られます。
この時期の間、個人の体は切り離され、毛髪及び皮膚細胞から皮下細胞層に至るまで、それぞれが一晩で失われた組織の再生を開始します。より長くSCP-2077がそれぞれに残留していると、体の大きな部分が置換され始めます。臓器と組織が複製された問題については、オリジナルの組織と遺伝的に同一で、疾患及び/又は怪我はSCP-2077によって治療されるか、自由に除外されます。

SCP-2077を使用した被験者は、ゲルストマン症候群1及び/又は自己身体部位失認2と一致する症状を示し、自己の身体の部位を識別する事ができないと報告しています。被験者は多くの場合、自身の手足を自分自身の一部と認識できない事により、目標と自身の手足の距離を決定する事にしばしば苦労します。被験者は鏡の中の自分自身を見る事により、認識の不整合を軽減する事ができますが、しかし自分の身体の特定の部分を識別する事ができないという領域を決まって示します。

実験記録

このグループはSCP-2077の作用を確認する為に150人のDクラスから選ばれた。彼らは物理的及び精神的苦痛に基づいてグループ化された。
グループ1はSCP-2077の効果を教え、偽薬を投与した。
グループ2はSCP-2077の効果を教え、内容物を空にしたSCP-2077のカプセルを投与した。
グループ3はSCP-2077の効果を教え、SCP-2077の内容物を別のカプセルに入れて投与した。
グループ4はSCP-2077の効果を伝えず、SCP-2077をそのまま投与した。
グループ5はSCP-2077の効果を教え、SCP-2077をそのまま投与した。これは統制群である。

テストは3ヶ月掛けて行われた。

グループ1 (偽薬)
時間 効果
3週目 効果は報告されず。
6週目 30人の被験者の内11人が回復すると主張した。測定可能な改善は見付かっていない。
9週目 効果は報告されず。
12週目 効果は報告されず。
15週目 5人の被験者が精神的苦痛が「治った」と主張する。精神的評価は、この主張が誤りである事を示している。これ以上の結果はこのグループから検出されていない。
グループ2 (空っぽ)
時間 効果
3週目 1人の被験者が胸の痛みを経験する。後に実験とは無関係である事が確定する。
6週目 4人の被験者が、自分の症状が改善されたと報告する(被験者は、様様な呼吸器疾患に罹患していた)
9週目 効果は報告されず。
12週目 効果は報告されず。
15週目 効果は報告されず。
グループ3 (代替カプセル)
時間 効果
3週目 6人の被験者が腹痛を訴え、短時間の胃腸の問題に苦しんだ。後にSCP-2077の内容に反応したものと特定された。
6週目 19人の被験者は全体的に健康状態で、小さな改善を報告している。測定可能な改善は見付かっていない。
9週目 1人の被験者が、SCP-2077の内容物によって引き起こされたナトリウム値の増加により、一時的に入院した。
12週目 効果は報告されず。
15週目 効果は報告されず。
グループ4 (SCP-2077)
時間 効果
3週目 30人中28人の被験者が皮膚及び脂肪の層に続いて爪と歯の喪失と重複を含むSCP-2077の効果を経験する。眠っている被験者の映像は、皮膚に重度の膿瘍が形成され、破裂して皮膚と脂肪の層の剥離が引き起こされる事を示している。血液が洗い流されると、皮膚と筋肉は通常通りに現れる。落とされた身体部分は被験者が眠っている間に処分された。1人の被験者はニキビを除去するのに有効であると報告した。
6週目 30人中14人の被験者は手足の喪失を経験し、複製されたコピーに置換される。影響を受けた全ての被験者は、新しい手足との整合を「酷くちぐはぐだ」と報告し、何人かは置換された手足の触角を知覚できないと報告している。
9週目 30人全ての被験者は身体部位のいくつかの喪失と置換を経験し、腎臓、肝臓の小片、及び胆嚢を含む臓器の逆流が7例報告された。
12週目 30人中4人の被験者は、湿疹、肝硬変、腎不全及び不眠症を含む彼らの苦痛が「治った」と報告している。
15週目 30人中25人の被験者は、今や精神的苦痛を含む全ての苦痛が「治った」と報告している。25人中21人は、いくつかの義肢を持っていると例え、自己の身体部位を識別する事ができないと報告した。残りの3人の被験者は、彼等が死亡しており、新しい身体に置き換えられてしまったと信じている。残りの1人の被験者は、1つの肉体を有する2人の異なる個人であると主張した。
グループ5 (対照実験)
時間 効果
3週目 結果は予想通り。
6週目 結果は予想通り。
9週目 結果は予想通り。
12週目 SCP-2077に対応できなかった1人の被験者が全身の複製により苦しんだ。被験者は、SCP-2077は彼等に「第二の人生」を与える為に「神の介入」によって造られた作品であると主張した。被験者は自己身体部位失認の重篤な症状を示し、腰の下から全ての移動性を失った。

補遺: SCP-2077を消費する極端なケース3では、被験者の中に『重複した』彼等の身体を残して『オリジナル』の身体が死んでいき、個人の体全体が『二重化』される可能性があります。この状態の被験者は多くの場合、記憶や人生経験を保持しながら行動や性格の明確な変化を経験し、深刻な離人症に悩まされる事になります。

一人の被験者は、SCP-2077の使用は彼等を「殺し」、その効果で自分自身の完璧な生きているコピーを作成したと主張しました。少なくとも3例の文書化されたケースでは、被験者は『自分自身』とその『かつての自分達』との間で識別する事を可能としながら、個人的な出来事を思い出す事のできる『全く異なる』人々であるかのように感じると記載されています。

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