SCP-211-KO
評価: +2+x

アイテム番号: SCP-211-KO

オブジェクトクラス: Safe 、一時的にEuclidへの再分類が可能(説明を参照)

特別収容プロトコル: 回収されたSCP-211-KOは低危険性SCP保管庫に保管されます。実験のためにSCP-211-KOと接触する職員は、必ず録音機器を持参する必要があります。財団所属の各サイトは1つ以上のSCP-211-KOを保持することが推奨されます。実験は、各サイトの管理官の許可を得て実行してください。

説明: SCP-211-KO(以下対象と表記)は、発見された場所が属する国1で最もよく使われる電話ボックスの形をしているオブジェクトです。対象は、通常の電話ボックスとして利用可能ですが、電力が供給されない状態でも動作可能であり、この特性を利用して対象を保有している基地との間の緊急連絡網として利用しようという提案が可決されており、現在の運用待機段階にあります。また、現在財団は合計███台の対象を保管しています。

SCP-211-KOは1国の中で2つ以上された例はありません。そのため、現在SCP-211-KOは2つ以上発見されていませんが、新しい国2が成立すると、その国の政府と交渉して、その国が支配する領土内の電話ボックスを全て調査しなければなりません。その場合、O5評議会の命令により、一時的にオブジェクトクラスはEuclidに再分類されます。

対象の電話部分に解読が困難な文字で電話番号が書かれています。この番号は、対象が発見された国では存在しない番号であることが判明しています。対象を利用して、この番号に電話をかけるとソース不明の自動案内システムに接続されます。自動案内システムは、電話をかけた人物(以下通話者)の過去の犯罪履歴を時間を遡って述べます。通話者の犯罪履歴を述べた後、通話者の祖先の犯罪履歴を述べており、通話者が男性である場合、父系の祖先、女性の場合は、母系の祖先の犯罪履歴を述べます。

多数の実験の結果、自動案内システムが述べる犯罪の基準は、次のとおりであることが判明しています。

  • 通話者あるいはその祖先が犯罪を犯した当時所属していた共同体の当時の刑法に抵触するか。コミュニティの定義は、国3、地方行政管区、自治体の順に優先されます。したがって刑法の違反と、地方の条例の違反事項がすべて述べられ、法律体系が発展していない時代あるいは地域でも、村の会議などでの決定事項等の違反が述べられます。
  • 刑法に該当する法律が所属していた共同体にない場合は一般道徳などを参考にされる。そのため法システムが発展していない時期、あるいは地域の犯罪的行為なら文化などを参考に違反を判定することが判明している。
  • 行為者が所属しているコミュニティがない場合、犯罪被害者が基準となる。この条件は、行為者が国籍を喪失した人物であるか、古代あるいは中世の浮浪者の場合などを研究して算出されました。
  • 法道徳が行為者と被害者の両方に存在しない時は犯罪成立が不可能であると推定される。この条件は、最も古い犯罪が紀元前█████年に発生したものであることから推定されました。

対象の起源は不明で、現在は既存の電話ボックスが対象に変化するという仮説が有力です。変化した原因やは、対象に書かれた番号が有力と考えられます。この手書きを書いた人物を追跡するプロジェクトが企画されましたが、現在は推定根拠が貧弱で留保状態となっています。

提案:祖先の犯罪履歴内容に含まれた情報が重要な資料になることがありますので、歴史学部門との実験結果の共有を提案します。- ███博士
返答:基地管理官の情報検閲下においてのみ承認。- O5-██

提案:各SCP-211-KOオブジェクトは、電力がなくても動作するので、有事における通信用途での主要サイトへの配置を提案します。- ██████サイト管理官
返答:承認した。今後新たに回収されるSCP-211-KOオブジェクトはサイト-██に優先的に収容し、保有しているサイトのサイト管理官は、有事の際にSCP-211-KOを使用する手順を確立するように。- O5-██

提案:多くの実験対象者が精神的苦痛を訴えています。子孫を残す方は被害者より殺害側なので、ほとんどの直系の先祖の中には必ずといっていいほど大量虐殺者が含まれています。実験後の精神治療のためのカウンセラーの配置を提案します。-████博士
結果:承認。- O5-██

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