SCP-2140
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SCP-2140

アイテム番号: SCP-2140

オブジェクトクラス: Thaumiel (SCP-2140-1-DはNeutralizedと考えられている)

特別収容プロトコル: SCP-2140は財団職員にとって脅威ではありません。附属書Aの状況下において、敵対的なSCP-2140-1実体に対抗するためにSCP-2140を展開することが承認されています。その他の脅威に対して拡張的に展開する場合には、その都度O5司令部と倫理委員会の許可を得なければなりません。

これ以外の実体の制作や発見を防ぐためにあらゆる可能な措置が講じられるべきです。何らかのSCP-2140-1実体に曝露された、またはそれに関して(附属書Cに定義される)重大な知識を有した人物は、戦略的脅威担当官の裁量によって終了、記憶処理、またはSCP-2140への曝露が行われます。

SCP-2140-1-Dの既知で唯一の断片的な複製は、附属書Eに掲載された安全な大深度貯蔵庫に恒久的に封印されています。

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エリア-313の大深度貯蔵庫

説明: SCP-2140は、プロジェクト・カリニコスの成果としてSCP-2140-1-Dから生成された画像です。SCP-2140-1実体はこの画像の別のバージョンです。全ての実体は[編集済]文字を用いた図案によって描かれています。

SCP-2140の一部を見ることはどのような背景を持つ人物でも可能ですが、完全なSCP-2140を(媒体によらず)見た人物の100%は2/2140クリアランス以上を有する忠実な財団職員です。これらの人物は常に、このプロファイルに一致した(複数の目撃者、財団内の既知の同僚、文書を含む)履歴によって強く裏付けられています。物的証拠による裏付けの存在から、これは履歴を遡行して行われる、対象の人物は常に適切なクリアランスを有する忠実な財団の被雇用者だった、という形への改変であるという仮説が支持されます。このアノマリーは「最も抵抗の少ない」経路に沿って最小限の数のイベントを改変することが推定されています(附属書B)。(Dクラス職員のような)実験被験者や、適切な背景、クリアランスを有しない他の人物が完全な画像を閲覧した記録は存在していません。

SCP-2140-1-Dは当初、ウズベキスタン、[編集済]の███キロメートル西にある[編集済]発掘現場から発見されました。発掘チームからの変則的な報告と発掘現場の性質から、ミーム災害の存在が疑われました。機動部隊エータ-10 ("シー・ノー・イーヴル") が展開され、発掘チームの激しい抵抗に直面しました。研究員と保安要員は[編集済]の遡及的創造に身を捧げる団体の財団内支部員であることが判明し、捕縛に抵抗した末に殺害されました1

回収に続いて、プロジェクト・カリニコスが始動しました。プロジェクト内の独立したチームが、SCP-2140-1-Dを隔離下で部分ごとに解析しました。その成果は特定部分ごとの実装チームに引き渡され、チームはオリジナルへの曝露者を出すことなくSCP-2140の動作するプロトタイプの作成に成功しました。その後、全てのプロジェクトメンバー(初期のプロトタイプに曝露された職員全てを含む)はSCP-2140に曝露され、記憶処理を受けました。

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