SCP-216
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SCP-216の「内部」の一つ

アイテム番号: SCP-216

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 現在SCP-216は第5研究所に属します。取り扱いにはクリアランスレベル2を要します。映像、音声等の記録装置のSCP-216への挿入は、O5承認なしで禁止されます。

説明: SCP-216は、7桁の回転式ダイヤル錠が付属した、高さ35.6cm(約14インチ)の鉄製金庫です。ダイヤルはそれぞれ0から9の番号が振られていて、回転させてセットを変えることができます。ただし、扉が開いている間は、いったんセットされた番号を変えることはできません。またSCP-216の総重量は、鈍化された方法で変動します。(文書# 88-Bを参照して下さい)

SCP-216の扉は望めばいつでも開くことができますが、開かれたその「内部=コンパートメント(区画、隔室)」は、セットされたダイヤル番号に従って変化します。SCP-216内に保管された物品は、その保管された時のダイヤル番号にセットすることによって再びアクセス出来ます。SCP-216内に保管され、取り戻された物品は、装置によっては特に損傷を受けることはないように推測されます。

SCP-216のダイヤル錠すべての組み合わせ番号0000000~9999999にそれぞれ異なる1,000万の「内部」が存在すると推測されます。現在どれほどの物品がSCP-216の「内部」に保管されているかは、判明していません。

またSCP-216の底面には「3/4」と読みとれる文字が刻印されています。「内部」を共有する、類似した性質の装置が他に3つ存在するであろうという仮説が立てられています。この仮説は、文書# 88-Bで報告される調査結果と一致しています。(文書# 88-Bを参照して下さい)


文書# 88-A: █████博士による初期テスト記録

- SCP-216のダイヤル錠を「6692724」とセットし、扉を開けた。「内部」は、空に見える。
- その「内部」に1冊のノートと1本の鉛筆を置き、ドアを閉める。
- 続いてダイヤル錠を「6692725」とセットし、扉を開けた。「内部」は、空に見える。
- 再度ダイヤル錠を「6692724」とセットし、扉を開けた。「内部」からはノートと鉛筆が出てきた。

注: 「SCP-216は、非常に効率的な貯蔵の解決策であるように思える。」 - █████博士


文書# 88-B: █████博士によるテスト記録

「内部」に保管された物品が、SCP-216全体の質量に与える効果についてのテスト

- 物品を「内部」に保管する前に計量されたSCP-216の総重量は: 935.877kg
- 続いてSCP-216「内部」にノートと鉛筆(合計重量350g)を入れ、扉を閉める。
- ノートと鉛筆を「内部」に保管した後に計量されたSCP-216の総重量は: 935.965kg

期待される重量: 936.227kg
実際の重量: 935.965kg
その差異: 262g

総重量935.877kgの物体に350gの物品を加えたのだから、本来示されるべき重量は936.227kgでなければならない。この差異はSCP-216が内容物の重量の25%のみの影響を被ることを示す。これはSCP-216の底面に刻印されたシリアルナンバー「3/4」と符合する。すなわち、SCP-216と同様の「金庫」4台間で内容物の重量を1/4ずつ均等分していると推測される。


文書# 122-A: ███████博士によるテスト記録

「内部」0000000から0000206の内容について調査。「内部」0000000からオガクズの痕跡を発見。「内部」0000001から0000206については空であった。

さらなるテストを決定。


文書# 152-D: █████博士によるテスト記録

「内部」0000332~0000398から████████████(女性、28歳。報道によると20██年██月██日から行方不明)の分解された身体の一部分をそれぞれ発見。しかるべき鑑定ののち、焼却された。肝臓、脾臓、肺については発見できなかった。


文書# 159-B: ████████████博士によるテスト記録

「内部」0000409から体重30kgのユーラシアクズリ(学名Gulo gulo ; オス、成体)が生きた状態で発見された。扉が開かれるや否や███████博士に襲いかかり、警備員から5発の銃弾を撃ち込まれるまでに███████博士を殺傷、近くにいたDクラス人員2名に障害が残るほどの重傷を負わせた。解剖の結果からはクズリに異常は見られなかった。

後の調査で「内部」0000409にクズリの毛、尿、肛門腺分泌液の痕跡のみをそれぞれ発見。


文書# 160-A: ████████████博士によるテスト記録

「内部」0000456から弾倉が満載で、1発が薬室に装填されているグロック19自動拳銃、およびクロンダイク社のアイスクリーム・バー1個(レギュラー・フレーバー)を発見。アイスクリーム・バーは溶けておらず、「内部」にある間は触れると冷たいほどだったが、調査のために「内部」から取り出されると2分と経たず溶け始めた。そのため改めて「内部」に戻されたが、3時間後、再度0000456の扉が開かれた時にはやはり戻された時と同様わずかに溶けていたままであった。調査のために再度取り出し、2階カフェテリアの冷凍庫に1時間保管。のち、拳銃と共に0000456「内部」に戻す。


文書# 161-A: █████博士によるテスト記録

「内部」0000501(空いていることを確認済)に、財団で使われている標準的なGPSユニットを1台入れたが、扉が閉められた瞬間に反応は消えてしまった。後に取り出したGPSユニットからこの間の位置データを割り出そうとするも、分析の結果はGPS衛星の測定範囲外であった。


文書# 174-B: キング博士によるテスト記録

「内部」6162384から51粒のリンゴの種を発見。
「内部」1846563から22粒のリンゴの種を発見。
「内部」2960104から9粒のリンゴの種を発見。
「内部」8585821から78粒のリンゴの種を発見。
「内部」1111111から激しく腐敗したリンゴ1個を発見。


文書# 152-E: ██████博士によるテスト記録

██年4月16日、以前チェックされた「内部」全てを再確認のために開いた。0000332~0000398間で未知の男性一人と一致する分解された身体の部分を、それぞれ152-Dテストログと同様の順序で、肝臓、脾臓、肺も含めて発見。さらに、152-Dテストの際特に処置をなされなかった各「内部」に、前回保管されていた物品の痕跡が見られず、殺菌洗浄処理されていたと判明。O5指令の要請に従い、発見された全部位を元通り「内部」へと再保管。現在取扱方を検討中。


文書# 162-A: █████████博士によるテスト記録(テスト自体の実行は█████博士による)

1台の█████████デジタルビデオカメラを録画にセットし、扉側を向けて「内部」5500000に収納し、扉を閉めた。続いて5500001を開き、「内部」が空であることを確認、扉を閉め、再び5500000を開いて収納されていたビデオカメラを回収。

録画された映像を確認中、█████博士は即座に一過性の脳虚血症を発症。

録画された映像には、「内部」にビデオカメラを置いて扉を閉める█████博士と、その後即座に開かれる扉、「内部」からビデオカメラを取り出す█████博士が映っていた。
█████博士が報告した場面と矛盾。

また録画には可聴音が一切含まれなかった。後のビデオカメラの分析で、カメラ内部にいくつかの破砕が発見された。


文書# 162-B: █████████博士によるテスト記録

[データ削除]

[データ削除]


文書# 162-D: █████████博士によるテスト記録

1台のテープレコーダーを録音にセットし、「内部」5500000に収納し、扉を閉めた。続いていくつかの他の「内部」を開いた後、再び5500000を開いて収納されていたテープレコーダーを回収。

回収、録音された音声ファイルは、目眩、吐き気、発汗、絶望に圧倒される感覚、腹痛、パニック発作、片頭痛、脳卒中を引き起こすことが報告されました。
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