SCP-217
評価: +5+x

アイテム番号: SCP-217

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 封じ込めエリアは二つの逆圧エアロックによって保護してください。封じ込めエリアに入る全ての職員には、ケミカルシャワーによる殺菌、十分な気密性を持ったHAZMATスーツ、そして24時間おきの相互検疫と検査が義務付けられています。万が一封じ込めを突破された場合封じ込めエリアと研究エリアは隔壁によって閉鎖されます。その後、化学薬品ZEER-217-11が空気中に送り込まれます。

SCP-217に晒された全ての人間は観察のために隔離、収容 されます。SCP-217の影響下にある者によって触れられた全ての物品は必ず滅菌してください。

説明: SCP-217は現在、治療法のない感染率100%のウイルスです。それは全ての動物種、生物に影響し、接触もしくは体液との接触を介して拡散します。SCP-217は非常に丈夫でホストの体外でも年単位で生存します。感染の進行は非常に遅く、症状が現れるまでに何年もかかる場合もあります。

SCP-217は有機組織の組成を作り変え、有機物から「有機金属」の形態へと再構成を引き起こします。この変化に関するプロセスは完全には解明されていませんが、その進行過程は十分に記録されています。組織はその生体機能を引き継いだ形で、歯車とぜんまいへと変わり始めます。進行過程は非常に痛みを伴うことが報告されています。しかし初期症状は漠然とした感情の混乱、不眠症、間接の硬直のみなのでしばしば気づかれません。変化の例として、歯車と小さなチューブで置き換えた心臓、歯車式伝播装置の間接、原始的な”手回し”フィルムカメラと大して違わない構造の眼、などがあります。

SCP-217は哺乳類以外の全ての生物の場合、最初に身体外部にから発症します。哺乳類の場合、体外で発症する前に内部組織を変化させます。これによって長期間感染に気づかれずに侵食することが可能です。さらにSCP-217は一切外部に兆候を見せずに完全に体内を変化させることが分かりました。SCP-217は過去にいくつかの主要都市を汚染した事があり、もっとも顕著な例が████████████です。

症状の進行過程にある感染者の精神状態はかなり衰弱していると判明しています。感染者の反応は鈍く機械的な動作の反復であり、些細なことで気が散り混乱します、そしてそれは概して新しい問題に直面したときに過敏に現れます。さらに、完全に"変化"された脳を研究したところ[データ削除済]


ドキュメント#217-6: 症状についての注記

初期段階において、SCP-217に感染した者から無気力感の増大と一般的な情緒的反応の欠如を除いた主だった症状は報告されていません。稀に永続的な"チクタク"音と共に、肌の下が"ぴくぴく"したり"もぞもぞ"したりするとの報告があります。この音はSCP-217が肩や首、頭に感染した際にもっとも顕著に表れるように見えます。なんにせよ、患部に録音機材を押し当てればそれを聴くことが可能です。

すでに述べられているように、SCP-217を初期段階で検出することはほぼ不可能です。症状が進行すると、感染者は"変化"が始まったエリアに"裂く"ような痛みを感じ始めるでしょう。それは切創や筋断裂に似てるとされ、感染者と発症した部位に応じて数時間から数日の間持続します。痛みの原因は新しい時計仕掛けの臓器が周囲の組織と完全に統合して馴染むまでの短期間、組織を引き裂いたりちぎったりするためだと思われます。

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感染が進行した一般的な鹿

感染した部位は主に真鍮、鋼および鉄などの金属に置き換わったように見えます。他の物質は、革やゴム、ガラス、木、その他のありふれた素材のように見えると報告されています。変化した臓器と組織は、正常な組織の質量に代わって同じ強度と密度をもった似た素材で置き換わっていて、通常より弾力があるように見えます。破損した部位の修復は、標準的な人間に比べてかなりゆっくりと時間をかけて行われます。

破損した部位は、それと同じタイプの新しい部品に取り替えることで即座に"修理"されます。一般的な素材(鋼、木、革)で作ったパーツを元の時計仕掛けの生体機械と交換しても害が無いことがテストで証明されました。

もっとも憂慮すべきは、SCP-217に感染した人間が発症するまで何ヶ月も、何年も感染に気づかずに生活してしまうことです。そのため封じ込めが行われる前に非常に容易に拡散してしまい数百もの人々に影響を及ぼす恐れがあります。伝染は大型のオフィスやモール、大規模な人口密集地においてもっとも急速に拡散すると思われます。

注: いかなるもの、人もSCP-217に感染していると確認、もしくはその疑いがあるならSCP-882に近づくことは許可されません。

追加: 現在、SCP-229とSCP-217の接触実験はO5の承認によってのみ許可されます。

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