SCP-222-TH-J
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アイテム番号: SCP-222-TH-J

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-222-TH-Jは隔離されたサイト-██内を自由に歩き回ることができます。しかしクリアランスレベル2以上の職員の立会いが必要です。SCP-222-TH-Jの1m以内になんらかのコンピューター設備を近づけることは許可されていません。もしそのような行動が見受けられた場合、直ちに収容チャンバーへ隔離してください。オブジェクトへの虐待及び暴力行為は誰でも厳しく非難されサイトから異動させられます。オブジェクトが良い行いをした場合イヌハッカ1(แคทนิป2 ) が与えられます。

説明: SCP-222-TH-Jは2歳の雄で細身のアメリカンショートヘアであり、研究の結果、人間の言葉を理解できるほどの知性を持っていることが判明しています。それは以前の飼い主によって訓練されたようです。しかしSCP-222-TH-J自身は飼い主のことを覚えていません。

SCP-222-TH-Jは全ての電子機器を使用することができます。財団が調査を行ったにもかかわらずその賢い知性以外の他の異常性は見つかりませんでした。研究者のコンピューターを通して何らかのものを打ち込むことで研究者と会話することができます3 。また、イヌハッカをとてもよく好みます。

発見経緯: SCP-222-TH-Jは財団によって収容されたわけではなく、サイト-██に送られてきた箱の中に、中身に関する内容が書かれた手紙とともに入れられていました。手紙には"親愛なるSCP財団へ、しばらくこの猫を預かってほしい。そこにいる間に悪い行いを止められることを願っているよ。"と書かれていました。



追記-222-XD: SCP-222-TH-Jイベントログ

- 日付 20██/04/02

SCP-222-TH-Jが██████研究員が昼寝をしている間に彼の許可なしに彼のコンピューターを使用した。サイト-██のホストコンピューターへウィルスを仕込もうとした。システムは誤動作を起こし、2時間セキュリティドアのロックを解除することができなかった。

- 日付 20██/06/01

SCP-222-TH-Jはセキュリティシステムをハックし、廊下周辺を移動できるようにSCP-247の収容房及び収容チャンバーの扉を解放した。それによりサイト全体に緊急避難命令が発令された。

- 日付 20██/07/16

SCP-222-TH-Jは研究助手が机の上に忘れたスマートフォンを操作し、サイバースペース内の全研究者のコンピューターに ポルノ動画を表示させた。全てのコンピューターは20分間使用不可能であった。

- 日付 20██/08/30

SCP-222-TH-Jは████████博士の研究記録を破棄し作り直した。それには不適切な言葉が多様されていた。

- 日付 20██/12/20

SCP-222-TH-Jはイヌハッカの過剰摂取により[編集済み]、サイト内でダブステップラップコンサートを開きDJを演じた。SCP-339とSCP-███が過度な騒音により暴走した。


追記-1: それはたくさんの研究者を助けたからだ。多くの職員はその軽率さから、サイトに迷惑をかけているとコメントした。それによく助けられている研究者はイヌハッカのボトルを報酬として与えた。イヌハッカを受け取ると、薬中の猫となんら変わりない。多くの職員はそれに助けを求めている。しかし、ヤツは何もしない。サイト-██で何か奇妙なことが起こったとき、研究員たちはよく最初にこの猫のことを考えた。


職員による手記:

キャーーーーーとってもかわいいーーーーー! - スー博士

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