SCP-2268
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アイテム番号: SCP-2268

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 現在および今後の全てのウイルス対策ソフトウェアには、Webサイトがウイルスに感染しているという口実の下、ユーザーをSCP-2268からリダイレクトするパッチが組み込まれます。Webサイトが収容下に留まっていることを確認するための定期チェックが実施されます。加えて、財団のWebクローラを運用し、他のドメインに異常なプログラムが含まれていないことを確実なものとします。安全上の懸念のため、全てのWebページと実験対象物は、Dクラス職員による実験前にレベル3研究者1名から承認を得なければいけません。

説明: SCP-2268はURL██████████████に存在する異常なWebサイトです。このページは表面的には非異常性の検索ページに似通っています。しかしながら、検索窓はインターネット検索を行う代わりに、任意のURLからページをローディングします。読み込まれたページには広告を初め、一次情報以外の付加要素が含まれません1。一旦あるページが読み込まれると警告ウィンドウが出現し、ユーザーに対して“ページをローフする”(原文ママ)ため、スライスしたパンをディスクドライブに挿入するように勧告します。実験の結果、通常ならパンまたはディスクドライブに損傷が及ぶような場合でも、ユーザーがパンと見做すものであれば挿入が可能となることが示されました。パンと見做されない物の挿入は一般的な反応を引き起こします。パン切れが挿入されると、当該ページはフランスパン型の進行バーの上に“ダウンローフ中”(原文ママ)と表示されているロード画面へと移行します。この過程で、ディスクドライブに挿入されたパンが焼き上げられます。改造されていないディスクドライブはメイラード反応の開始に必要とされる温度に達しておらず、どのような仕組みでパンがトーストされているのかは不明です。

このようにしてトーストされたパンは、分析においては非異常性であるように思われ、ユーザー以外の人物が食べた場合は何事も起こりません。トーストを食べると、ユーザーはWebサイトに読み込まれていたページ上の全情報を異常な形式で取得します。取得される情報量は、食べたパンの量と直接的に相関します。これは、ブラウザの静止状態において当該ページ上に表示されていた画像と文章に対してのみ適用されます。動画を脳内に取り込もうと試みた場合、ブラウザ停止時の静止映像のみが取得されます。トーストを食べてから1週間の間、これらの情報は、記憶処理の行使を含む如何なる手段でも除去できません。1週間が過ぎると、情報は一般的な記憶の劣化によって忘却されるようになります。

ディスクドライブの無い機器でSCP-2268を利用しようとすると404エラーが発生します。これを回避する唯一の手段は付属品のディスクドライブを接続することであり、そうすることによってSCP-2268は上記の通りに動作するようになります。

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