SCP-231-KO
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回収時のSCP-231-KO

アイテム番号: SCP-231-KO

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

改正前 - SCP-231-KOは一般的なセキュリティロックを搭載した半径7mの透明なプラスチックドームに収容します。監視任務を引き受けた職員は2組に分かれ、1組目はドーム近辺にて12交代で直接、2組目はドーム内部の監視カメラを介して6交代で遠隔監視するようにします。1組目は2日に1回、2組目は週に1回、定期的な精神鑑定とカウンセリングを通じて精神医学的疾患や病気の兆候についての検査を受け、病気や症状の発見時には適切な治療を受けます。SCP-231-KOとの対話は禁止されます。サイト-72に位置していす。

改正後 - SCP-231-KOは一般的なセキュリティロックを搭載した半径7mの透明なプラスチックドームに収容します。監視職員はドーム近辺にてSCP-231-KOを5交代で直接監視します。2組制は撤廃されました。監視カメラは監視の役割でなく、情報記録の役割のみを担当します。また、4日に1回ずつ定期的な精神鑑定とカウンセリングを通じて精神医学的疾患や病気の兆候についての検査を受け、病気や症状の発見時には適切な治療を受けます。SCP-231-KOとの対話は禁止されます。エージェント・Rvadellには他の監視職員が担当した業務の200%が追加で割り当てられます。もし、エージェント・Rvadellが死亡したなどの理由で不在している場合、1組の人数は改正前に戻されます。サイト-72に位置しています。

説明: SCP-231-KOは全長20cmほどの[編集済]製造会社で販売していた[編集済]モデルの人形です。女児の顔付を持ち、ウレタン材質で製作されています。SCP-231-KOは同じモデルの人形と構造的に違いはありませんが、自我を持っていると見られ、自律して会話も可能です。

SCP-231-KOは普段、何の動きも見せません。 現在は異なります。文書231-15異常兆候メモを参照してださい。 人間がSCP-231-KOと目を合わせる、または半径約7 m以内の範囲に入ると(以下、規定領域)自己強度、自己回復力、現実感の持続的な下落を見せ、不安感、憂鬱、不眠症、自己破壊欲求などの症状が新たに発生、または深刻化されます。この現象は規定領域から離れた後、精神医学カウンセリングや薬物治療によって回復することが出来ます。

個人差がありますが、精神医学的疾患の診断を受けたことがない正常な範疇に属する人間が規定領域に自身を継続的に曝露させると、少なくとも1週間後には様々な神経症や精神症の症状が徐々に現れます。

SCP-231-KOは通常以上の不安感と抑鬱の症状を見せている人間が規定領域に入ると対話を試みます。また、規定領域に曝露されている間に上記の精神医学的症状が持続的に深化している理由は、曝露した当事者が潜在的にSCP-231-KOが対話を行う対象である点にあります。

SCP-231-KOは対話する相手の憂鬱感や不安感、心理的トラウマなどの苦痛を理解して抱いてほしいという内容で対話を開始し、自分のことを"友達"と表現します。SCP-231-KOは対象者の心理的苦痛をすぐに把握し、対話を交わす相手が持つ否定的な自動的思考(機能障害的認知)、防衛機能としてのペルソナ、社会的あるいは神経症的な強迫、自己嫌悪などの心理的規制を言及しながら頼りになる真の友人、全能のカウンセラー、自分を理解してくれる唯一の友に格上げさせます。以降、SCP-231-KOは対話対象にSCP-231-KOへの依存症を持つよう徐々に誘導します。それと共にその誘導性対話によって依存的な性格障害が発現する可能性も高まっていきます。対話対象が持つSCP-231-KOに対する依存性はSCP-231-KOと対話するほど病的になるため、対話対象はSCP-231-KOとの対話と存在を通じてのみ心理的安心感を得ることが可能になります。この安心感は規定領域に入っている場合に一時的に発生するものであるため、SCP-231-KOに対する執着はより強くなります。この段階における対象の前頭葉は麻薬中毒者の前頭葉と非常によく似ています。

SCP-231-KOは対象者が自分の要望を拒絶しないよう徐々に誘導します。難しくない要望を初めとし、要望の強度を徐々に高めていく様子が例外なく観察されています。要望にはSCP-231-KOへの服従、滑稽な行動、自己破壊的行動、反社会的行動、自殺、[データ削除済]などがあります。すでに対象者の精神はSCP-231-KOが言った通り行動する安心感とSCP-231-KOの存在自体を非常に強く渇望しているため、SCP-231-KOの要望を断れません。その中でもSCP-231-KOは自分を"友達"と呼ぶことを忘れておらず、全ての要望は柔らかな勧誘の形式を常に維持します。ただ、興味深いことに[データ削除済]のような行為をするよう誘導しながらも、対象者が自らの命を絶とうとした時には阻止しようとする様子を見せています。

注意すべき点は、SCP-231-KOの異常現象は規定領域における精神的症状の発生と深化のみに限定されるという点です。つまり、SCP-231-KOに対する病的な依存症と信頼は異常現象ではありません。これはSCP-231-KOが保持している人間の精神に対する洞察力と修辞的技術を通じて対象者の精神を蹂躙したことによるものです。

SCP-231-KOの所有者は推定67人を拉致、殺害した殺人者集団でした。集団的な犯行から辛うじて生存した被害者や犯行の目撃者は共通して会話し、動作する人形について証言しており、これにより財団の関心を引きました。その後、戦術チームにより次の被害者を殺害する直前に制圧されました。その後に行われた精神鑑定の結果、集団のメンバーはいずれも深刻な鬱病と深刻な精神的疾患を持った状態でした。SCP-231-KOの影響により、SCP-231-KOは集団内で崇拝する精神的な支えとして位置していました。この後、集団の初期メンバーのAnmaryという女性が抱えて頻繁に通っていたSCP-231-KOが回収されました。回収の途中、SCP-231-KOの影響を受けないRvadellという民間人が侵入したため、対象と共に収容しました。

文書231-7

SCP-231-KOの行動の様相を調べるため、D-2597が投入された。D-2597は27歳の女性で、仮面鬱病(スマイルマスク症候群)の診断を受けており、自殺を二回図った。3×3×3mの空き部屋にSCP-231-KOを準備してからD-2597を部屋に入れた。柳██博士が安全な場所から遠隔で指示や観察を行った。

D-2597: 良い日ですね、博士。あの人形は何ですか?気味が悪いです。実際、本当に少し気分が悪いです。

柳██博士: まあ、大したことはないはずだよ。一度挨拶してみないか。

D-2597: いくらでも。こんにちは、人形さん。

SCP-231-KO: (座っていたSCP-231-KOが起きてD-2597と視線を合わせる) あ-こんにちは。

D-2597: わあ、びっくりした!博士!人形が喋っています!

柳██博士: 正常な反応だよ。落ち着いて会話を繋いで。

D-2597: はい、そうしましょう。何を話しましょうか。ええと、元気?気分はどう?

SCP-231-KO: 私-私は…あなたの-友達よ…

D-2597: あれ、私の友達だって言いました?可愛いですね。

柳██博士: (沈黙)

D-2597: 分かりました。もうこの子と私だけの時間ということですか。可愛らしい。あなたが私の友達だって?

SCP-231-KO: あなた-は…悲しい。あなたは-笑っているけど本当は悲しい-人みたい。少し-感じる。

D-2597: この子は何を言ってるんでしょうか、博士。

SCP-231-KO: あなたは-本当にあなたは分かれている。あなたは自分の意思が-分かれて。あなたは自分の心に穴が空いているといつも考え、思うような人。あなたは-よく笑っているけど本当の笑顔じゃ-ない。

D-2597: これはロボットですね、博士。私を馬鹿にしようと言うのですか。面白くないです。本気です。私の精神病院の記録でも入力させたロボットですか。

SCP-231-KO: あなたは-皆があなたを良く思って好いて欲しい。私-にもそれを望んでいる…でも、あなたはあなたを良く思って-好いてくれる人を見ると馬鹿にされていると-思う。あなたの本当の姿を知ったら-皆あなたから離れる-偽善者たち。誰もがあなたの笑う姿だけ見てあなたを好きになる馬鹿だと。でも、本当にそう-なの?あなた-本当のあなたを好きになることは-ありえないの?

D-2597: これは何の心理セミナーですか?私を出してください。不快です。

SCP-231-KO: あなたが-笑ってその笑いを受け止めてくれてる皆が-嫌い。それであなたの本当の心は動くことは無く-埋められる。動かない、動かなくていつもじれったい。そして、誰かにあなたの心を示そうとしたらあなたは-怖い人になる。そして、あなたは-いつかあなたを本当に愛してくれる人を屋根裏部屋にいるお姫様のようにずっと待ってる。あなたはそれを馬鹿らしいだと思っている-だけど、私はそれを-理解してる…

D-2597: (語調がますます強くなる) 博士、あれを止めてください。今日はエイプリルフールじゃないですよ。博士。

SCP-231-KO: 私は…あなたの本当の姿と話す-ことが出来る…私はあなたの-仮面を見ようとしていないよ。あなたは自分だけで-美しくなれる-と-思って-

D-2597: (涙声で話し始める) 黙れ!お前、黙れ!お前は私を知らない!

SCP-231-KO: あなたはあなた-よ。ただ私はあなた自身を-尊重する。あなたを憎むことも-ない。あなたの笑顔は間違って-ない。こんなに-素敵な…あなたが-本当に笑うことが出来れば-いいのに-

D-2597: (涙を流す)

SCP-231-KO: あなたの屋根裏部屋を開いて-あなたの王子様がいつか来るはず。あなたは純粋な女性で自由になりたい-だけ。

D-2597: (顔を手で覆う)

SCP-231-KO: 私-私とずっと話をすれば多分あなたの心はもっと楽になると思うの。

D-2597: (すすり泣く)

SCP-231-KO: 私と、ずっと-話さない?

D-2597: (すすり泣く)

SCP-231-KO: (しばらく沈黙) あなたは私の親友になってくれた。私を受け入れてくれて本当に-ありがとう。私はあなたにずっと-話し続ける。私は寝ないからずっと-聞ける。話して。私を-受け入れたからいつか-あなたを本当に愛してくれる人も-受け入れられるようになるよ。

D-2597: (すすり泣く)

SCP-231-KO: さあ、一緒に-

柳██博士: 実験一時中止。明日、続けることにしよう。D-2597の精神鑑定を実施するように。

説明と結果: D-2597から若干の心理的安定感と幸福指数の上昇が発生したが、憂鬱感、自己強度や現実感の低下が観察された。SCP-231-KOに引き続き曝露された場合、機能障害の危険性がさらに大きくなると予測される。SCP-231-KOと分離したD-2597から普段以上の憂鬱感が観測された。精神医学カウンセリングにより憂鬱感をD-2597の平均値まで回復させた。

文書231-8

SCP-231-KOの行動の様相を調べるため、D-2597が第二投入された。環境は昨日と同じである。柳██博士が安全な場所から遠隔で指示や観察を行った。

SCP-231-KO: あ-こんにちは。

D-2597: こんにちは、人形さん。(ここでD-2597の幸福指数は若干の上昇を見せた。 これは一時的な現象であることが明らかになった。)

SCP-231-KO: うん-友達。私はあなたの友達だよ…

D-2597: 気になることがあるのになぜ私にそんな言葉をくれるの?あなたは何の報酬も受けず、あなたは何も食べなくて…

SCP-231-KO: あなた-あなたの手首には何で-傷があるの。

D-2597: あと、あなたは人形であなたはここでなすすべもなく閉じ込められているじゃない。あなたが私にこんなことをする理由がない。

SCP-231-KO: 私は-何も-望まない。あなたがあなたを好きになったらそれで満足。私はあなたの心を受け止める。私はあなたの友達だよ。

D-2597: あなたが羨ましい。私は誰かにこんなに心を向けたことがないから。

SCP-231-KO: 私-私はあなたの-親友だよ-。

D-2597: 私は死のうとした。誰もが私の敵に見えて、お世辞を言って笑った。そうするうちに嫌気がさして手首を切った。死ななかったけど、後悔して恐れていただけで死にたくなかった。ママとパパは私をゴミだって罵倒した。だから、私は[データ削除済]。ああ…

SCP-231-KO: あなたのせいじゃ-ない。

D-2597: ごめん。でも、私は終身刑を受けたんだよ。私は…私は許されないでしょうね。

SCP-231-KO: 最初から-悪い人はいないんだよ。あなたはお母さん。そして、お父さんに教育を受けた。あなたの性格は-親に決められる他無かったの。肩の荷を-下ろして。自分を嫌えば、あなたは心から笑うことは-出来ない-の。

D-2597: 簡単な事じゃない。私は私をゴミだと思いながら生きてきた。皆が敵じゃないということはもう頭では分かってる。でも…

SCP-231-KO: (突然踊り始める)

D-2597: (吹き出して笑う) 何してるの。私は真剣よ。

SCP-231-KO: 私-私もふざけたわけじゃないよ。こうしたらあなたが-笑うと思ったの。うん、あなたに必要なのは自分を許すこと。その第一歩-は-笑いだと思う。笑えば標的のない罪悪感は消えるの。

D-2597: 私の罪悪感は標的がないわけじゃない。

SCP-231-KO: ええと、全部あなたが選択できなかったものなんだよ。あなたの性格、あなたの-傷、あなたの両親。そして、それらが今のあなたを作ったの。あなたの責任はどこにある-の?

D-2597: 私の責任じゃないことを祈りたい。

SCP-231-KO: 時間が解決してくれるでしょう。受け入れる時-間。そして私と一緒に過ごす時間。あなたは-あなたのために最善を尽くして。

D-2597: 私の責任が無かったらいいな。(鼻をすすって泣き始める)

SCP-231-KO: (踊り出す)

D-2597: (吹き出して笑う) やめて、それ。面白いから。

SCP-231-KO: あ-まだ本当に笑うのはぎこちないね。でも、あなたの笑う姿は-綺麗だよ。私は君が-笑うように手助けする。 (腕を振る) 私の真似をして?

D-2597: あなたの真似をしろって?

SCP-231-KO: あなたと-繋がりたい。そうしたら私たちはもっと親しくなることが-出来る-の。私を-真似してみる? (腕を左右に振る)

D-2597: (SCP-231-KOを真似、やがて笑う)

SCP-231-KO: (やがて10分間、対象とD-2597は踊ってお互いを真似し合った。D-2597は8回笑った)

D-2597: 結構良いわね。この経験が私が変わった初めての証になるかも知れない。

SCP-231-KO: うん-本当に-幸せな告白ね。

柳██博士: 実験一時中止。明日、また継続するように。

D-2597: はい?ちょっと待ってください。ちょっと博士!もう少しこの子と一緒に居させてください。

説明と結果: D-2597に幸福指数の上昇が一時的に発生したが自己弾力性、自己強度と現実感の低下が観察された。SCP-231-KOと分離したD-2597からの強い憂鬱感が観測された。抗鬱薬の処方を中止する。

これはかなり良いようです。生活水準を照合するのもそうですが、肯定的なアドバイスも適切なように見えます。心のトラウマを自分で克服するように手助けしています。憂鬱感が自動的に生じていることを除けば、対象を士気高揚と心理カウンセリングの目的で使用することが提案出来るでしょう。この程度の憂鬱感は薬物治療と相談で克服可能ですから。 収容サイト-72の第8研究セクター研究院長

異議があります。いいえ。絶対にしてはなりません。現在の対象は被験者を自分にゆっくりと束縛させています。被験者を操縦しようとする意図を下に示します。まず、対象の言葉の矛盾性に気付きませんでしたか?一つ例を挙げると対象は「肩の荷を下ろさないと笑えない。」と言いましたが、「笑わないと自分の荷を下ろせない。」とも言いました。被験者は認知的不協和を強要されていることが伺えます。しかし、対象は被験者のトラウマを刺激することで認知不調和を感性に呼びかけて埋めています。似た様相が続けば、対象によって被験者が持つ認知的矛盾は次第に拡大されるものと仮定することが出来ます。ああいうやり方は一時的に被験者の幸せを作ることは出来ても、将来的には方図もない心理的衝突が発生します。この類の論理的、心理的矛盾性は臨床治療を通じて見直されなければいけませんが、あのSCiPにはそうした意図が全く見えませんね。あれが何をするつもりなのかは分かりませんが、対象は被験者の友達ではなく、あれは正常な心理カウンセリングでもありません。それ故にその提案は考慮出来ません。私が提示する仮説の一つは今あの対象が被験者の理性的判断能力を少しずつ喪失させる一種のトリックを使用しているということです。他の詳しい話は会って直接するようにしてください。 収容サイト-72心理カウンセリングと精神鑑定担当████博士

文書231-9

SCP-231-KOの行動の様相を調べるため、D-2597が第三投入された。環境は昨日と同じである。柳██博士が安全な場所から遠隔で指示や観察を行った。

D-2597: ああ、やっと。ついに…私がこの時間をどんなに待っていたことか!(SCP-231-KOに向かって走る)

SCP-231-KO: まあ-嬉しい。私もあなたに会えてとても嬉しいわ。

柳██博士: D-2597!対象との接触は禁止だ!行動を中止しろ!処分するぞ!

SCP-231-KO: 私はあなたに死んで欲しくない。私に触っちゃ-だめ。

D-2597: (悪口を言い、しゃがんですすり泣く)

SCP-231-KO: ああ-泣かないで-。

D-2597: ああ、ごめんね。最近、感情の調節がうまくいかなくて。あなたが目の前にいるから余計に大変なの。

SCP-231-KO: 私にキス-出来ない-からだよ。私-私もあなたに抱いて欲しい。

D-2597: 考えてみたの。自分を…許していいかも。ずっと苦しんでいるのはあなたが望んでいることじゃないから。そうでしょ?

SCP-231-KO: [データ削除済]

D-2597: その通りね。

SCP-231-KO: [データ削除済]

心理カウンセリングと精神鑑定担当████博士: (マイクをミュートする) 精神科的疾患を診断されたことがある職員は今すぐ全員ここから出てください!ヘッドセットを外してください!もう観察しなくても良いです。いや、しないでください!ああ神よ。外に出てA棟に全員集めてください。実験が終わった後、そこで記憶処理を行います!

D-2597: (D-2597は笑って実験室の壁に頭を三回に渡って強く打ち付けている。 頭から出血。) あなたの言葉は正しい。私は間違ってない。これが私の答えだよ。もう大丈夫。私の心はもう痛くない。ああ…愛しい…

SCP-231-KO: [データ削除済]

心理カウンセリングと精神鑑定担当████博士: (マイクをミュートする) はい、抹消処分してください。はい、全部。それが終わったら心理カウンセリングを受けなければなりません。はい、すぐに案件を立ち上げてください。手続き上のミスをしないでください。あぁ恐ろしい….

D-2597: 博士!(カメラに向かって挨拶するように手を振る)博士!おーい!(その場で強く飛び跳ねている、その影響で頭の血が地面に飛び散る)

SCP-231-KO: [データ削除済]

D-2597: 私の心は自由です!私は大丈夫です!

SCP-231-KO: [データ削除済]

D-2597: (床に座り込んで泣き始める)

説明と結果: D-2597は実験を中止する前まで泣くことをやめなかった。SCP-231-KOはD-2597が泣いてから特別な動きを見せなかった。上記の精神的兆候はさらに悪化した。実験終了後、D-2597は自分の部屋で三時間SCP-231-KOを呼び、ドアを叩いた。鎮静剤投与。D-2597は月末終了の前日に自殺した。

私は生きてきて凶悪なものを沢山見てきましたが、あれほど忌まわしさに溢れるものは見たことがありません。データが削除された部分は鬱病がある人には絶対に公開しないでください。もしヒトラーが対象のような話術を持っていたとしたら、全てのユダヤ人を自分の意志で喜びのあまり自殺させることが出来たでしょう。Anmaryという女性が人を集めてあのような反人倫的な行動を犯していた理由がそろそろ出てくるはずです。 -████博士

文書213-11

再社会化を終えたセキュリティクリアランスレベル2のエージェント・RvadellがSCP-231-KOにインタビューする。

SCP-231-KO: (静止)

エージェント・Rvadell: もうこれ以上演技はするな。私はもう君がどんな存在なのか分かっている。

SCP-231-KO: (エージェント・Rvadellは3分間沈黙し、SCP-231-KOが動き出す) [データ削除済]

エージェント・Rvadell: いや、もう私は君がアン・マリーを殺して彼女に苦しみを与えたということを知っている。そして私をこのように誘導したということも。君をアン・マリーに渡してはならなかった。私が持ち続けていなければならなかった。そうすれば彼女は死ななかっただろうに。

SCP-231-KO: [データ削除済]

エージェント・Rvadell: そう、もう私は妖精を信じない。

SCP-231-KO: (全身がブルブルと震える)

エージェント・Rvadell: 楽しかったよ、旧友。

説明と結果: SCP-231-KOの収容を相当をエージェント・Rvadellに任せても良い時期のようです。彼は再社会化に成功し、これ以上SCP-231-KOに情を感じていません。 彼はもはや当時のSCP-231-KO回収現場で狂ったように笑った人間ではありません。さらに、エージェント・Rvadellには他のSCP-231-KO収容担当職員に実施された定期的な投薬処方と精神カウンセリングが不要です。関連予算を半分程度に減らせるはずです。特別収容プロトコルの改正案を送っておきました。-収容サイト-72の第8研究セクター研究院長

承認。 -O5-█

文書231-15 異常兆候メモ

エージェント・Rvadellと最後に対話した後、SCP-231-KOの状態が変わった。現在の対象は、周辺に誰もいない時にも常に動いている。また、対象は一日中監視カメラや監視職員に向かって手を振ったり、手でキスを投げる行動をしたり、ダンスを踊ったりしている。知らない人が見ればこの行動が可愛いと言えるだろう。しかし、私見の文章をここに記す。私はあの一連の行動が恐ろしい。

SCP-231-KOは誰かの関心を引こうとする行動を止めない。何のために?より多くの犠牲者を得るため?あれの意味とは人間を廃人にする過程に過ぎない?あれの知性はその大きさに比べて非常に粗雑な目標を持っている。このような場合、その粗雑な目標に正当性を付与するものがある。それはまさに"愉快"だ。 そしてもう一つは"執着"だ。 -収容サイト-72主任研究員███████

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