SCP-2341
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SCP-2341

アイテム番号: SCP-2341

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2341と周辺の土地は、常にサイト-48拡張観測拠点2341の監視下に置かれます。SCP-2341の収容領域へ入ろうとする非財団職員は全て拘留・報告されます。SCP-2341が何らかの自発的な異常活動を起こした場合は全て記録されます。機動部隊ゼータ-7(“ホームステッド”)は非財団職員がSCP-2341内部に入り込むことを阻止します。収容領域は電気柵で囲みます。

説明: SCP-2341はケープコッド半島、リトルサッチ島とフィリス島の間にある小さな砂州に建っている2階建ての空き家です。構造の外見上の状態は、長期にわたって風雨に曝されていたことを示唆します。窓越しに見える内装は火災による激しい損傷を受けており、近年に人間が居住した様子を示していません。

SCP-2341の異常性質は、年齢18歳以上の対象者が正面玄関を開けた際のみ活性化します。侵入できる対象者は一度に1名のみ1で、異常なイベントが終了するまで退出できません。家屋内部に既に人がいる場合、ドアは閉じたままになります。SCP-2341に入ると、その内装は対象者が人生の最初の18年間で住んでいた家と同一に見える間取りへと変化します。窓越しの観察はSCP-2341内部のカーテンによって妨害されます。異常効果発現中のSCP-2341の内装変化は、外部の幾何学的形状とは対応しません。対象期間中に引っ越しを経験していた人物は、最も長く住んでいた家に入ることになります。

対象者はその後、様々な数のSCP-2341-1個体に遭遇します。これらの個体は全て、対象者の近親者および家庭内で飼われていたペットの正確な外見を有しています。養親や里親と共に育ってきた対象者に対しては、SCP-2341-1個体は生物学的な親ではなく、代理家族の姿を取って出現します。

既に逝去している家族の姿を取ったSCP-2341-1個体は、自身のオリジナルに相当する人間の現状を把握していますが、自分が出現したことを特段奇妙な事だとは捉えません。

入場した時刻に関係なく、対象者は約8.5時間SCP-2341の内部に留まります。SCP-2341訪問の終わりに、全SCP-2341-1個体と対象者は就寝の準備を始めます。眠りについた対象者は、SCP-2341の正面玄関ドアの前までテレポートで転送され、目を覚まします。

“ピーター”という実体の存在に対する言及が、様々なSCP-2341-1の会話に存在していた点が注目されています。現在、この個人に関する情報は見つかっていません。 2015/█/█現在、数名の被験者が、SCP-2341内部に滞在中に、1体のヒト型実体を目撃しています(SCP-2341-2と指定)。被験者たちはSCP-2341-2を年長児もしくは青少年として知覚します(年齢は10~18歳の間で変動)。目撃証言は全て、SCP-2341-2が目の端に束の間見えたと思った瞬間には視界の外へ移動してしまう、というものでした。この実体を追跡する試みは実を結びませんでした。SCP-2341-2が近くにいる時、対象者は大きく荒っぽい唸り声と泣き声でその存在を把握できます。補遺2341.2も参照してください。

補遺2341.1: Dクラス職員の実験を通して、SCP-2341内で起こる出来事は常に特定のパターンに従って進行することが明らかになりました。イベントのパターンは以下の表に記録されています。

イベント発生時刻 イベント内容
1時間 – 2時間 SCP-2341-1個体たちは対象者に挨拶し、長い間留守にしていた家にようやく戻ってきたことを歓迎する。その後、対象者とSCP-2341-1個体たちは、近頃の出来事や生活状況といった話題について何気ない会話を交わして過ごす。
2時間 – 3.2時間 SCP-2341-1の一個体、対象者の大半においては母親役が、皆を呼び集めて“余興”を始める。ここには他の家族の一員による特別な才能 ― 楽器の演奏、演技、歌、その他の任意の娯楽の披露が含まれる。
3.2時間 – 4時間 SCP-2341-1の一個体が、夕食ができたと宣言する。全個体および対象者がテーブルの周りに集合。並べられた食事を食べ始める前に祈りを捧げる2
4時間 – 7時間 全個体が協力してテーブルと食器を綺麗にする。この仕事が完了すると、家族は単独もしくは共同で様々な活動を開始する。殆どの活動は趣味またはグループ指向のゲームで構成されたもの。対象者はどの活動にも自由に参加を選択できるが、SCP-2341を立ち去ることは出来ない。
7時間 – 8.5時間 上記活動が終了するか、或いは疲れてきた頃、SCP-2341-1個体たちは睡眠の準備を開始する。洗顔クリームや歯磨き粉などの洗面用具が対象者用に存在している。対象者は自分の部屋に入った後、眠りに落ち、SCP-2341の正面玄関へテレポートされる。
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実験2341-19でD-1169が撮影した写真。

補遺2341.2: ドローン探査

2015/█/█、アンドリュー研究員はSCP-2341の正面玄関ドアを開けた状態でドローンを内部へ送り込み、SCP-2341の本来の内装を観察するという試みを提言しました。提言は承認されました。

ドローンが送り込まれ、ドアはエージェント サッジオが保持して開けた状態を保つ。カメラ映像は、家屋に焼けた痕があり、壁や床の数ヶ所が腐食していることを示している。水深およそ7cmの水が床を覆っている。居間からは人間の泣き声と想定される音が聞こえてくる。ドローンは損傷しないよう水を避けながら、音の発信源に向かって移動。ドローンは居間へ入る。音声の分析は、大人1名と青年期の男性1名が、2人とも声を揃えて嗚咽していることを示すように思われる。居間の中央には灰色のヒト型生物1体3が胎児のような体勢でうずくまり、2体の焼死体がある。ドローンがヒト型生物へ接近すると映像は砂嵐状態となったが、ヒト型生物の泣く声は継続した。

補遺2341.3

観測拠点2341: 自発異常活動 #00001

SCP-2341の砂州の干潮時、SCP-2341から数m離れた場所で赤いガソリン用タンクが発見された。ガソリンタンクは古びたものであり、劣化の兆候を示していた。タンクの中からは、未使用のマッチ4本を内包する古いマッチ箱が見つかった。以下のメモも同様にタンク内で見つかったものである。


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私たちは、しなければならなかったことを実行に移しました。私たちは彼を止めなければなりませんでした。神様はきっと私たちの行為をお許しくださるでしょう。彼を外に出さないで

—スーザン

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