SCP-2444
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[編集済]におけるSCP-2444顕在化事象。

アイテム番号: SCP-2444

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2444に関連する全てのソーシャルメディア投稿、ローカル広告、セルラー通信はフラグ付けされ、財団側の解釈者によって審査されます。SCP-2444を内包することが判明した建造物を無力化するために、機動部隊プサイ-7“リフォーム屋”が派遣されます。全てのSCP-2444-1実例は将来的な研究および参照のために記録され、サイト-77の保管庫の一つに収容されます。

SCP-2444内部に居住する実体群の拘留は未だ可能とは証明されていませんが、彼らの完全収容を達成するための試みが進行中です。

説明: SCP-2444は、屋内式の蚤の市フリーマーケットに似た空間が物理的に顕現する反復性現象です。都市部の荒廃して放棄された建物がSCP-2444現象の最も頻繁な宿主ですが、農村部の建造物も時折影響されます。SCP-2444は現在までアメリカ合衆国本土とカナダでのみ発生しています。

SCP-2444の発生地点から見て合理的な移動距離1の範囲内に居住している人物は、その発生直前に、SCP-2444に関する夢を繰り返し見ます。多くの場合、これらの夢は対象者が物理的財産を所有するという形式を取っており、しばしば対象者は肉体的にそれらの品と結合し、時には自らが商品そのものと化します。夢に登場する大半のオブジェクトは、対象者が目覚めている時の生活において欲しがっている物です2。当該現象を経験する人物はごく少数ですが、これはそれらの人物がSCP-2444を訪問したり、他者にそうするよう勧める傾向を強く植え付けます。

活性化したSCP-2444には数多くの商人や販売業者が姿を見せ、そのうち数名は繰り返し出現することが判明しています。SCP-2444内で販売されるアイテムは中古市場での発見が予想される品と似通っており、衣服、書籍、電子機器、台所用品、家具などが挙げられます。これらのアイテムは全て異次元に起源を持つと思われ、一部の商品は他よりもそれが明白です。

この事実を隠蔽する試みが幾らか行われているようです — 衣服は例外無くラベルやブランド名が切り落とされた状態で流通していますが、多数の袖、大きすぎる襟ぐり、また幾つかの例では穴が全く開いていない服など、異次元由来であることを示唆する他の要素が多数存在します。加えて、それらの意匠には異常な形式で移動する/流動的なパターンが組み込まれている場合があります。このような移動性画像の繰り返し記録されている例としては、雨、雲、尾行の身振りをする顔の無い男性、歯の無い奇形の動物の赤ん坊、引き裂かれたプレゼント包装などがあります。

SCP-2444の領域内で発見される他の商品は、異次元の大衆文化に関連するアイテムの海賊版か、フリーマーケットに一般的に出回る品物であるように思われます。これらは通常、繰り返し出現するタイプの商人たちによって販売されています。これらの実体と接する財団職員は交流にあたって注意する必要があります。SCP-2444内で生成された全てのオブジェクトはSCP-2444-1実例に分類されます。

特筆すべき反復出現型の商人たちと、彼らの商品の部分的リストは以下の通りです。

  • メッシーさん(Mr. Messy) - 白人男性のようだが、その特徴は極めて変化しやすく、一貫性が無いという点のみにおいて一貫性がある。甲高い声で話し、常に芸術家風のスモックを着用して現れることが注目されている。
    • ワンダーテインメント博士関連アイテムの海賊版と思しきもの。例として“ブリープ大佐”(自律性のロボット玩具。人間が近寄ると常に逃走を試みる)や、“スパーブ・ペーパー”(折り畳んで紙飛行機を作れる蝋引き紙。紙飛行機は一様に同じ飛行パターンを描きながら速やかに急降下する)など。
    • 同時代のポップカルチャーの改変版。例として“リック・アンド・ノース”のアクションフィギュア、“ミステリー・ラボラトリー・カルチャー10k”の自家製DVD、古典的な軍装をした巨大な目を持つ緑色のヒト型実体群から構成される"レギオンズ"など。
    • ハードカバーの紙書籍。題材は適切な猫の皮の剥ぎ方、階段についての略史、ダミー人形の瀉血を行う方法、現実とは大幅に異なる歴史的人物の伝記3など。大半の本には、贈り物として非常に相応しいことを示唆する献辞文がある。
  • “スラッグ(Slug)” - 起源不明のヒト型実体。肥満体で、目に見える体毛は無い。レース系のアーケードゲーム筐体とポータブル発電機から作られたと思しき自家製電動車椅子で移動する。指が数本欠けており、話す内容はほとんど理解できない。
    • 真空管技術を用いたノートパソコン、水陸両用車、個人用ジェットパック、バーチャルリアリティ・ヘッドセットについての記述がある電子工学系の雑誌。大半の雑誌は非常に痛んでおり、注目すべきアイテムが丸で囲まれ価格が強調されるといった前所有者の書き込みがある。
    • オネイロイ・コレクティブ”関連のブランド名が付属する衛星テレビ用バラポラアンテナ。当該機器は全く機能せず、所有者の夢を放送できるという売り手側の主張は虚偽と証明された。
    • “Dependo 64”と銘打たれたビデオゲーム・コンソールなどのヴィンテージ電子機器。問題のコンソールは、ビデオゲームをプレイすることと、将来的な失禁を防止して夜尿症に苛まれる人々を支援することの両方を目的に設計されていると思われる。
    • 様々な市販の“複製”スマートフォン。大部分にはSCP-2876現象が組み込まれていた。
  • マングス博士(Dr. Mangus) - 汚れた白衣を着用し、腰回りに小振りの剣を下げたアジア系男性。常に最低11種類の異なる腕時計を身に付けている様子が観察されており、頻繁に自分が販売する医薬品を試飲する。
    • ハーブ系サプリメントと睡眠導入剤。服用者に対してSCP-2444、並びに服用者が所有/経験することを望むあらゆるオブジェクト/メディアが登場する鮮明な夢を見させる。また、服用者を眠らせるという点では極めて効果的と指摘されている。
  • シュレック・ファウストゥス(Shrek Faustus) - 禿げたアルビノのヒト型実体。容貌は凹んでおり、通常はバスローブとスリッパを着用した姿で目撃されている。
    • 上述した異常な外見や特性を有する衣服。当該実体が販売した全てのアイテムは一定の異常性を持つようである。
    • 特注と思しき外見の台所用品。湾曲した刃が付随する歪んだ形状だが、フライパンおよびタッパーウェア容器として機能する。
    • 三つ首の動物用に作られたと思われるペット首輪、猫や小型犬並みの大きさを想定しているにも拘らずハムスターまたは類似の小動物用に設計されているケージ、外国産・絶滅種・神話上の生物のためのペットフード。

歴史: SCP-2444は、無関係なフィールド任務中の財団エージェント数名が影響された時に最初に発見されました。SCP-2444へ参加し、その異常な商品が注目された後、1960年代の初頭まで遡る他幾つかの出現報告が確認されました。

以下の文言は、常にSCP-2444の入口の上に垂れ幕として渡された状態で発見されています。

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