SCP-246-JP
評価: +7+x

アイテム番号: SCP-246-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-246-JPは、人目に触れないよう不透明の容器に封印した上でサイト-81██の特別収容室に収容してください。SCP-246-JPを写した画像・映像等は発見次第破壊されます。収容違反が発生した場合、SCP-246-JPからの影響を防ぐため、全職員はアイマスク着用の上指定された避難場所へ退避してください。その後、機動部隊め-49("座頭市")が対応に当たります。現時点で SCP-246-JPを用いた実験は計画されていません。保管庫からの持ち出しには246-JPセキュリティ担当者とサイト管理者を含むレベル4以上の職員5人の許可と致死性の装備で武装した職員2名による監視が必要です。
SCP-246-JPの持ち出しは原則許可されません。許可された場合でも、持ち出しを申請した職員がSCP-246-JPの移送に関わることは禁止されます。またSCP-246-JPに曝露した人間は例外なく即座に終了されます。

説明: SCP-246-JPは19██年発売の██████社製トランジスタメガホンです。機能、形状、重量等に異常な兆候は見られませんが、人間がSCP-246-JPを視認した場合これを使って発言しなければならないという非常に強い衝動に駆られるようになります。その結果として、SCP-246-JPの影響下にある人間はSCP-246-JPを手に入れるためにあらゆる努力を尽くすようになります。障害の物理的な破壊、権力の濫用、既にSCP-246-JPを所持している者に対する過度の暴力などがそれであり、影響下にある人間は自身の生存よりもSCP-246-JPの入手を優先するようになります。またSCP-246-JPを使用している人間は、他の人間にSCP-246-JPを奪われないよう抵抗を行うと同時に、より広く、より多くの聴衆に向けて発言を行おうと努力する傾向にあります。SCP-246-JPを用いた発言の内容は個人によって異なりますが、記録と調査結果から、喧伝する内容は「自身にとって最も隠しておくべき秘密」であると推測されています。
 
事件246-JP-3から、SCP-246-JPの異常性は写真、動画などによる間接的な視認によっても発揮されること、そして同時に、SCP-246-JPの現在位置を把握していない場合でも影響を受けた対象は不明な手段によりSCP-246-JPの位置を感知することが判明しました。またSCP-246-JPによってもたらされる影響をカウンセリングや薬物の投与、記憶処理などの手段によって取り除くことは不可能でした。
 
SCP-246-JPの引き起こした事件を受け、その脅威に対抗する為、全盲のエージェントのみで構成された機動部隊め-49("座頭市")が組織されました。
 
 
以下は過去██回発生したSCP-246-JPに由来する事件においてSCP-246-JPを用いて行われた発言の記録(抜粋)です。全ての事件において録音がなされているわけではないことに留意してください。実際の音声の確認は246-JPセキュリティ担当者の許可を取って行ってください。現時点まで、SCP-246-JPを用いて発言を行った全ての人物は事件に伴う暴動に巻き込まれた等の理由から死亡しています。

事件246-JP-1: 19██/██/██

SCP-246-JP使用者: ████ ██████(20代男性)

状況: 使用者は当時広島県█████の運送会社所有の倉庫においてSCP-246-JPに曝露。「この懺悔をより多くの人に広める」目的から作業員の一人が所持していたICレコーダーを奪取し録音が行われた。

内容: 自身がこの半年間に購入・レンタルしたアダルトビデオのタイトルと、祖母に対する懺悔。ビデオの内容は主に[編集済]ものだった。事件後の調査により、使用者は幼少から母方の祖母に養育されていたことが判明している。

結果: 開始から約5分でSCP-246-JPは████ ██████の手を離れ、SCP-246-JPの奪い合いに起因する乱闘が発生。SCP-246-JPを一時的に奪い取った人物が逃走とより人の多い場所への移動のため運送会社所有のトラックを用いたことで乱闘はカーチェイスに発展し、大小含め██件の交通事故を引き起こした。この時点で事件が財団の関知するところとなる。その後SCP-246-JPに影響された集団が市街地に突入したため被害が急速に拡大。警察内部の武装職員による確保が行われたが一部がSCP-246-JPに曝露したため失敗し、最終的に到着した機動部隊による無力化ガスの散布によって一時的に沈静化された。この事件における死傷者は合計███名。内8名が機動部隊員を含む財団職員だった。事件は暴力団の抗争として処理され、SCP-246-JPの影響を受けていない目撃者に関してはAクラス記憶処理が行われた

事件246-JP-3: 19██/██/██

SCP-246-JP使用者: D-817736(40代女性)

状況: SCP-246-JPに影響を受けた対象の観察と発言内容の記録の目的から行われた実験246-JP-1において発生。

内容: 自身の犯した児童略取を実行するに至った動機と、児童との[編集済]についての詳細な説明。

結果: 開始から約2分で別室で実験映像を確認していた6人の研究員の内████博士以外の5人が警備を破って実験施設内に侵入。その後速やかに終了された。████博士に対しては事件後精神鑑定が行われたが異常は発見されなかった。

事件246-JP-7: 20██/██/██

SCP-246-JP使用者: ████ ██博士(40代男性)

状況: 先の事件246-JP-3においてSCP-246-JPに曝露していた████博士は、事件246-JP-3終息後██ヶ月かけてSCP-246-JPの移送許可を取りつけ正規の手段で収容室に侵入。SCP-246-JPを使用した。

内容: [削除済]

結果: ████博士は終了された。

事件246-JP-7をきっかけに特別収容プロトコルの一部改訂が行われました。

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