SCP-2464
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区域2464-5に延びる主要トンネル。

アイテム番号: SCP-2464

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2464-1への進入制限は、主要トンネル全体に亘り約5km間隔で配した5箇所の検問所を介し区分けして(区域2464-1から2464-5に指定)、維持する事とします。区域2464-5内部への進入は、レベル4クリアランスを持つ者、もしくは認定済の探査・維持チームのみに認められます。区域2464-1を越え進入を為そうとした者は阻止され、サイト81へ連行及び尋問の後、次いでクラスD記憶処置を執り行うか、あるいは終了するものとします。

区域2464-5とSCP-2464-1を隔てる石塊は、予定済みの探査あるいはSCP-2464-4への維持作業の際を除き、常時その位置を保持するものとします。万が一SCP-2464-2の収容違反が発生した場合、予め主要トンネルに設置された爆薬を起爆し、トンネルを崩落させます。もしSCP-2464-2が崩落したトンネルから脱出可能な場合、暫定サイト81-2464の地下にある核爆破装置を起爆させる事とします。SCP-2464-4の維持管理はSCP-2464-2の封じ込め継続に関する主要事項です。

SCP-2464-4の内部機構と機能に関する調査が進行中であり、また最優先事項とみなされています。例えSCP-2464-4の維持管理の最中であっても、SCP-2464-2並びにSCP-2464-3の平静状態が乱されるようなことはあってはいけません。

説明: SCP-2464-1はインディアナ州████████市近郊に位置する、暫定サイト81-2464に指定されるモリス石灰鉱山内部に存在する時空間異常です。SCP-2464-1にはその唯一の入口を塞いでいる巨大な石塊を除く事でのみ進入可能であり、他の進入方法の試みは全て不成功に終わっています。SCP-2464-1が存在する空間への掘削は、当地に埋没しているであろう石灰岩塊のみを露わにします。

SCP-2464-1の内観は見た所広大で、全方向に対しなだらかな丘陵が広がっています。SCP-2464-1の入口から前方約50 mの場所に、酷く荒廃した状態にある、1960年代の米国の農場家屋があります。SCP-2464-1内部に生える植物の成分を分析した所、生物学的な性質から外れた点、あるいは不明な点は見られませんでした。SCP-2464-1内部の『太陽』は恒久的に明け方の状態を取っています。

二体の異常存在と一機の異常機械が農場家屋内部に収められています。これら全ては二階主寝室のベッドの上に在り、各自SCP-2464-2、SCP-2464-3、SCP-2464-4とします。

SCP-2464-2は人間の女性であり、年齢は約12歳です。SCP-2464-2の身長はおよそ1.4 mあり、ここ数年は切っていないと見られる茶色の髪を持ちます。現時点で目の色は判別出来ていません。SCP-2464-2は二階主寝室内部にあるベッドの上に居ます。SCP-2464-2は恒久的に口を開けてはいますが、SCP-2464-3とSCP-2464-4の影響のためか、他如何なる動きも反応もありません。SCP-2464-2はその両手首、両足首にある拘束具によりベッドに固定されていますが、これら拘束具は全て著しく錆び付いています。SCP-2464-2の追加情報については、補遺2464-2Xを参照して下さい。

SCP-2464-3はSCP-2464-2の一卵性双生児です。SCP-2464-3はSCP-2464-2の頭上の天井から、両脛、両足首、両肘、両手首、胴、首に巻き付けられた鉄製の留め具により吊り下げられています。SCP-2464-3もSCP-2464-4の影響によるものか、また同様に無反応です。SCP-2464-3は酷くやつれており、また定期的に黒く高粘性の液体を口から分泌してはSCP-2464-2の開いた口へと零し入れます。この液体の出処は現時点では不明です。

SCP-2464-4は1934年から1975年まで財団研究員であった故マイケル・バニング(Michael Banning)博士によって設計・製作されたと思われる一機の装置です。二階主寝室内に北側の壁に向いて置かれています。SCP-2464-4は中枢部、壁及びSCP-2464-3に向かい走る幾本もの銅管から構成されています。これらの導管はSCP-2464-3の右側面、ちょうど腋下部にある銅製の接続孔を通じ、全てSCP-2464-3の中へと繋がっています。これに加え、当機器内部の様々な箇所において有機的な構成物が多数発見されていますが、これらの意図は現時点では不明です。SCP-2464-4は全体が破損状態にあり、その機構全体の完全修復を試みる案件が進行中です。

SCP-2464-4の製作意図は、SCP-2464-3の老化を防ぎその寿命を引き延ばすものである事は明白です。これまでの所その処理は有効であったと見られますが、明白な副作用としてSCP-2464-3の体細胞の病理化、体内の至る所に及ぶ多数の癌という結果を招いています。一方でこれらの癌の成長速度はSCP-2464-4により最小限に抑えられていますが、当装置の破損状態のため、SCP-2464への現在の処理を今後10年以上維持することは修復無しには不可能であると予測されており、その場合SCP-2464-3の終了に繋がるでしょう。

発見: SCP-2464は当初、モリス石灰鉱山の工員による定常採掘の最中に発見され、当工員は岩床の反対側に掘り抜けたと報告しました。SCP-2464-1の性質が算定された後、財団エージェントが当地の鉱山を制御下に置き暫定サイト2464が整備されました。SCP-2464-1内部にある農場家屋の総検査の後、当家屋はバニング博士が所有していた家(1975年に焼失)であった事が明らかになりました。

二階主寝室への立入りにおいて、財団職員は重度の損傷状態にあるSCP-2464-4を発見しました。SCP-2464-4はその動作上の重要機構において、複数箇所が重度の機能不全に陥っている事が初期発見時の報告書内に記録されていますが、設計に基づく機能が損なわれている徴候は認められませんでした。SCP-2464-4全体に及ぶ修理の試みの間中も、また別の重度故障が発生した場合でさえ、SCP-2464-4は停止の徴候を一切示しません。

補遺2464-2X: 当情報はレベル4以上の職員限定

事案報告: 2013年7月15日のSCP-2464-4定期メンテナンスの際、整備班の班長が到着の直前に二階主寝室から物音が聞こえたことを報告した。入室時において、当班長がSCP-2464-3の両目が開いていたと報告し、これは収容中に観測されていなかった特徴であった。当初の指示通りSCP-2464-4の整備作業を行い、またSCP-2464-3の監視を継続するよう指令がなされた。

予定されていた整備作業はこれ以降問題無く進んだ。当班長からは、SCP-2464-3がその両目で班員達を見回すも、それ以外の動きは何ら見られなかったと報告された。整備班は農場家屋から問題無く出発し、またこれ以降SCP-2464-3はこのような活動を示していない。

監督官提案への返答:

  • SCP-2464のEuclidからKeterへのクラス変更: 承認
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