SCP-2492
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収容以前のSCP-2492。

アイテム番号: SCP-2492

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-2492はサイト-17の標準的なAnomalousアイテムロッカーに収容されます。SCP-2492を実験外でコンセントに差し込むことは認められません。

説明: SCP-2492は高さ370mm、直径100mmのベッドサイド用デスクランプです。SCP-2492の異常特性は、標準的なBS-1363規格の壁コンセントに接続された状態でスイッチが入っており、かつ8~9歳の子供1名がSCP-2492と同じ部屋で眠りに就いた場合に活性化します。活性化が起こると、子供が眠った数分後、SCP-2492-1がSCP-2492の近傍に出現します。SCP-2492のスイッチを切ると、SCP-2492-1はもう一度スイッチを入れるまで現れなくなります。

SCP-2492-1は、切断されたヒト型生物の右腕に似ている、概ね無形の実体です。皮膚は海老茶色であり、深刻な挫傷・瘢痕・何枚かの爪の欠落が見られます。SCP-2492-1は触覚を感じることが可能である様子を示しており、しばしば周辺環境にある様々な家具やその他の物品を掴みます。SCP-2492-1は自らの長さを出現点から遠くへと延伸することができ、また逆に出現点に向かっての短縮も可能です。出現する際、SCP-2492-1はまずSCP-2492から発せられた光に向かって移動するかのように姿を見せ、次いでその場の子供を見つけるまで室内を触覚で探ります。子供を見つけると、SCP-2492-1は頭に向かって動き、顔の特徴を非常に細やかに探り始めます。その後、SCP-2492-1は髪の毛を指で漉く・手を身体の上に休める・手で頬を撫でるなどの様々な手段で子供と交流して過ごします。ある程度の時間が過ぎると、SCP-2492-1はSCP-2492まで移動し、スイッチを切ってから出現点に戻って消失します。

SCP-2492-1と相互作用する子供は、SCP-2492-1に触れられている時に苦悩や不快感の兆候を全く示しません。SCP-2492-1がいる間、子供は外部干渉が行われない限り目を覚ましません。SCP-2492-1は往々にして、子供が起きるとそれに気付いた素振りを見せます — これは多くの場合、唐突な指のひきつけによって表現され、その後SCP-2492-1は出現点に退却して消失します。

SCP-2492は当初、イギリスの██████にあるパトリック・███████の家で、敷地内に侵入した人物が死んだという通報後に発見されました。警察の報告書は、問題の犯罪者が夜間に家屋内に押し入り、その後すぐにパトリック・███████の息子であるグレゴリー・███████の部屋に未知の理由で侵入したことを示しています。グレゴリー・███████へのインタビューによると、侵入者は“浮かんでいる手”のようなものに掴まれて絞殺され、その後“手”はベッドサイド・ランプへ移動してスイッチを切り消失しました。

インタビューにおいてパトリック・███████は、ランプは2014/██/██に引っ越した数週間後、家の客間を整理している時に見付けた物であり、息子が自分で使えるように与えたと主張しました。ベッドサイド・ランプは後に財団の管理下に置かれ、SCP-2492に再分類されました。

SCP-2492があった家の以前の所有者に関する調査で、家は元々トーマス・█████████およびマーガレット・█████████(故人・自動車衝突事故)に購入されていたことが明らかになりました。SCP-2492は夫妻の息子であるマイロ・█████████がベッドサイド・ランプとして使用していたようです。トーマス・█████████は、転居の際にSCP-2492他数点の物品を持ち出し忘れていたと主張しました。

補遺2492-1: SCP-2492-1の身体的状態は出現するごとに悪化しており、既存の瘢痕や挫傷を上回る傷を負い始めています。これらの負傷には時間経過で治癒する様子が見られません。SCP-2492-1は不快感の兆候を示しており、しばしば移動中や接触した物体から傷への圧力を加えられた場合に身震いします。SCP-2492-1が出現点から姿を見せる度に瘢痕・挫傷が悪化しているように思われることから、出現行為そのものが負傷の原因である可能性が示唆されています。これらの問題にも拘らず、SCP-2492-1はSCP-2492の活性化ごとに出現し続けており、身体的苦痛を示しつつも標準的な振舞いを続けています。

加えてSCP-2492の実験は、お互いに顔面部の明確な特徴を共有している子供たちと交流する際、SCP-2492-1の行動が繰り返し変化していることを示しています。これらの特徴は全てマイロ・█████████の顔付きと一致しています(詳細は文書2492-Aに記載)。行動変化は、文書2492-Aに詳述されるものと似た形状の顔の特徴を認めたSCP-2492-1が、子供の顔の様々な部位を突然かつ必死の様子で触り始めることで表現されます。SCP-2492の異常活動を活性化させる子供の年齢範囲と、現在のマイロ・█████████の年齢が既にその制限を超過していることから、実験のためにマイロ・█████████とほぼ同じ顔付きの子供を探す試みが承認されています。

補遺2492-2: ████/██/██、マイロ・█████████とほぼ同じ顔付きの子供がSCP-2492の実験に参加しました。この時点で、SCP-2492-1の身体的状態は過去の記録より顕著に悪化しており、対象者との接触にあたっては激しい苦痛の兆候を見せていました。対象者の顔の特徴を数秒間探った後、SCP-2492-1は動きを止め、続く数分間にこの過程を何度も繰り返しました。その後、SCP-2492-1は数秒間、激しく震えながらも不動を保っていました。SCP-2492-1は続けて対象者の頭部を固く包み込んだ後、その頬を撫で始めました。身体状態にも拘らず、SCP-2492-1はこれを身震いしながら約5時間にわたって続行しました。事案発生後、SCP-2492-1は出現点へと戻りましたが、その様子は以前より焦燥していないように見受けられました。

補遺2492-3: SCP-2492-1は上記の実験以来出現していません。スイッチを入れる試みや電球交換にも拘らず、SCP-2492の機能性は失われました。これを基にSCP-2492はNeutralizedに再分類されています。

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