SCP-2507
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アイテム番号: SCP-2507

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 全てのSCP-2507個体はサイト-77内の野生生物観察チェンバーに収容されます。チェンバー内はピンク色に塗装され、人形やドールハウスや化粧品やグリッターなどといった複数の玩具が用意され、SCP-2507個体毎に1本のヘアブラシが提供されます。これらは協力を促すことを目的としています。

給餌を目的として、12時間毎に1頭の生きた豚がチェンバー内に送られます。職員は1日1回インターコムを通してSCP-2507とコミュニケーションを取ることが求められます。ただし、職員のチェンバー内への進入は許可されません。SCP-2507の移動が必要となる場合、意識を喪失している間に行動不能化及び移動が行われます。

説明: SCP-2507は11体のクモ綱動物であり、平均して3メートルの体長と54キログラムの体重を持ちます。SCP-2507の全個体はアメリカ英語による発話を行うことが出来、その声は幼い女性児童に類似します。

自由に放置された場合、SCP-2507はチャンバー内を移動し、その内部の物体とのやりとりを行います。最も共通する動作は毛髪を梳く動作であり、各SCP-2507は1日4時間を自身や他者の毛づくろいに費やします。この行動を行っている間、SCP-2507個体は互いに会話を行います。その内容は存在しない『Brachypelma小学校』にて起きた出来事に関するものです。

全てのSCP-2507個体は緩やかな社会的階級を支持し、『Kemberly』と呼ばれる個体を社会的に有力であるとみなします。『Kemberly』は頻繁に他のSCP-2507個体に関する風評について話し、質問を受けると、『ワールド・ワイド・ウェブ』でその風評に出くわした旨を主張します。さらなる質問はSCP-2507全個体に無視されます。

娯楽が供給されない場合、SCP-2507は平静さを失い始め、収容からの脱出を試み始めます。「もう飽きた」「いつになったらママは迎えに来てくれるの」「マンガ見てもいい?」そして「あなた美味しそう」などと言った言葉を共通して述べます。この興奮状態において、SCP-2507は他者に対してより一層攻撃的となり、社会的階級の低い個体に対して外見や振る舞いや頭胸部を鋭く非難するということを研究者は留意すべきです。

補遺: 1987年4月18日、最高齢のSCP-2507個体が以前には未知であった生物学的機能を顕にしました。外骨格を脱皮し、大量の網状物体を生産し始めました。この機能を制御することは出来ないように見られ、また身振りからは多大なストレスが示されました。研究者は音声によるコミュニケーションを行うことが出来ませんでした。

その他のSCP-2507個体はその近辺へ移動することを拒み、収容チェンバーの一角に6日間居ることを余儀なくされました。1987年4月25日、問題のSCP-2507個体は他の個体によって裂き殺され、その手で遺骸は抜け殻の中に収められました。その抜け殻は衛生目的のためにチェンバーから取り除かれました。

残ったSCP-2507個体へのインタビューではこの殺害行為が起きた明確な動機を得ることはできず、SCP-2507各個体は恐怖から回答に消極的な姿勢を見せました。この殺害行為についての更なる情報を得るための現在のプランでは、『Kemberly』個体から引き離してのインタビューを行うことになっています。

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