SCP-2509
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屋外収容エリアのSCP-2509-E

アイテム番号: SCP-2509

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 全SCP-2509個体は個別の標準的Safeクラス動物学的収容ユニットに封じ込めします。各個体は毎日4時間、屋外収容エリアに出ることができます。SCP-2509個体らは餌を必要としていませんが、犬用のおもちゃを毎週提供します。職員がSCP-2509の囲いに入ることは許可されません。

説明: SCP-2509は5つの物品で構成されています(米国単位は公式記述に基づく)。

  • SCP-2509-a: ウィルトン社製4ポンド12インチ大型ハンマー
  • SCP-2509-b: リョービ社製コードレス電動ドリルP205
  • SCP-2509-c: フィスカース社製8インチ剪定バサミ
  • SCP-2509-d: ウースター社製マジェスティック2インチ塗装ブラシ
  • SCP-2509-e: エコー社製16インチガソリンチェーンソー

全SCP-2509個体は生命を宿しており、自らを地面に叩きつけて旋回もしくは前方に傾斜することによって移動が可能です。また、後足が生えているかのように飛び跳ねたり棹立ちしたりできます。各個体の人間や物品との相互作用は、オブジェクト本来の主機能を通して表現されます。SCP-2509-BとSCP-2509-Eは電源や燃料が無くとも連続駆動できることに注意すべきです。

実験により、全てのSCP-2509個体はCanis lupus familiaris1と一致する知性・行動・一般的習性を示すことが明らかになっています。個体らは人間に対して非常に友好的ですが、自らの異常な形状とその危険性を自覚していません。そのため、SCP-2509個体との交流は非常に危険です。

各個体の挙動解析は、実験中に同一の応答を返していることを示します。このため研究者は、SCP-2509個体らはある一つの性格の別々な複製であると想定しています。

発見ログ: SCP-2509はアメリカ合衆国テキサス州███████の████████郡警察官によって、マーク・G████氏に対する騒音苦情が提出された際の捜査で発見されました。潜入中の財団職員は██/██/██の04:23に異常活動を報告し、機動部隊シータ-14(“パウンド・パピーズ”)が現場に派遣されました。発見者の警官には無事に記憶処理が施されました。

SCP-2509個体らはG████氏の自宅ガレージで見つかりました。MTF シータ-14は軽傷を負ったものの、個体の収容に成功しました。エージェントは床にG████氏の死体が倒れているのを発見しました。死因は、おそらくSCP-2509個体による失血と激しい肉体的外傷でした。また、ゴールデンレトリバー種のCanis lupus familiarisの死骸も発見されましたが、こちらには傷害の痕がありませんでした。解剖によってゴールデンレトリバーは数日前にリンパ肉腫2で死んだことが確認され、家宅調査ではゴールデンレトリバーとG████氏の写った額入りの写真が数多く見つかっています。

死体の横からは、幾つかの儀式的アイテムと、未知の性質を有する数学的図形が発見されました。しかしながら、これらのオブジェクトは激しい破損状態にあり、起源については殆ど判明していません。また、“数学的侵入交差型超自立構築”と題された一冊の本が回収されました(補遺を参照)が、著者や出版社に関する記載はありませんでした。

背景調査で既知の親族や知人が全く発見されなかったことから、G████氏の死に続く偽情報活動は最小限に抑えられました。公式の死因は自殺とされています。

以下、“数学的侵入交差型超自立構築”からの抜粋

このページには栞が挟まれ、G████氏が大幅な注釈をつけていました。

問題の故人の精神イメージに集中する、笑っているもしくは走っている構図が望ましい。
精神イメージを45°折り曲げる、四分円1から四分円3まで。
反時計回りに14°回転させる。
思い出に向かってz軸上で37°回転させる。
w軸に沿って精神イメージを二分し、鳥のイメージで歪みを埋める。
息を吸い、4秒間止める。
息を吐き、精神イメージを思考の面に対して垂直に、宿すことを意図する身体との交差点に至るまで低下させる。
注意: 流出は意図せず器の汚染に繋がる可能性があります。

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