SCP-251-JP
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アイテム番号: SCP-251-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-251-JPは サイト-81██の標準人型収容室 5m四方の鋼鉄製対爆破施設 低危険度収容ロッカー セクター81██の核爆弾設置施設 アイテム番号の再利用を禁止します。データベース監視用ソフトウェアによりSCP-251-JPの状態を常に監視し、改訂が行われた場合は担当研究主任へ自動的に通報します。

説明: SCP-251-JPは 20代と見られる日本人女性 温度36Kを保つ鉄パイプ 水に浮かぶアヒルのオモチャ 赤い大型のカラス 人間を[データ削除]にするウイルス このドキュメント自身です。SCP-251-JPは複数の次元に同時に存在しています。SCP-251-JPを改訂した場合、その内容は即座に他の次元のSCP-251-JPドキュメントにも反映されます。この性質を利用し、SCP-251-JPは次元間の通信装置として利用されています。

記録によれば、SCP-251-JPは作成された当初、Euclidクラスの人型実体の収容プロトコルを記載したドキュメントでした。1997/█/██に、ドキュメントが無許可で改訂されていることが前原主任研究員により発見されました。当該次元の財団職員は誰もドキュメントを改訂していないと主張しており、データベースへの不正侵入の痕跡もありませんでした。数度の無許可の改訂ののち、次元██の職員によりこのドキュメント自身が複数の次元に同時に存在している可能性が提唱されました。以後、補遺の追記という形式で次元間の交流が始まり、通信における手順、規則などが各次元の代表者の同意をもって制定されました。

SCP-251-JPの特異性はこのドキュメントにのみ発現し、添付資料、補足資料として付属されたファイルは特異性を持ちません。SCP-251-JPは財団のデータベース上のファイルにのみ影響を及ぼし、印刷物は影響を受けません。またデータベースのバックアップも影響を受けません。SCP-251-JPだけがこのような特異性を持つ理由は現在まで判明していません。

SCP-251-JPにアクセス可能な次元の総数は、現在までに26個が確認されています。多くは非常に似通っていますが、いくつかの次元は文化および歴史に大きな相違があります。一例として、次元09は宗教的国家が世界の大部分を統治しています。財団はその国家の下部組織として管理されており、ドキュメントには頻繁に「不敬な」「冒涜的」といった抽象的表現が用いられます。次元15はSCPオブジェクトが特異な存在ではなく人類と共存しています。頻繁に大規模な収容違反的災害が発生しますが、次元15の人類はそれを当然のことと考えています。「SCP」は「Smart Conversation Protocol(賢い会話手順)」の略とされています。全次元の解説は別紙を参照してください。

多次元の存在が確認されて以降、SCP-251-JPは次元間の通信装置として利用されてきました。通信の結果、次元間で相互に次の有用な情報を得ることができました。

  • 複数のSCPオブジェクトの安全で恒久的な特別収容プロトコル
  • SCPオブジェクトの不可逆的な実験記録
  • 未発見のSCPオブジェクトの位置情報と収容方法
  • 要注意団体の未知の活動情報
  • 次元間の時間的差異から得られる未来の災害情報

通信内容の全情報の参照を希望する職員はサイト管理者に申請してください。

1999/7/██、次元03で収容違反によるXKクラス-世界終焉シナリオが発生しました。以降散発的に複数の次元で世界終焉シナリオが発生しています。各次元で短期間に連続して世界終焉シナリオが発生している原因は不明です。各次元は非常に似た構造をしているため、発生するイベントも似たものになる、という推測が有力視されています。

2009/8/█、点呼に応じる次元は3つまで減少しました。

2011/3/██以降、ドキュメントが他の次元から更新されることはなくなりました。原因として次が推測されています。

  • SCP-251-JPが特異性を失った
  • 他の次元の財団がこの次元と同様にSCP-251-JPの改訂を禁止し、それが厳密に守られている。
  • 他の次元の財団が壊滅した
  • 他の次元の文明が壊滅した
  • 他の次元が壊滅した

補遺 1997/██/██: ドキュメントが無許可に改ざんされています。改訂をした職員またはその証拠を得た職員は、サイト管理者に報告してください。-前原研究主任

補遺 1997/██/██: 改ざんの痕跡は見つかりませんでした。またSCP-251-JPの担当主任は角田さんですよね? -横山研究員

補遺 1997/██/██: SCP-251-JPの研究チームに横山、前原、角田というメンバーは在籍していません。データベースの破壊が発生しているのでは? -??艾??研究員
名前が文字化けします。保守班に連絡しておきます。-??艾??研究員

補遺 1998/██/██: 会話手順が随分物騒な内容になっていますが、そんなことをしなくてもSCP-251-JPは制御可能ですよね? 彼らの領域に踏み込みさえしなければ、危険はありません。SCP-251-JPは過去481日間、人間の死亡または重大事故をともなう事案を起こしておらず、十分に安全です。 - 沢辺管理官

補遺 1998/██/██: このドキュメントが指すオブジェクトは結局何なのか? 結論をはっきりさせてドキュメントを改訂しておくように。-O5-█
追記:私はこのような補遺の追記をしていない。アカウントの不正アクセスを調査すること。-O5-█
追記:私はこのような補遺の追記の追記をしていない。アカウントの不正アクセスを調査すること。-O5-█
追記:崇高なる代行者より賜りし御名を騙る不心得者を早急に発見し断罪すること。-O5-█

補遺 1998/██/██: 改訂履歴に異常がないということは、つまり正常な手順を踏んだ改訂ではないのでしょうか。突飛ではありますが、例えば平行宇宙の財団職員による改訂が原因として挙げられます。それならば、存在しない職員や、存在しない文字を名前に含む職員の記載も説明がつきます。-横山研究員

補遺 1999/7/██: このドキュメントが他の次元の財団に通じていることが真実ならば、誰か助けてくれ。現在こちらの次元では、SCP-081-JPの収容違反が発生している。このままでは世界終焉シナリオが発生してしまう。再収容手順の案を乞う。(追記:今まで黙って見ているだけで悪かった。我々の次元の管理者は、このような異常オブジェクトへのアクセスを許さないのだ。おそらくこの改訂をしたことにより、俺は軍法会議にかけられるだろう。世界が存続すればの話だが。)- 田山研究助手

補遺 1999/7/██: こちらの次元のSCP-081-JPはSafeクラスである。オブジェクトの詳細を述べよ。-茂木博士

補遺 2002/██/██: 世界終焉シナリオとか言ってた田山ってやつは、その後出てきてないのか? ちょっと詳細を聞きたかったんだが。こちらの次元でも少しまずい事態になりかけている。自己増殖するウニについて、再収容の情報求む。- エージェント三村

補遺 2003/██/██: ウニが世界に溢れている。助けてくれ。- エージェント三村

補遺 2003/██/██: 俺は存在した。この世界に文明は残らないだろうが、他の世界に、俺が生きた証拠を残しておきたい。このログを消さないでくれ。- 三村太一

補遺 2007/12/25: 神聖なる第三帝国へ、ついに天使が降臨した。諸君らの世界にも間もなく訪れるであろう。我らは一足先に、ぱらいぞへ参る。汝光なり。- 第7指輪の継承者 アマラ司教

補遺 2009/8/██: 「古の者」の個体数の増加と対話の失敗により、この惑星の支配種族は人間から 「古の者」へ再シフトしました。彼らがいつまで我々を「友人」と扱ってくれるかはわかりませんが、彼らは「許す」と言ってくれています。我々はその言葉を信じるしかありません。財団は解体が予定されており、この通信もこれが最後になるでしょう。みなさん、どうかお元気で。 - 沢辺管理官

補遺 2011/3/██: SCP-███収容違反発生、文明は末期的状況。このドキュメントと、各次元で連続発生している世界終焉シナリオの関連性は不明。おそらく、直接の関係はない。このドキュメントは、単なる通信装置、交換日記、警報機でしかないのだ。原因は根本的な、宇宙規模で根本的なところにある。このドキュメントを眺めている暇があったら、手遅れにならないうちにすべてのSCP-███を殺害し、全地上から日光を遮断せよ。この世界はもうだめだ。おそらくこの通信が最[データ破損]

[警告:ドキュメントが更新されました]

補遺: 助けてください。世界が終わってしまう。ついにこの世界も、他の次元と同じ運命から逃れることができませんでした。我々も他のいくつかの次元と同様に、このドキュメントを放棄することで次元の連続崩壊を食い止めることができるという仮説を立てていました。しかし、ああ、やはりこのドキュメントは、ただのドキュメントだった。財団は「再起動」を行い文明を存続させるでしょうが、私は私という存在を失ってしまう。誰でもいい、これを見てくれた人、あなただけが頼りです。返信をください。そして私がこの世界に存在したことを忘れないでください。

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