SCP-2525
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アイテム番号: SCP-2525

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2525は、床から0.5mの位置にレーザー動作検出システムが設置された1.5mのPMMAチューブ内に収容されます。レーザーが作動した場合、サイト管理者Bresescu、Ross研究員 、Krasniewski研究員に警報が送信されます。適切な通信記録を保証するため、勤務中の研究者は即座にSCP-2525-1の部屋の様子を報告し、活性化イベント中からイベント後は対象を監視してください。

SCP-2525-1は標準生活地区に収容されます。SCP-2525-1はサイト管理者に許可された運動や精神的刺激のためにサイト-22の非重要エリアへの護衛を伴ったアクセスが限定的に許可されています。SCP-2525-1のセキュリティクリアランスは公式に無効化されており、他の収容対象への接触は許可されません。現在のところ協力的ですが、SCP-2525-1の一部が虚偽の兆候を示した場合、サイト管理者が適切と考える懲戒処分がなされます。

SCP-2525-1による全ての録音はレベル4セキュリティクリアランスサーバーに保管されます。各活性化イベントの終了後、新たな録音はサイト管理者によって全てチェックされます。

説明: SCP-2525は金属とポリマー製の高さ40cm、直径9cmのシリンダーで、片側にひれ型の三脚を備えています。内部の80%は粘性の物質で満たされており、SCP-2525の成分である金属とポリマーと同様、この物質の判定は今のところ不可能です。

8〜32日毎に一度、SCP-2525は活性化し空中に1mの位置に浮上します。初期位置に戻るまで10〜12秒間その位置で静止します。この活性化段階中、SCP-2525は緑色の光線を放射し、その内部物質は沸騰しているように見えます。

SCP-2525の活性化状態は、SCP-2525-1(以前は次席研究員T██████ L███)による通信の受信を示します。これらの通信に含まれる情報は主として、サイト-22を中継地点とした地球外文明による地球侵略の詳細な段階を戦略的かつ戦術的に示した概略図で構成されています。通信には時折、SCP-2525の以前の所有者へ向けたプロパガンダや煽動的演説、地球やその住民についての情報が含まれます。これらの通信の発信源は現在不明です。

SCP-2525は現在SCP-2525-Nに指定されている地球外起源の生物と共に回収されました。SCP-2525の回収についての更なる情報は、文書2525-Aを参照してください。

補遺: 通信の解析により、それらを放送している実体は通信を受信している対象の精神へある程度進入できることが明らかになりました。SCP-2525との接触以降、SCP-2525-1のセキュリティクリアランスは財団での職務を続けるためにレベル1に制限されていましたが、これは████/██/██以後は無効になりました。サイト-22のほぼ完璧な見取図は既にリークされているため、SCP-2525-1は非重要エリアへアクセスした可能性があると判断されました。極秘情報の更なる放送を防ぐために記憶処理が施されています。

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