SCP-2583
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アイテム番号: SCP-2583

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2583は1辺4メートルの鋼製気密収容室に保管されます。封じ込めチャンバー内へ投入する追加の粒子を最小限とするため、室内には複数段の空気清浄システムを装備したエアロックシステムを介してのみアクセス可能です。チャンバーに進入する全ての職員は、毛髪や皮膚細胞をSCP-2583に供給しないようにBSL-4基準のバイオハザードスーツを着用しなければなりません。必要に応じて対象の行動を抑止するため、チャンバーはその内表面を短時間帯電させることが可能なコンデンサバンクに接続してください。

SCP-2583が用いるために、径35-50ミクロンの塵または細砂0.25キログラムをチャンバー内に投入することが認められます。SCP-2583が作成する構造を可能な限り詳細に記録できるように、室内は壁、床、天井に埋め込んだ光ファイバカメラを用いて監視されます。

説明: SCP-2583は塵で構成された運動能力と知覚力を有する構造体で、基底状態では質量1.7グラム、高さ3.7センチメートルの形態を取ります。この形態は、楕円体(頭)から伸びる中央の糸(胴体)と、さらにそこから伸びる4本の糸(手足)という構成で、全体が塵であるためにやや不明瞭ではありますが大まかな人型を取っています。

SCP-2583は未知の手段によって周囲1メートルの静電荷を操作し、塵や細かい粒状物質から他の構造を生成することが可能です。この能力は径100ミクロンの粒子まで適用されますが、径20-50ミクロンの粒子が優先されます。構造は自立した状態で3.1メートルにまで伸びることが観察されています。SCP-2583の生成する構造は外力による変形に対して極めて耐性があり、塵や他の粒子で構成された糸はクモの糸と比べ約250倍以上もの引張強度を有しています。これらの構造を維持する静電荷は短時間の電気的パルスによって破壊が可能です。

当初、SCP-2583は円錐、角錐、立方体などの単純な幾何学的構造の骨組みのみを作成することが観察されていましたが、封じ込めの後にこれはより複雑な構造へと進展しました。現在作成される構造には、複雑な3次元フラクタル、対象が最初に発見された建物の複製、自身と同じ身体構造を持つ人型などが含まれます。

人型を作成する際には通常、SCP-2583は他の同等の大きさの構造を作成する場合に比べ3倍の時間を費やします。人型の作成が完了すると、対象は20-30時間にわたってその10センチメートル以内に留まった後、人型を維持している静電荷を停止します。SCP-2583はこれらの人型構造の残骸を他の素材から区別し、他の構造に再利用することはありません。現在まで、SCP-2583によって作成された人型が独立した動きを示したことはありません。

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