SCP-2601
評価: +2+x

BRAVADO演習 1944/██/██:

Нумо, заспіваєм пісню всім гуртом!
SCP-Фундація вкриє світ щитом.
Будь хоч сам диявол, хоч старезний бог -
Миттю тебе скрутимо, кинемо у льох.

В будь-якому герцю переможем враз!
Ми не знаєм жаху - хай страшаться нас!
Тож, беззубий діду, спи собі в теплі,
Вже давно скінчилися звитяги твої.

Не хапай шаблюку - сміху це задля.
Тебе відлупцює навіть немовля.
Нумо, заспіваєм пісню всім гуртом!
SCP-Фундація вкриє світ щитом.

Let us sing together
Voices loud and bold
SCP Foundation
Shielding the whole world

You may be the Devil
Or a god of yore
Bound and gagged you will be
Thrown behind the door.

We'll emerge victorious
Out of any fight.
We are proud and fearless
Let our foes have fright.

So, our toothless geezer
Sleep and stay in place.
You are long since over
Your heroic days.

Don't you grasp your saber -
You'll just be a jest.
You can't beat a toddler,
Better stay at rest.

Let us sing together
Voices loud and bold
SCP Foundation
Shielding the whole world


OldWarGod.jpg

ミュルミドンUNCLEARイベントに備えるサイト-██のセキュリティ職員、1918/██/██。職員は実験的なマーク/ヌル個人用放射線シールドを装備しており、現代的なガス防具を新規導入しています。

アイテム番号: SCP-2601

オブジェクトクラス: Keter Neutralized Pending

特別収容プロトコル: 全てのSCP-2601に関する収容手続き文章は、紙媒体と電子媒体の両方において、以前のBRAVADO(虚勢)演習からのランダムな書き起こし、または抜粋から開始されなければなりません。

SCP-2601はサイト-██において、追加の放射線シールドを配備された標準強化人型収容独房に収容されており、独房はBRAVADO演習に適切な大きさの防音汎用目的部屋に接続されています。サイト-██の職員は可能な限り国際的バックグラウンドが多様化するように選択されており、軍人家系や軍事的伝統を持つ職員が優先されます。

SCP-2601の独房は、追加の放射線シールドと高性能爆薬の直接衝撃にも耐えることの可能な消防機具を備えた無人の標準強化汎用収容独房に隣接しています。SCP-2601はこの独房の存在と、それをミュルミドンCLEARイベントの際にSCP-2601-1実体を収容するために使用することの利点について認識しています。ミュルミドンUNCLEARイベントの際は、セキュリティ職員が全てのSCP-2601-1実体を破壊するか収容するまで、サイト-██は完全な封鎖状態となります。サイト-██はSCP-2601-1の崩壊により発生する健康リスクを最小限にするため、倍の厚さの放射線シールドが全ての部屋に備え付けられています。

BRAVADO演習は各満月と新月の最低でも24時間前には実行されます。SCP-2601に対する効果を最大化するため、全てのサイト-██の職員はこれらの演習に物資を提供し、参加することが推奨されます。演習に適切な器具を収集する目的で、サイトの軍部は財団の国際的な軍事アーカイブグループと連携しています。全てのBRAVADO演習は以下の点に従わなければなりません。

  • 演習に参加する職員は自身の祖先の文化1が使用した、火薬が発明される以前の武器を用いて、脅迫のジェスチャーを行なわなければならない。
  • 演習に参加する職員はSCP-2601の物理的存在の前で演習を実行しなければならない。SCP-2601がある程度の全知を示したことを考慮すると、なぜこれが必要であるかは不明である。
  • 演習に参加する職員は自身の祖先の文化のものである、火薬が発明される以前の伝統的な軍服や軍事装備を最低でも1つ身につけなければならない。
  • 演習に参加する職員は自身の母語で、最低でも6行から成るオリジナルの散文や詩を朗読しなければならない。
  • この朗読はSCP-2601の武勇を侮辱するものであるか、そうでないならば財団の武勇を賞賛するものでなければならない。
  • 演習に参加する職員はSCP-2601がその力が十分回復したことを示し、収容独房へ戻るまでBRAVADO演習を継続しなければならない。

もしBRAVADO演習が成功したと判断されると、次のミュルミドンイベントはCLEARに指定され、イベントの間サイト職員は通常の業務を継続することが可能です。もし演習が失敗した場合、イベントはUNCLEARとして指定され、サイトのセキュリティ職員はSCP-2601-1を収容し、撃退するための準備を行わなければなりません。

説明: SCP-2601は古代の軍用装備から構成される知性を持ったヒューマノイドであり、"インサエラ(Insaera)"という名の先史時代の戦争の神であると主張しています。SCP-2601の体は常に346kgの重さを維持した防具や軍正装の層から構成されており、それら全ては様式や年代の両方が多様な歴史的文化のものと一致します。SCP-2601の体から装備の一部が外されると、それは即座に別の物と置き換わります。これが発生した時にSCP-2601の質量は変化しません。現在のSCP-2601の部品にはメソアメリカ起源のパッド入りコットンコート、南中アフリカのジェネットの尾のキルト、未知のアルミニウム合金により構成される原エトルリア様式の装甲手袋が含まれます。

SCP-2601はそれが話しかける対象が知っている全ての言語を話す能力があります。SCP-2601は通常対象の第1言語を使用し、対象と同じ性別の声を用います。対象は呼吸しないものの、重い咳や軽度の結核に感染している人間が出す音に一致する音を頻繁に発します。SCP-2601は人間と同程度の知性を持っていますが、アルツハイマー病の初期段階の症状を示しています。対象は補助なしに歩行をすることが不可能であり、動く時に重度の関節痛に苦しんでいると主張します。SCP-2601は財団職員に協力的であることが判明しており、自らが収容スタッフや連携スタッフに対して課していると感じている重荷に関して、強い後悔や自責の念を示しています。

各月の新月と満月の日の夕暮れ(正確な時間は変動します)になると、SCP-2601はミュルミドンイベントを開始します。対象は不本意ながらそうしていると主張しており、特にUNCLEARに指定されたイベントにおいて、その最中に強い物理的苦痛を感じている様子を見せます。ミュルミドンイベントの間、数体のSCP-2601-1実体がSCP-2601の約700mの範囲内に出現し、SCP-2601を除いた近くにいるあらゆる生物に攻撃を試みます。出現するSCP-2601-1の数は大きく変動しますが、概してUNCLEARイベントの間は数が多く(5〜最大312体)、CLEARイベントの際には少なくなります(1〜最大4体)。

SCP-2601-1は火薬が大規模に採用される以前の時代の様々な軍事装備に身を包んだ、特徴のない人間の近似存在に見えます。あるイベント中の各SCP-2601-1実体は同一の時代、場所の武器や防具を携帯しています。SCP-2601-1には限られた知性しか無くコミュニケーションは不可能ですが、基本的な小規模ユニットの戦術に関する知識を持っています。SCP-2601-1は異常な力と素早さの技巧を持っていますが、そのような激しい活動を乗り切るために必要な耐久性を欠いています。例を挙げると、193█/██/██に行われたミュルミドンUNCLEARイベントの際には、SCP-2601-1-498はアルモリカのガリア戦士の服装に身を包んでおり、素手で油圧セキュリティドアを引っ張り開けようとしましたが、それに必要な力のために両方の腕が抜け落ちたことが観測されています。

SCP-2601は出現するSCP-2601-1 の数とその出現場所に関して限定的な制御を行なう事ができますが、これは成功したBRAVADO演習の24時間以内にミュルミドンイベントが発生した場合に限られます。SCP-2601はBRAVADOとその文書内での攻撃的な軍事言語の使用は、自身の能力に関してある程度の一時的な力、あるいは制御をある程度与えると主張しています。1904年に収容文書においてBRAVADO演習の抜粋を採用するようになってから、SCP-2601-1の平均出現数はたとえUNCLEARイベントの際であっても、一貫して10%減少しました。SCP-2601はミュルミドンイベントの際は一貫して、SCP-2601-1を前述の収容独房内部や研究職員から要求された他の場所に発生させています。

文書: 異常アーティファクトの確保、収容、保護のための王立協会2のメモ、1902年4月4日:

[…]5月31日、未使用の収容独房においてひどく損傷した外国の古代軍用装備で全身が構成された存在が突如として物質化した。高齢の紳士の口調でサイト職員に話しかけ、対象は自身を 'In-sa-era' であると紹介し、自らの健康と安全のために収容されることを要求した。その生物は'[人類の]始まる前'から生き続けている高齢の戦争の神であると主張している。対象は協会保護局の役員がそれに対して好戦的に話し、脅すように要求しており、そのような行動が老体の様々な怪我や病気に対する万能薬になると述べている。これらの主張の正当性は未だ不明であるが、それ以外はその生物は協力的である。

注目すべきことに、それはイギリスへ電報が到達する数時間前に、南アフリカでの停戦およびフェリーニヒング条約の締結について認識していることを示した。対象はこの出来事は"とどめの一撃"であると主張しているが、その一撃がどちらを向いているかは不明である。

文書: N█████・シロンゴ下級研究員の個人ノートの抜粋、1945/██/██:

私はますます長い時間その存在と話すようになっている- その存在には何か魅力的なものがある。老いて満足に歩けないにも関わらず、また当然ながら世界の情勢を知る良しもないにも関わらず、その言葉には真剣さがある。人はそれが放つ歴史の重みを感じることが出来るだろう。In-sa-eraにとって、全ての人間は平等である。我々に戦うことができる限り、我々の間に違いはない。ここ数年間の出来事を踏まえて考えると、その世界観には清々しいシンプルさがある。

文書: SCP-2601とのインタビューの抜粋、1948/██/██:

SCP-2601はシロンゴ研究員による定期スケジュールの面会時間の一部としてインタビューを受けました。前回のミュルミドンCLEARイベントの際、出現した4体のSCP-2601-1実体は普通でない安定性を見せました(上記参照)。以下の抜粋はズールー語から翻訳されたものです。

シロンゴ研究員: SCP-2601、最近はより元気になっているように感じると言っていましたね。調子はどうですか?

SCP-2601: おおう、そうだ、そうだ。関節は今も痛み、我が鼻はそよ風の中に鉄臭を嗅ぐこともなく鼻水を垂らしていたが、しかしここ数年でこれほど気分良く感じたことはない!

シロンゴ研究員: 前回のSCP-2601-1の一群は普通ではなく…安定していました。私達の懸念を理解していますね。

SCP-2601: 分かっている、分かっているとも。君たちは私のささやかな護衛隊について心配しているのだな。恐れるでない、定命の者よ。もし私の体調がこの様なままであれば、一度くらい彼らに指示を出すことも出来るだろう!そのどれもがバラバラになることもない。想像してみよ- 真の兵士達が、インサエラの招集と指図に従っている様を!

シロンゴ研究員: 何故このような現象が起こっているかについて何か考えはありますか?

SCP-2601: 何故かって、それは明白ではないか?ヨーロッパ一面に鉄のカーテンが引かれている!私はこれだけの上辺だけの虚勢をずっと、ずっと、長い間感じたことはなかった!何故かって、君は知らなかったか、えぇと…

シロンゴ研究員: SCP-2601?

SCP-2601: ああまったく、考えの繋がりを見失ってしまった。ああそうだ。アメリカでは、人々は実際にスターリンが死ぬことを望んで歌を歌っている!ああ、私が感じている熱気が君にも分かればよいのだが。

シロンゴ研究員: どういうことでしょう。

SCP-2601: そうか、だが分かってくれるものと確信しているよ、シロンゴ!戦場に2つの偉大な軍が集まり、高く武器を掲げ互いの死を望む!数百万の戦士が、それぞれの祖国に対する賛美と祝福を歌う!全くもって古風な有り様だ。間違いなく - 財団は私ををかくしゃくとしたままでいさせるために多大な労力を費やしてきたが、これはまったく別のことなのだ。

補遺 1991/12/26: 午前12:00、SCP-2601は完全に不活動状態となりました。その存在から構成要素を除去すると、想定通りにその分の質量が減少しました。SCP-2601の残骸は解体され、およそ紀元前6000年の年代の放射性炭素を含む、レバントの発掘現場から回収されるものとよく似た人間の骸骨が、周囲の武具から取り出されました。その骸骨の型と詳細な写真記録が作成された後、サイト管理者のシロンゴの指示により骸骨は火葬され、財団における正式な軍式埋葬が行われました。SCP-2601はNeutralizedに再分類され、またシロンゴ管理者は古生物学的遺物として価値のある可能性のあった物体を破壊したため懲戒処分を受けました。

補遺 2013/02/12: 本日UTC時間午前2:57、朝鮮人民軍の衣装を身に纏い、56式自動歩槍のような銃火器で武装したSCP-2601-1の単一実体がサイト-██のメイン共通ルーム内に物質化しました。その存在は敬礼をすると、予期された放射線放出や爆発を行なうこと無く、即座に消失しました。SCP-2601をKeterへ再昇格することが審議中です。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。