SCP-2649
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知覚した脅威から身を守るため、SCP-2649-Aで身体をコーティングしたSCP-2649

アイテム番号: SCP-2649

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2649は標準的な動物収容チャンバーに収容し、任意の種の生肉を1日あたり4オンス与えなければいけません。SCP-2649が逃走する可能性を最小化するため、この給餌計画は毎週無作為化しなければいけません。SCP-2649を収容する収容室はセラミックタイル、または他の陶製の表面で全体が覆われていなければいけません。SCP-2649と相互作用する職員はセラミック製の靴底を備えたブーツを着用します。

説明: SCP-2649は、底面から機能性を持つクモ型の脚が4対生えた白いティーポットに類似しています。これらの脚が移動できる仕組みは不明であり、当該実体は全体的にセラミックで構成されているように思われます。

SCP-2649の“注ぎ口”からは、以下でSCP-2649-Aと呼称する、極めて粘性のある黒い液体が生成されます。SCP-2649は身体を傾けてこの流体を周囲の地面に“注ぐ”様子が観察されており、必要に応じて当該物質を再吸収することが可能です。こうして作られたSCP-2649-Aの溜まりはポータルとして機能します — 表面を横切った物体は、有機物が経時的に劣化していく小空間へと転送されます。SCP-2649-A溜まりの表面より大きな物体は影響されません。このようにして転送された物体が回収されたことはありませんが、無線送信を受信することは可能であり、ポータルが双方向的に機能していることを示唆しています。

SCP-2649は与えられた食物をこの液体の層まで移動させる様子が観察されていることから、SCP-2649-Aを介してアクセスできる小空間は、当該実体の消化手段の役割を果たしていると考えられています。SCP-2649は液体を介して自分自身を輸送することができず、またSCP-2649-Aを防御手段として — 接触した投擲物や小型の脅威を転送するために — 自らをコーティングするのに使用することが判明しています。実験は、この耐性がSCP-2649に特有のものでは無く、その構成素材に関連することを示唆しています — セラミック製の物体はSCP-2649-Aの層を通り抜けていかないことが実験で確証されています。


補遺1: SCP-2649-A探査ログ

目的: SCP-2649の小空間に関するデータの収集。
手順: SCP-2649-Aのサンプルに500gの生の牛肉を沈め、続けて遠隔操作可能なカメラを投入する。
結果: カメラは、視認可能な壁や境界が存在しない暗い領域を映し出した。幾つかの無生物が浮遊しており、重力は無いと思われる。前述の無生物は全て金属や鉱物で構成されており — 有機物は無い — 大きさは硬貨や歯の詰め物などの小さなものから、金属製の椅子や長さ6フィートの鉄骨まで様々である。カメラに取り付けられている照明以外の光源は無し。牛肉のサンプルは前方に見える — 対象は緑がかった変色を呈しており、小さな粒子が表面から分離し、その後に消失している。この加速崩壊がおよそ15分続いた後、サンプルは完全に消失した。

補遺2: SCP-2649事案記録

15/02/17: SCP-2649は、恐らく収容違反を狙って、給餌の時間が近付いた際に収容チャンバーのドア付近で待機し始めた。SCP-2649が学習行動を有する可能性についての調査は現在進行中。

15/03/24: SCP-2649は、食物が普段配置される場所の下にSCP-2649-Aの層を堆積させていた。この時点でSCP-2649は学習能力を示すと認められ、収容プロトコルは給餌スケジュールの無作為化を含むように修正された。

15/04/10: SCP-2649は、収容室を形成しているのが、SCP-2649-Aで転送可能なシンダーブロックであることに気が付いたように思われる。SCP-2649は収容違反の試みが通知されるまでにブロックを4個転送したが、その後、セラミックタイルが敷き詰められた新たな収容チャンバーへ移送された。

15/06/01: SCP-2649に割り当てられたDクラス職員1名が、毎日の給餌のために収容チャンバーに入室した直後、入口にあったSCP-2649-A溜まりに転落した。チャンバーのドアが開いたままだった僅かの間にSCP-2649は収容を脱したものの、速やかに再捕獲され、それ以上の死傷者は出なかった。この種の将来的な事件を防止するため、収容プロトコルは職員の靴底にセラミックを用いるように修正された。

一部のサイト職員は、これがSCP-2649による意図的な攻撃だったのではないかという懸念を表明している。SCP-2649がこのような戦略を立案するほどに知的な存在であるか否かについての研究は保留中である。

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