SCP-2833
評価: +2+x
Aghori%20B%20%281%29.jpg

収容前に撮影されたSCP-2833-52。

アイテム番号: SCP-2833

オブジェクトクラス: Keter (元Euclid、1975/07/01を以て格上げ)

特別収容プロトコル: SCP-2833個体らは、密閉構造の壁と層状の防弾ガラス観察窓を備えたサイト-147の改良型ヒト型生物収容室に個々に封じ込めします。これらの収容室には日に一回のリモート除染が行われます。各SCP-2833個体には作り付けの空気チューブを介して一日三回、ミネラルウォーターのボトルと栄養カプセルを提供します。SCP-2833個体とのインタビューは全てリモートマイク越しに為されるものとします。

更新 (1975/07/01): 機動部隊オメガ-44(“死の探究者たち”)は、北西インドにおける全ての野生のSCP-2833個体を特定・捕縛する使命を帯びています。SCP-2833個体と相互作用するMTF Ω-44工作員は常にクラスAのHazmatスーツを着用してください。

更新 (2007/10/01): SCP-2833関連の全事項はシトラ=アキュラ合同司令部に引き渡されました。更なる情報はプロジェクト・シトラ=アキュラの職員に制限されます。

説明: SCP-2833は、個体ごとに独特の外観を有するものの、全て遺伝的に同一な人間男性の集団です。全SCP-2833個体は典型的なアグホリ1の服装に身を包んでいます。様々なSCP-2833個体が知っている言語としてはヒンディー語・英語・グジャラート語・ドーグリー語・カシミール語・パンジャブ語・ウルドゥー語・古風なウラル語があります。最後のウラル語に関しては、現代のウラル語族には対応するものが発見されていません2

SCP-2833は体内の有機物を操作し、SCP-2833-Aに分類される異常な寄生虫を生成することができます。SCP-2833-Aは、典型的にはSCP-2833の開口部もしくは開いた傷から放出されます。

SCP-2833-Aは双翅目の昆虫に似た寄生性の無脊椎生物であり、体長約20mmです。SCP-2833-Aの体色は赤く、翅で飛ぶことが可能です。SCP-2833-Aは概して開口部もしくは開いた傷を介して、他の脊椎動物(以下“宿主”)の体内へ入り込もうと試みます。SCP-2833-A個体は通常、宿主の神経系に自らを接続し、対応するSCP-2833個体が宿主の神経系と感覚器官を操作できるようにします。これは宿主に対して幻覚を見せる、あるいは宿主の身体を操るために使用されます。

SCP-2833-Aの内部構造は主にケラチンと筋肉組織の組み合わせで構成され、灰の痕跡を伴います。SCP-2833-Aの内部には精包が1つ含まれており、その中にはミニサイズのSCP-2833個体が収まっています。SCP-2833-A個体から発見されるSCP-2833個体は身長2mmであり、通常は不活性です。

SCP-2833-Aの宿主が人間女性である場合、SCP-2833-A個体は宿主の子宮に各々のミニSCP-2833個体を預けます。その時点で直ちに、ミニSCP-2833個体は宿主の子宮内部で成長を開始し、周辺にある全ての有機物を消費します。SCP-2833-Aを介して、“親”のSCP-2833個体は宿主の女性を居住地域から離れさせ、非都市部の環境に誘導するように操る傾向があります。

約1年の期間の後、新しいSCP-2833個体が誕生します。観察された出産イベントの100%で、母体はこの過程を生き延びることができません。新生SCP-2833個体はそれぞれ“親”のSCP-2833個体の記憶を保持し、産まれた時点で発言が可能です。誕生後、新生SCP-2833個体は“母”の死体を食らう傾向があります。特筆すべき点として、宿主が死んでもSCP-2833の妊娠は防止できません。この場合、SCP-2833-AはSCP-2833の誕生まで宿主の体を維持するために正体不明の防腐剤を生成します。これらのケースでは、SCP-2833個体は早産になる可能性があります。

最初の既知のSCP-2833個体(SCP-2833-1に分類)は、1969/██/██にインドのグジャラート州ヒマットナガルで、自身の異常性質により民間人の不安を煽り立てているのが発見されました。SCP-2833-1は財団の要求に応じてインド政府から引き渡されました。

1975/██/██、グジャラート州アーメダバードの墓地で4体のSCP-2833個体が発見されたことにより、SCP-2833個体が複数存在することが判明しました。この4体は財団による状況把握前にGOCの工作員によるアンブッシュを受けており、結果的に1体は死亡しました。残る3体は正常に財団の勾留下におかれました。

SCP-2833個体の存在は、インドのグジャラート州、ラジャスタン州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、ハリヤナ州、パンジャブ州、ジャンムー・カシミール州の農村部で確認されています。SCP-2833の総人口は1000体を超えると推定されます。

補遺2833-1: SCP-2833個体らとの選択されたインタビュー

補遺2833-2: [データ削除済]の一人称記録を基に、SCP-2833はダエーバイト文明に対して敵対的な異常団体だと仮定されています。しかしながら、SCP-140や他の影響を受けた文書においてSCP-2833や“カルキスト・ヴァスキ”への言及は見つかっていません。

以下はダエーバイト文明に関する知識があるかどうかを問われた際のSCP-2833-42の返答です。

ダエーワ。彼奴らはエオムの意志が育つにつれて腐ってゆく。儂らは彼奴らを消費した。殆どはな。一部の連中は逃げるために魔法を使いおった。儂らがそうしたように。儂らもまた、儂らを消費しようとする輩から逃げた。儂らは逃げた! 臆病者! 臆病者め!


特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。