SCP-2838
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サイト-292の外縁から見たSCP-2838。

アイテム番号: SCP-2838

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2838の下に個人所有の天文台を装ってサイト-292が設置されています。侵入者は標準的財団プロトコルに従って取り扱います。視覚的隠蔽プロトコル(574-A「カーテン・コール」、574-C「雲のかかった山」)がSCP-2838を公衆の目から隠すために現在実行されています。SCP-2838を通過しようとする航空機は阻止し、別の空路に方向を転換させてください。

説明: SCP-2838はタジキスタンのゴルノ・バタフシャン自治区、トランス・アライ山脈付近の地表上空820メートルに位置する空間領域です。SCP-2838の底面はおよそ500メートル×500メートルで、そこから垂直に12キロメートルの高度まで伸びています。夜間に下方から見ると、SCP-2838は異常に多くの星が存在する夜空の一角のように見えます。SCP-2838は現在████個もの発光体を有しており、うち████個は裸眼で視認できます。

SCP-2838の空中探査により、これらのSCP-2838-1として分類される発光体はおおむね人間と同様の大きさと形状1を持つプラズマ塊であり、未知の手段によってSCP-2838内部に留まっていると判明しています。SCP-2838-1実体の平均表面温度は5000ケルビン、平均輝度は3000ルーメンです。吸収線スペクトルから、いずれの実体も大部分は水素とヘリウムで構成されており、わずかな炭素、窒素、および酸素を含んでいることが判明しています。SCP-2838-1実体の回収は不可能であることがこれまでに確認されています。

いかなる人間の死体もSCP-2838の下で24時間以上観察されていない状態に置かれると、非物質化します。続いて新たなSCP-2838-1実体がSCP-2838内部に、通常は瞬時に出現します。

SCP-2838は以前は財団記録にAO-17508として指定されており、収容下に置かれたのはタジキスタンの内戦が始まってまもなく、[編集済み]の余波によって最初にその効果が観察されて以降のことでした。サイト-292の建設中にSCP-2838の下から青銅器時代の遺物が発掘されており、SCP-2838の下の土地は先史時代に埋葬地として用いられていたことが示唆されています。遺物の分析によれば、SCP-2838の下に埋葬されたのは社会的に高い地位にあった人物および宗教的に重要な地位にあった人物のみであり、死後の崇拝の一環として彼らをSCP-2838-1実体に変化させる目的があったものと思われます。

補遺:

最近のSCP-2838-1実体周辺を観測する磁力計の機能強化および分析により、SCP-2838-1の頭部のプラズマ対流から生成される電界が人間の脳の活動パターンに類似していることが判明しました。特に、SCP-2838-1の頭部の領域のうち人間の脳において温度感覚を司る領域に相当する部分が強く刺激されているものとみられています。さらなる研究は保留中です。

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