SCP-284-JP
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SCP-284-JP (JPEG画像等のデジタル的な媒体を通じた影響の伝播はありません)

アイテム番号: SCP-284-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-284-JPはサイト-8118のSafeオブジェクト棟にて密閉性の収容ロッカー内に保存されています。月1度のスケジュールで保存状態の確認とメンテナンスのためのロッカーの開放が行われます。

試験以外のいかなる理由においてもSCP-284-JPの直接目視は禁止されます。取り扱いのために視覚情報を必要とする場合、ビデオスコープ等の電子的な視覚機器を通じての確認のみが許可されます。

SCP-284-JPから浸出する水銀の処理のためロッカー下部には排出口が設けられます。排出された水銀は検査の後、異常が確認されなければ通常の化学物質処理手続きに則った処理が行われます。

説明: SCP-284-JPは金属製の魚の彫刻です。72センチメートルの全長を持ち、主にステンレス・銅・真鍮などの金属類から構成されています。モチーフとした魚の種類は特定されていませんが、コイ属の魚(Cyprinus sp.)を象ったものであると思われます。

SCP-284-JPを任意の方向から直接視認した場合、被験者の眼球内の硝子体は未知の手段によって瞬時に同体積の9パーセント食塩水に置換します。この置換現象の発生には少なくともSCP-284-JPの全体を十分に視界に収めることが必要となると見られています。金属などの反射面を通じてもこの現象が発生することが確認されています。極めて近い距離で接視した場合においてはこの現象は発生しないことが確かめられています。

硝子体の置換に伴い、眼球内にはSCP-284-JPと相似の外見を持った魚(SCP-284-JP-1)が出現します。SCP-284-JP-1の体長は置換現象が発生した瞬間のSCP-284-JPと被験者の眼球の距離に反比例します。より近くで視認した場合にはより大きなSCP-284-JP-1が出現します。

SCP-284-JP-1もSCP-284-JPと類似の特性を持っています。SCP-284-JP-1の棲息する眼球の瞳孔を目視した際、目視した人物の眼球において硝子体の置換とSCP-284-JP-1の二次的な出現が確認されています。この際出現するSCP-284-JP-1の体長もまた目視した際の距離に反比例します。特異な現象を発生させることができる体長には下限があると見られています。体長0.07ミリメートル未満のSCP-284-JP-1が棲息する眼球の瞳孔を目視した人物に影響を及ぼした例は確認されていません。

SCP-284-JPは1日あたり約0.8リットルの水銀単体を口吻部から浸出させます。この水銀の発生源は不明です。放射線・赤外線・超音波などの手段を用いた非破壊検査において内部構造を特定する試みはすべて失敗に終わりました。破壊を伴う検査については審議中です。

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