SCP-2840
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アイテム番号: SCP-2840

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2840はサイト-66の分棟Cにあるヒト型生物収容室に居住させた、非暴力的Dクラス職員の宿主3名に寄生させた状態で収容します。この3名の宿主はブリッジ博士によって概説される睡眠スケジュールに従わなければならず、娯楽の提供要求が許可されています。

SCP-2840の現在の宿主から100m以内で眠っているのが見つかった職員は降格処分を受けます。

説明: SCP-2840は、レム睡眠を経験している人間の精神内に存在する、無形の超自然的実体です。

SCP-2840は一度に1名の人間宿主の中に留まっており、対象者が覚醒しているときは休止状態です。SCP-2840は100m以内でレム睡眠に入った人物の精神間を、自らを転送して行き来することが可能です。現在、宿主の自己報告以外でSCP-2840の移動を追跡することは不可能です。SCP-2840の宿主となった人物は、不完全かつ重要でない詳細を忘れることはありますが、毎晩自分が見た夢を思い出すことができます。

SCP-2840は慢性的な悪夢と夜驚の経験歴を持つ人物に引き寄せられる傾向があります。定期的な悪夢に苛まれている人物がSCP-2840に寄生された場合、その人物は再帰性の夢を見ること自体ができなくなります。

SCP-2840に寄生された宿主は、夜に見る夢のサイクル変化を経験します。この後、彼らが見る悪夢はシナリオの劇的な変化によって中断されることになります。詳細は異なりますが、相互作用は常に悪夢の無力化とSCP-2840による置換で終了します。

SCP-2840はシナリオの半ばで出現し、その夢を暴力的に中断して別のシナリオへと切り替えます。例として、何者かに追跡される悪夢を見ている宿主は、特徴のない登場人物によって追跡者が攻撃・捕食されたことに気付き、続けて自身が暗い森の中にいることと、何者かが落ち着いた足取りで追ってくることに気付きます。溺れる夢を見ている別な宿主は、下から突然気泡によって押し上げられるのを経験し、続けて何もない空間へ落下していく夢へと切り替わります。

睡眠中の宿主は、自分が夢を見ていることを認識するだけでなく、自身が完全に安全であると理解しています。全ての宿主は、置換された実体もしくはシナリオ ― 前述した特徴のない登場人物や何もない空間 ― は本来なら恐怖や不安を引き起こすはずにも拘らず、その代りに安心感やリラックス感を与えてくれると認識しています。起床した宿主はSCP-2840が、夢の中で如何なる姿を取っていたにせよ、宿主の存在に気付いており、その悪夢に出現する認識可能な脅威を除去していたのだと認識します。

SCP-2840は[編集済]の精神病院で発見されました。4ヶ月間にわたり、29名の患者が、現在SCP-2840の主な症状であると判明している同じような夢を報告しました。SCP-███実例を追って潜入していたエージェントは無関係の患者たちの動向に気付き、現象の調査を開始しました。SCP-2840の当時最新の宿主が断定された後、宿主は収容のために連行され、D-2840-Bとして収容プロトコルの一部を割り当てられました。

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