SCP-285
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アイテム番号: SCP-285

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-285は比較的安全な性質を持つため、収容に際して特別なプロトコルを必要としません。SCP-285の使用を要求する場合、どのような目的でも(例えば、職員会議、激励のスピーチ、もしくは睡眠中の職員への目覚ましなど)管理計測のため書面への簡単な署名を必要とします。

説明: SCP-285は、一般的に販売されているブランドの拡声器に見え、白い本体に赤いゴム製のグリップと、小さなON/OFFスイッチを備えています。SCP-285の製造形式と構造は、増幅装置を除けば、典型的な大きさと品質の普通の拡声器とほぼ同じです。検査では、この装置は電力によって作動するように見えますが、それにも関わらず電源が存在しないことが確認されています。長期に渡る試験では、SCP-285は著しい損傷が無ければおそらく永久的に稼働することを示しましたが、全く破壊できない訳ではありません。

話すことができる生物によってスイッチをONにされた時、SCP-285は使用者が話すあらゆる言葉を、3500m先に届くレベルにまで増幅します。SCP-285はどのような形式の音も発生させることはできませんが、SCP-285に顔を向けているあらゆる対象の心に直接、言葉を伝達します。耳栓、防音設備、ノイズキャンセリング技術などの、一般的に使用されているあらゆる減音措置は、SCP-285の効果に対して全く影響を及ぼしませんでした。完全な失聴者でさえも、この伝達を“聞く”ことができたのです。もっとも、彼らがそれを理解するのは、当然ながら非常に困難なことでした。

スイッチをOFFにしても、SCP-285の機能は実際には無効にならず、その機能を逆転させます。効果範囲内に存在する、全ての対象者の表面的な思考を使用者に伝達しますが、この機能は非常に圧倒的なものだと、実地試験で証明されています。集合した思考による雑音のため、この機能を使用して有益な情報を拾い出すことは殆どできませんが、SCP-285を用いた“思考察知” の応用に関する研究が承認されています。

SCP-285は当初、アリゾナ州███████に位置する██████ ████校に存在しました。SCP-285は、アメリカンフットボールの試合でこの地方のチアリーダーのキャプテンに使用されていましたが、おびただしい騒音に対する地域住民からの苦情を調査した結果、発見されました。ホームチームの観客席は、集合住宅の前に位置しており、その熱心な応援は1マイル近く先まで届いたのです。エージェント█████は選手の1人として潜入し、この物品を回収、その一方で勝利を決定づけるタッチダウンを決めました。SCP-285は現在、追加試験のためサイト██に置かれています。

補遺: 愚かにも数名のレベル2職員が、あらゆるオーディオ機器からの入力を受け付けるように、SCP-285を即席で改造するという事例が発生したため、SCP-285の使用に関しては規制及び監視が行われます。

メモ: 結局のところ、この“釣り”1は一体何なんだ?

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