SCP-286-JP
評価: +27+x
blank.png
futta1237m.jpg
活性化状態のSCP-286-JP

アイテム番号: SCP-286-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-286-JP出現への対応策として、関東圏内の各財団サイトにつき、LX-1型霊素子凝集装置の設置が進められています。SCP-286-JPの出現は常時財団のネットワーク監視システムによって監視され、出現が確認された場合、機動部隊-す6”S.T.”がヘリによって5分以内に現場に急行し、オブジェクトを無力化する為に適切な処置を行います。これには霊素子分解による一時的な破壊が含まれます。

現在、GOI-8109”三業”の動向および構成員の捕縛が、関東圏の各サイトにおけるGOI対策部門に対し最優先事項として命じられています。当該団体への情報提供は、統括サイト-88のGOI対策本部に対し行ってください。

説明: SCP-286-JPは、異常な霊素子1の凝集によって形成された攻撃的実体であり、外見上は虹色のミラーボールのような姿をしています。

SCP-286-JPは関東圏全区域2の財団サイトの内部にランダムで出現します。出現に法則性は見られませんが、高度は地上から1m、出現時間は午後1:00~23:00の間であり、平日の出現が多く、頻度は1週間~2ヶ月の間隔となっています3。SCP-286-JPは未知の手段で空中に浮揚しているように見え、また構成する霊素子を分解する以外のどんな方法でも破壊することは出来ません。

SCP-286-JPが出現すると、半径30m以内の人間はSCP-286-JPに対し徐々に引きつけられます。人間がSCP-286-JPの半径10m以内(以下SCP-286-JP-A)に入った場合、段階毎に様々な幻覚や超常的体験を感受し、重度の精神錯乱を呈して最終的に死亡します。SCP-286-JP-Aから被害者が自力で脱出する方法は存在しません。SCP-286-JP-A内に10人以上が集まるか、出現から1時間が経過することでSCP-286-JPは外見上消滅し、第二段階へと移行します。出現中にSCP-286-JP-A内の人数が10人以下である場合、SCP-286-JPは徐々に人間を引きつける効果範囲を拡大します。現在観測されている最大効果範囲は半径1km程度です。

SCP-286-JPは20██の4月██日に突如としてサイト-81██に出現しました。複数の証拠から、SCP-286-JPはGOI-8109”三業”によって作成された、財団職員を攻撃するための兵器の一種であると考えられています。その異常性質のため、SCP-286-JPの発見から現在に至るまで、無力化に向けた積極的な研究が進められています。

付記286-JP -01: SCP-286-JPの四回目の出現時、機動部隊員であった██隊員が異常効果により死亡する事案が発生しました。回収された██隊員の遺体には無数の打撲痕があり、また両方の拳が骨折していました。これは██隊員がSCP-286-JPの効果終了まで、幻覚による暴力衝動に突き動かされていたためと考えられています。

このオブジェクトの持つ効果は極めて興味深いものです。人間心理の深層にある欲望、”夢”そのものをエネルギー源としているのかも知れません。更なる調査を実施するため、Dクラスによる実験の実施を強く進言致します。―████研究員

却下します。現在SCP-286-JPが齎している各財団サイトへの被害は、あらゆる実験を凍結するに十分なものです。貴女の知的好奇心は結構ですが、機動部隊員やⅮクラスを悪戯に消耗することは出来ないということを理解して下さい。―崔博士

補遺286-01: 事件記録286-JP-01から一年が経過し、SCP-286-JPは計2█回再出現しましたが、その全てが第一段階で無力化されました。また、出現頻度も当初の20%まで低下しています。継続的な調査の結果、GOI-8159は徐々にその活動を縮小していると考えられており、エージェントによる本拠地の特定が進められています。
尚、現在までに財団に捕縛されたGOI-8159の構成員は、全てその場で自害するか重度の精神錯乱を呈しており、インタビューによる情報収集は困難となっています。これらの事象とSCP-286-JPの関連性は不明です。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。