SCP-2947
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アイテム番号: SCP-2947

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2947が始まる2週間前に、グラハムの町に存在する全ての配水システムを遮断し、配管システムを空気乾燥させます。この間、およびSCP-2947の発生中、SCP-2947影響領域の住民たちには外部の水を提供します。米国法135001に則り、SCP-2947領域の全ての住民には、SCP-2947の期間に一時転居の支援を提供すべきです。

SCP-2947に続き、全てのSCP-2947-1個体をグラハムの貯水池から除去します。その後、貯水池を洗浄および消毒してから改めて水を再補充します。これを容易にするために、貯水池には特殊な配管を設置しなければいけません。 2036/09/25を以て特殊配管は無事に設置されました。

現時点では、これ以外の収容の必要はありません。

説明: SCP-2947は、アメリカ合衆国ワシントン州グラハムの町の供給水に影響を及ぼす季節性の現象です。6月から8月にかけて、この町の貯水池と水道水供給管の内部に存在する全ての水は、以下でSCP-2947-1と呼称する小型のウェルシュ・コーギー・ペンブローク犬に変異します。これらの個体の大きさは、体長5mm~1cm、体高1mm~2cm、体幅1mm~25mmまでの範囲で様々です1。SCP-2947-1個体はその大きさにも拘らず、完全な身体機能を維持していますが、極端な縮小による通常の健康問題を抱えています2

SCP-2947-1個体は流体らしい振舞いをするわけではなく、結果的にグラハムの自治体の配管システムに大々的な閉塞および蓄積を引き起こします。SCP-2947-1個体は配管の中を移動することが可能であり、それに意欲を見せています ― しかしながら、通常サイズのコーギーと同様の習性を示すことから、この移動は遅く、協調性に欠けています。個体の大部分は大量の水を用いて押し流すことも出来ますが、この過程には時間が掛かると共に、大規模な労働力が必要になります。

食糧源の利用不能性のため、SCP-2947-1個体の大半はSCP-2947の開始から2週間以内に餓死します。残りの個体は通常、共食いに走ります ― SCP-2947の終了時には、SCP-2947-1個体のうち平均して98%が脱水、栄養失調、または縮小化に関連する健康問題によって死亡しています。

水からSCP-2947-1への変換は、一斉かつ瞬間的に発生します。生成されるSCP-2947-1個体の数は、置換される水量に相当します。水道水の供給システム外(コップの中、人体の中など)にある水は影響を受けません。

SCP-2947は2036/06/01に始まって以来、毎年発生しています。SCP-2947は最初の事象発生時、複数の町民からSCP財団のホットライン3に異常存在を報告する通報が入ったことによって、財団の注目を集めるに至りました。

SCP-2947の原因は現在も判明していません。グラハムには如何なる要注意団体/要注意人物が存在した記録も無く、SCP-2947らしい事象について言及している地元の伝説や言い伝えもありません。SCP-2947に類似する事象が2036/06/01以前に起こったことは一度もありません。町民へのインタビューで異常の発生原因を確認する試みは実を結んでいません。

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