SCP-2955
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アイテム番号: SCP-2955

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 暫定収容エリア-836がSCP-2955周辺に構築され、現在はアルゼンチンの軍事施設を装っています。エリア-846には機動部隊ゼータ-9(“メクラネズミ”)の構成員が配属されます。如何なる職員もSCP-2955への接近、直接観察、サンプル抽出の実施を許可されません。SCP-2955の全ての観察は衛星画像や遠隔監視を介して行われるべきです。ヘリオス級空中監視ドローンをSCP-2955の監視に用いるのは禁止されています。

移住イベントが発生した場合、MTF Z-9はSCP-2955を追跡し、次に再浮上するであろう位置を特定します。確証された場合、エリア-846を新たに特定された位置に再構築します。影響を受けた国の政府に潜入している財団エージェントは、各移住イベント中は地震のカバーストーリーを維持してください。

説明: SCP-2955は自律移動が可能な顆粒状粒子の集合体1を指す名称です。各SCP-2955実例の測定された直径は平均15mmであり、採取されたサンプルはSCP-2955がツンバガ2とシリカの混合物で構成されていることを示します。SCP-2955は一般的に、約8平方キロメートルの土地面積を包括する舗装路と、その領域に集中するプエブロ文化風の豪邸の集まりの姿を取ります。建築様式はプエブロ文化2期3の住居と一致しますが、SCP-2955の内部構造には開口部が見つかっていません。

SCP-2955は、自らの一部が強制的に採取された場合、もしくは下記の存在に直接観察を受けた場合のみ移動を開始します(これを移住イベントと呼称)。

  • 人間
  • ヘリオス級空中監視ドローン(2008/07/08以降)

移住イベントはSCP-2955の周辺で発生する地震活動によって特徴付けられます。SCP-2955はその後、自身を解体して地面に浸透します。地中レーダー(GPR)により、SCP-2955実例は通常地中にいる際は複数の層に沿って移動しており、運動手段として振動しつつ、地下でその動きを調整していることを示しています。少なくとも2週間が経過した後4、SCP-2955実例は人間がそれまで居住した歴史の無い場所を好んで再浮上し、自身を再構成します。再構成時、SCP-2955内の構造体の位置には変化がありません。

SCP-2955は元々、初期報告時に実在したという確たる証拠を得られなかったため、超常現象として分類されていました(EE-72806)。以下はEE-72806の文書です。

2007/09/09、コロンビアのゴルゴナ島で同様の目撃・地震現象が発生しました。これはEE-72806の再発生と確認され、当該異常存在はSCP-2955と再分類されました。以下は財団による発見以来、SCP-2955が出現した既知の地点のリストです。

日時 場所 概要
2007/08/15 ペルー、イカ県 SCP-2955の既知の最初の目撃例。当初はEE-72806として分類。
2007/09/09 コロンビア、ゴルゴナ島 SCP-2955の既知の2番目の目撃例。ゴルゴナ島自然国立公園のパークレンジャー1名が発見。この後に移住イベントが発生してマグニチュード6.2の地震を引き起こし、SCP-2955は消失した。異常存在はSCP-2955に再分類された。
2007/12/16 チリ、アントファガスタ州 ロドリゲス博士の提言5を受け、ヘリオス級空中ドローンがSCP-2955調査に派遣される。ドローンがSCP-2955からのサンプル採取を開始した結果、移住イベントを引き起こし、マグニチュード6.7の地震が発生。SCP-2955は地震後に消失した。GPRが地下でSCP-2955実例の動きを検出。
2008/07/08 ペルー、アレキパ州 ヘリオス級空中ドローンをSCP-2955調査のために展開したところ、明らかにドローンの存在によって移住イベントが引き起こされ、マグニチュード6.2の地震を誘発。SCP-2955は地震後に消失した。GPRが地下でSCP-2955実例の動きを検出。
2009/03/13 アルゼンチン、メンドーサ州 SCP-2955の現在の位置。場所は衛星画像・遠隔観測・GPRを経由して検証された。SCP-2955の周辺にエリア-846の建設が開始。

補遺2955-1: SCP-2955の描写との相互参照の結果、複数の歴史的記録が特定されました。以下に示す抜粋例は日本語に翻訳されています。歴史的記録の完全参照は文書2955-アルファをご覧ください。

補遺2955-2: SCP-2955内部において、空中ドローンはSCP-2955から絶え間なく放出される低周波数(<20Hz)のレイリー波を検出しました。財団が利用可能なSCP-2955サンプルの検査時、各SCP-2955実例は個別にレイリー波を放出していることが確認されました。

サンプルのSCP-2955実例は周波数を増加させながら振動し、しばしば共振によって格納容器を破壊することが指摘されています。これは採取以降、複数回の収容違反に繋がっています。サンプルは2009/██/██に焼却処分されました。

補遺2955-3: 2009/██/██、SCP-2955の周辺で約400'000個の金塊が発見されました。調査により、これらは脱皮と同様の過程を経てSCP-2955から製造されることが明らかになりました。金塊は移住イベントを引き起こさず、何ら異常性質を有していません。

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