SCP-307-JP
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発見当初のSCP-307-JP。TRT 甲-515“唐紅”隊員により撮影された。

アイテム番号: SCP-307-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-307-JPはサイト-8119の大型耐圧収容室-“青蕣(あおあさがお)”に収容し、監視カメラによる24時間の遠隔監視を行います。“青蕣”は2種類の要素で構成されています: オブジェクト本体を収容している15m×15m×15mの気密収容セル(A-1)と、その唯一の出入口として設計されたエアロック区画(A-2)。A-1での活動を行う全ての作業人員は財団の宇宙船外活動(EVA)標準訓練を受けた上で、A-2に配備されている生命維持装置付き気密服を着用し、正常な動作が可能かを毎回点検することが義務付けられています。作業中SCP-307-JP-1が発生した際の全ての無線記録は保存されます。関連文書81.scp.307.C“オペレーション・アウターヘッジ”を参照してください。

説明: SCP-307-JPは哺乳綱ゾウ目ゾウ科に分類される、異常性のない一般的なアフリカサバンナゾウ(Loxodonta africana africana)の死体です。対象の表皮から3m以内の空間は、無重力とほぼ完全な真空状態を示します。範囲内に存在する全ての物体はこの異常性質の影響を受け空中に浮遊し始め、適切な措置を取らない場合、被験者は即座に呼吸困難に陥ります。この効果はオブジェクトが範囲外へ取り除かれた場合に消失し、通常の重力と気圧を即座に回復します。

SCP-307-JP-1はオブジェクトが持つテレパシー能力とその結果であると考えられています。SCP-307-JP-1は大抵の場合、Red Bis1の楽曲『Z.O.C.』の非常に劣化した音声の連続という形で、オブジェクトの超常効果範囲内に存在する通信機器に不明な手段により拾得されます。非常に稀な周期で、反復歌唱は“魔法使いの男(Witchman)”に関する支離滅裂で整合性のない替え歌、或いは絶叫へと変化します。

回収経緯: 1995/06/12、札幌市の無認可法人████████に対して行われた、サイト-8119戦術対策チーム(TRT)による強行制圧に於いてSCP-307-JPは発見されました。関係者への尋問と聴取の結果、████████は当該異常実体を「埜木商会」を名乗る集団から購入し、他の顧客へと転売する事で利益を上げようとしていた事、オブジェクトの起源を含む具体的情報は持ち得ていない事などが判明しました。9日後、日本国内に存在する超常物品取引市場に関する更なる情報を引き出すため、████████中核社員の身柄はサイト-8119からサイト-8100の日本管理部保安調査局(JAD-SIO)へと移譲されました。

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