SCP-3070
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アイテム番号: SCP-3070

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 国際天文学連合(IAU)とその小惑星センターにおける財団資産は、新たに発見された小惑星の命名を監視します。如何なる小惑星の名称変更にもレベル4/3070の承認が必要です。財団の軌道機動部隊と衛星は登録済みの小惑星を定期的に監視しますが、そのような天体は約460,000個が存在するため、完全な監視は妨げられています。

出現した全てのSCP-3070-Aは軌道任務部隊ञ-12(“星の王子さま”)によって回収されます。分析に続いて、オブジェクトは太陽中心エリア-16に保管するか、もしくはレベル4/3070職員による審査後に破壊されます。

説明: SCP-3070は、国際天文学連合の小惑星センターによって分類済みの、太陽を周回する小惑星1 — 主に番号と名前による指定呼称が割り振られているもの — に影響を及ぼす現象です。SCP-3070現象は小惑星の軌道上2、もしくはその表面上に、当該小惑星のIAU指定名称に関連する物体(SCP-3070-Aと指定)の出現を引き起こします。この出現が直接観察されたことはありません。SCP-3070-A実例は小惑星の表面上/軌道上において様々な異常性質を示しますが、これらの性質は配置転換されると発現しなくなります。

現在までに437個の小惑星がSCP-3070の影響を受けています。影響を2度受けた小惑星はありません。

補遺.1 - 注目すべき事案:

小惑星: 262419 スザカ
3070-A発見日時: 2013/09/15

説明: 日本の須坂市に存在する全ての建造物を1:1000スケールで再現した石灰岩の模型が、単一の環を形成して小惑星を周回していた。

小惑星: 1981 ミダス
3070-A発見日時: 2013/10/29

説明: 288本の金の円錐柱(長さ91cm、基部の幅23mm)が小惑星の表面に埋め込まれ、4つの同心十二辺形を象った。

小惑星: 399979 ルーシーマン
3070-A発見日時: 2013/07/10

説明: 両端にゼネラル・エレクトリック社のロゴが描かれた真鍮の円筒(長さ14m、幅19cm)が3本、小惑星の表面に埋め込まれた。

小惑星: 124192 モレタイ
3070-A発見日時: 2014/05/17

説明: 小惑星と同じ材質で作られた、リトアニアのモレタイ天文台の1:50スケールのレプリカが、急速に変化する楕円軌道を描いて小惑星を周回していた。回収の努力が開始された時点で、SCP-3070-A実例は124192 モレタイと衝突し、破壊された。

小惑星: 495827
3070-A発見日時: 2016/12/04

説明: 数字の495827が天体表面の168ヶ所に、それぞれ違うフォントとサイズで彫り込まれた。

小惑星: 882 スヴェトラーナ
3070-A発見日時: 2016/12/09

説明: Carcinoscorpius rotundicauda3の死骸で出来た高さ100m、幅2mの塔が6本、天体に接続された。各死骸の脚は周囲にある死骸と融合していた。

注記: 882 スヴェトラーナの名前の由来は知られていない。

小惑星: 54439 トピカ
3070-A発見日時: 2016/12/12

説明: 眼組織を備えた長さの様々な(最大24m)巻き髭が233,870本、小惑星から延伸した。サンプルに対する遺伝子検査で、各々の巻き髭は2010年のアメリカ合衆国国勢調査時にカンザス州トピカに居住していた人物たちと相関していることが示唆された。全ての巻き髭は2016/12/17に溶解した。

小惑星: 672 アスタルテ
3070-A発見日時: 2016/12/21

説明: ヒト卵細胞、液体二酸化炭素、Panthera leo bleyenberghi4の血液から成る流体の環が12個、小惑星を周回していた。流体は2日後に凍結し、散逸した。血液の遺伝子分析により、6塩基対および3本鎖を有するDNAに類似した化学物質の存在が明らかになった。この化学物質(暫定的にC-3070と指定)の機能は不明。

小惑星: 1996 アダムズ
3070-A発見日時: 2017/12/01

説明: 死亡当時のジョン・クーチ・アダムズ5に類似する12体の死体が、長さ3mのへその緒で小惑星と接続されているのが発見された。各々の死体は1800年代後期に典型的な服装だった。死体とへその緒は切断時に宇宙空間被曝の症状を示した。

小惑星: 1991 ダーウィン
3070-A発見日時: 2018/11/11

説明: 24匹のChelonoidis nigra abingdonii6が生きて小惑星の表面を移動している様子が観測された。移転は個体群の死亡を招いた。死骸への外科手術によって、各個体は内臓器官と骨構造を欠いており、代わりにチャールズ・ダーウィンまたはジョージ・ダーウィンに類似する切断された頭部が体内に存在したことが判明した。個体の四肢と頭部は、首から延びる神経組織の束によって接続されていた。死骸の細胞からはC-3070が、全てのDNAと置換された状態で発見された。

補遺.2 - SCP-3070-1: 2018/01/10、フランスのパリにあるIAU本部に勤務する用務員が、建物の壁に埋め込まれた異常存在を発見しました(SCP-3070-1に指定)。SCP-3070-1は、金属チューブ(うち幾つかは外宇宙由来の金属で構成)、様々な部位のヒト体組織、サイバネティック器官、テレビアンテナに類似した装置で組み上げられています。体組織を分析したところ、DNAの代替として機能している大量のC-3070と、全IAU従業員と一致するヒトDNAが発見されました。

SCP-3070-1のチューブの幾つかは2018 Macbook Proノートパソコンに取り付けられており、そのノートパソコン自体は髄質と心筋から成る円柱に部分的に接続されています。ノートパソコンは常時起動状態にあり、インターネットとIAUデータベースへの完全なアクセスが可能です。新しいSCP-3070-A実例が発見される前に複数回、ノートパソコンの画面には表示時間の様々なテキストが出現します。以下は2018/01/12に表示されたテキストの転写です。

rrrrrradapt8916100448256expandCLASP46656controlSO
CPU: 99.7% | mEMORY: 0.5 YB | 4-Disc: 100% - 78 ZB/s
claspvoidflattttttclaspSOstarfieldsconrolexpandⲊⲊⲊⲊ
ⲊLШ: 100% | JLZ: 100% - 12 uS/m | conrolexpanse
claspuniverexpandexpandaaaddddapt646464
claspstars ADAPT
netwoRk: 0% - 0.1 Mbps

SCP-3070-1は建物の大部分を貫通しているため、建造物に被害を及ぼす可能性なしには移転できません。当該異常存在を監視し、民間人との接触を最小限に絞るために潜入エージェントが配属されています。完全版の収容プロトコルは開発段階にあります。外来生物学部門による研究が進行中です。

補遺.3 – 追加事案: SCP-3070事案に関する追加記録は、イベントログ 3070-ञ-12Eで入手可能です。

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