SCP-3160
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収容区画内のSCP-3160標本の1匹。

アイテム番号: SCP-3160

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: ボーリング協定に詳述されているように、SCP-3160は現在、限定的な財団の監督の下、主にGoI-466(“ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ”)によって収容されています。SCP-3160を網羅する全ての標本はウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ本部にある単一の区画に収容し、栄養チャート3160-1に従って毎日給餌します。給餌や整備に必要なもの以外の物体をSCP-3160収容区画に導入してはいけません。

オブジェクト・アポルObject ApolはSCP-3160収容区画の中央に配置されます。1日2回、オブジェクト・アポルに自動散布システムでフェロモンを浴びせ、SCP-3160をその近くに留める動機付けとします。オブジェクト・アポルの製作者であるフランシスコ・ソールは収容コンサルタントとして現地に待機し、オブジェクト・アポルが必要とする任意の概念的整備を行うものとします。

説明: SCP-3160は、物理的状態から概念的状態へ変化することが可能な、本稿執筆時点で129匹のクロスズメバチの総称です。脅威に曝されると、SCP-3160は物理的な存在を止め、付近にある物体の概念的枠組みに自らを付着させます。

ある物体に概念的に付着している時、SCP-3160標本は半径10km以内で同一の概念的枠組みを有する全ての物体に存在しています。SCP-3160はまた、前述の半径内にある対象物から物理的に出現することも可能であり、自らの概念的特性を効果的な逃走および潜伏の手段として用いています。

概念的形状を取っている間、SCP-3160は自らが宿っている物体群の1m以内にいる生物に物理干渉できます。この干渉は無数に繰り返される刺し傷の形を取って表出し、多くの場合、生物が対象物体から距離を取るように促します。これらの刺し傷は普通のクロスズメバチの毒針に予想される以上の特性を持たないことが示されています。

SCP-3160は、GoI-466(“ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ”)からの収容支援要請を受けた時点で初めて財団の注意を引きました。SCP-3160が自らを電子レンジに付着させた後、オレゴン州ボーリングの多数の市民が、キッチンで大量のハチ刺され傷を負わされたという通報を寄せていました。財団概念部門とウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズの協力によって、全てのSCP-3160標本は電子レンジから成功裏に排出され、初期収容下に持ち込まれました。

補遺3160-1: 収容区画の壁や天井と概念的に付着したSCP-3160による無数の収容違反に続き、新たな収容プロトコルが必要であるとの決定が下されました。概念的に唯一無二の設備をSCP-3160収容区画に設けるため、ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズは、財団から限定的な出資を受けて、概念エンジニアリングの経験で知られる異常芸術家アナーティストのフランシスコ・ソールに仕事を依頼しました。

オブジェクト・アポルと呼称されるこの設備は2016/03/11に完成しました。ソールは現在、オブジェクト・アポルの整備のために、ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ本部で待機しています。

多数の構成要素の概念を帯びているのとは異なり、オブジェクト・アポルに属する識別概念は“オブジェクト・アポルである”ことのみのため、それが何であるかの詳細な物理的描写は不可能です。オブジェクト・アポルにSCP-3160標本が宿っている場合、その概念的枠組みを持つ他の物体が存在しないという事実は、SCP-3160がそれを逃走や収容区域外への干渉に利用できないことを意味しています。

SCP-3160収容に関する契約の終了において、ソールはオブジェクト・アポルを製作した記憶を全て除去するための記憶処理治療を受けることに同意しています。これは、ソールが将来的にオブジェクト・アポルを再び製作し、SCP-3160の収容に穴を開ける可能性が無いようにするための措置です。“ド田舎の町に缶詰め”状態であることへのソールの頻繁な苦情から、彼は近いうちに雇用の打ち切りを申し出るものと予想されます。

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