SCP-346
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SCP-346、通称"プテリー"、ライツ博士の手のひらの上で。

アイテム番号: SCP-346

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-346は、高さ1m以上、幅・奥行き共1.5m以上の市販の鳥用ケージで飼育されます。SCP-346は一般的なインコと同程度の力と賢さしか持たないため、鍵や追加のセキュリティ対策は必要とされません。SCP-346のケージは、とまり木を備えた水飲み皿が最低2つ内部に設置され、毎日補充されます。また、中型の生きたコオロギ5、6匹が、食餌として毎日与えられます。SCP-346のケージは、とまる、引っ掻く、よじ登る目的のために木の枝が1本、そして上部が開口され苔が敷かれた巣(商業ペットショップで購入された)1つがそれぞれ内部に設置され、さらに明るく彩色されたいくつかの鈴を結び付けた紐が娯楽用途として吊り下げられます。

SCP-346のケージの底部はトウモロコシの穂軸を基材とした生分解性敷料で覆われ、隔週で清掃及び交換がされます。清掃の間、SCP-346を手で捕獲しておく、ドアを閉めた部屋の中で飛び回らせておく、もしくは紙袋の中に入れ開口部の上に本を置いた状態で邪魔にならない場所に置くことが許可されます。

SCP-346のケージはライツ博士のオフィスで保管され、彼女の許可無く移動させることはできません。SCP-346の習性として、指先を軽く噛んだり、髪の毛の房を引っ張ったりすることはありますが、SCP-346は逃亡に際し危険を及さず、網あるいは手によって、優しく、再捕獲することが許可されます。

説明: SCP-346は翼竜(古代の飛行爬虫類)の未確認の科に属する小型の個体です。SCP-346は小型のコウモリほどの大きさで、非常に軽量な骨格構造を持ちます。その頭部、翼、そして脚部は皮膚が裸出していますが、胴部は毛皮のような暗色の柔らかい羽毛で覆われています。SCP-346の出自は不明で、 ブラジルの小さなペットショップで「コンゴ・マトー」("Kongo-mato")と称され販売されていたところを、エージェント██████████によって購入されました。

そのペットショップの主人は、卵1セットを闇市場で購入(その内、唯一孵化した個体がSCP-346)し、それらがオウムの希少種が産んだものだと信じていて、SCP-346がどこから来たのかは知らないと主張します。いくつかの仮説が、SCP-346に類似した生物の大規模なコロニーが南アメリカのどこかに存在するかもしれない、と提唱しています。

検査はSCP-346が成体だと示していますが、その成長は栄養不良と小さく窮屈なケージでの飼育によって、ある程度阻害されたように見えます。また、SCP-346は雄であり、この小さな生物の魅力的な姿形を知った職員によって、"プテリー"と呼称されます。

SCP-346は鳥類やコウモリに類似した行動を示し、明け方と夕方に最も活動的になり、そして与えられたどのような空間でも盛んに飛び回り、空中を飛んできたり地面と枝から跳び上がったりした昆虫を、嘴で挟み捕ります。SCP-346は鳥類や齧歯目に類似した挙動でチーチー、キーキーと鳴き、夕方の数時間に最もよく鳴きます。これを可愛らしいと述べるものもいれば、五月蝿いと述べるものも居ます。

補遺: SCP-346の起源を得られるような更なる調査が提案されており、同類の生物の大規模なコロニー(存在すればSCP-346の翼竜系統の個体生存を示す可能性がある)、もしくは時空間の裂け目の発見が期待されています。

ライツ博士の要求により、SCP-346はSCP-529から十分な距離を置いて保管されなければなりません。

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