SCP-351
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アイテム番号: SCP-351

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-351-1は標準型光ディスクに記録され、サイト-19資料室に保管されています。権限のない職員がファイルを見たりSCP-351-1によって偽の記憶を語る感染者の記録を聞いたものは即座にクラスA記憶処理が施され、財団職員によって浄化されるまで監視されることになっています。酌量の余地がない場合、個人及び団体はどんな手段を用いてでも処分されることになっています。監視下にある職員は防音設備の部屋に収容され、防音イヤーマフを装備した職員のみが付き添います。どんな状況においても警備員または医療関係者は耳当てを外したり、SCP-351-2によって書かれた物を読んではいけません。

感染した職員、SCP-351-2は十分に防音加工が施された部屋では全員くつろいだり、互いに自由に会話することが許されています。彼らは互いに過去の出来事の記憶について討論することを奨励されることになっています。全ての試験および実験は対象に対して特定の質問と回答を紙に記録することを教育されたDクラスの試験官で実施されます。書面にした情報ではミーム感染しません。口頭および音声記録として伝わった時のミーム伝搬は非常に強力です。

感染拡大を防ぐため、SCP-351の実験に関わったDクラスは実験終了後、即座に処分されることになっています。どのような処刑も可能ですが、銃の使用は費用対効果の点において推奨されます。

全研究員、医療スタッフ、警備職員はどのような形であれSCP-351と関わっている間は常に身体に適量のクラスA記憶処置がもたらされることが要求されます。

説明: SCP-351-1はASCIIプレーンテキスト(.txt)ファイル形式の有毒ミームで、今まで起きたことがない出来事の"記憶"で別の対象と結びつきます。ミームに感染した対象は起きたことがない出来事に参加したと記憶し、複数の対象が同じ人間または関連する2次感染の人間から感染すると同じ出来事に参加したと記憶します。

感染者はSCP-351-2と指定されます。現在までの実験で虚構の出来事を信じること以外は正常の精神安定を示します。対象に出来事について質問されると、正常の人間が記憶について質問された時と同程度の心理的動揺を示します。感染者は新しい記憶について積極的に話し、相手の感染の有無にかかわらず喜んで詳細を語ります。これがミームによるものなのか感染者の好奇心からなのかは現在不明でさらなる研究が行われています。異なる虚構の記憶を持つ感染者は記憶を混ぜあわせます。SCP-351-2の集団の中で矛盾する"偽"の記憶は[データ削除済み]。

十分に大きなSCP-351-2の集団が毎日接触していると、彼らは徐々に偽の記憶を共有し、偽の現実を形成します。集団の接触によって個人の信じる物、考えはめったに変化しませんが、長期記憶は特に書き直される傾向にあります。十分にSCP-351-2の集団が外界から孤立すると、やがて彼らの居場所、全個人の偽の経歴を事細かに虚構の理由を"満たします"。根本的に、孤立した集団は歴史を完全に偽の記憶の歴史へと変化させます。時間とともに、使われなくなった偽の記憶は上書きされ、結果集団内で[データ削除済み]。非感染者がすでに確立されたSCP-351-2の集団と接触すると、非感染者は結合力のある"集団正史"の一部になるのに十分なミームによって記憶に変化するまで最初の1ヶ月は否定的反応を示します。

クラスA(短期記憶)記憶処置はごく最近晒された感染者に対しては特効薬ですが、"分離点"前の感染で施されると、(再)感染者の記憶変更が早期に発生します。患者に大きな危険がありますが、クラスB、クラスC記憶処置は感染者の"治療"に対して適度な効果があります。感染期間が不明なときはクラスBが推奨され、これらの患者に対してクラスA薬は治療に効果がありませんでした。クラスB薬は伝搬作用(その他全ての長期記憶)を含む記憶を消す十分な可能性がありますが、短期記憶によって再感染する可能性もあります。従って、クラスB記憶処置はなるべく避けなければなりません。ミーム伝搬が消去されると、通感染者は常の機能状態に戻り、出来事に対しての概略を聞くまで再感染に非常に弱くなります。

SCP-351-1の武器転換が可能か試す更なる実験、研究は現在管理承認において未定です。

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