SCP-3584
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アイテム番号: SCP-3584

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3584実体はサイト-892の天窓のついた専用温室に収容され、必要に応じて給水されます。SCP-3584を直接目視することは、既に影響を受けた職員にのみ許可されています。

説明: SCP-3584は、異常な高さ(25〜35m)のセイヨウタンポポ(学名:Taraxacum officinale)の畑です。

SCP-3584実体は強力な認識災害を有しており、SCP-3584実体もしくはSCP-3584の画像を目視した対象は、数週間かけてSCP-3584を起点に全ての植物を機械的建造物として認識するようになります。一例として、ある被曝者は、根の代わりにパイプとワイヤー、樹皮の代わりに波形の金属シート、葉の代わりに粗い太陽電池パネルが見えると報告しています。

その異常性により、SCP-3584を撮影したすべての画像とSCP-3584の外見は、アルミニウムとスチールでできたタンポポ型の機械であると認識されます。目隠しされた職員によって採取されたサンプルを、SCP-3584について認知していない研究者が分析したところ、通常のタンポポと遺伝子的に同一であることが判明しました。

最初の暴露から2〜4か月後、植物に対する被験者の認識災害は視覚以外にも及びます。影響を受けたDクラス職員にSCP-3584の茎を切るよう指示したところ、溶接ツールの使用を要求しました。この段階の被曝者はほぼ肉食となり、綿や麻などの植物由来の生地を避けようとします。

曝露後に被曝者が植物を消費し続けた場合、最終的に金属中毒または内出血で死亡します。影響を受けた研究者と影響を受けていない研究者の両方による検死により、曝露者の体内で成長する小さな金属の根のようなワイヤーが発見されました。

補遺: サイト-892から2km離れた森林の大部分を占めているタンポポが突然枯死すると同時に、いくつかのSCP-3584の茎が枯れ落ちました。野外偵察チームと影響を受けた職員が、研究の為その森林へ向かいました。

そこにはタンポポの花と松の木の幹で埋め尽くされた幅約200メートルの陥没穴が開いていました。そこの穴からは、発生源が不明の煙が立ち上っていました。フィールドエージェントは、陥没穴を引き起こした地質的活動の証拠も、異常な木の根の密度以外の空間的、植物的な異常も発見できませんでした。

SCP-3584に曝露している職員は、倒れた木の幹は大きな煙突と冷却塔として見え、根は地下深くに伸びるパイプとチューブに見えると報告しました。

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