SCP-3587
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アイテム番号: SCP-3587

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3587の周辺領域はSCPSレインメーカーによって警備・監視されます。SCP-3587への接近を試みる人物は全て捕縛し、インタビューの後にクラスA記憶処理を施します。警察当局がライオネル・ホッジソンの所在を捜索する可能性を減らすために、彼の病死に関するカバーストーリーが流布されています。

SCP-3587の観察はSCPSレインメーカーの乗員が遠距離監視機器で実施するものとします。

説明: SCP-3587は、███ █████の海岸から53km離れた場所にあり、危険な環境条件のために現地人から“悪魔の背骨”と呼称されている荒れ果てた熱帯の島です。島の周辺領域に入る全ての試みは不可視の実体によって跳ね返されます。現在までのところ、財団職員がSCP-3587自体に上陸するための手段は断定されていません。

SCP-3587-1は、2014年に周辺海域で起きた激しい雷雨に続いてSCP-3587に漂着した漁師、ライオネル・ホッジソンの263個体(本稿執筆現在)の総称です。どのようにしてホッジソンが跳ね返されることなくSCP-3587に上陸できたかは現在も不明です。

毎晩深夜に、新しいSCP-3587-1個体1体が、既に存在する個体1体の近傍に出現します。この個体は、所持していた衣服や小物も含めて1、SCP-3587漂着当時のライオネル・ホッジソンの正確なレプリカです。しかしながら、新しいSCP-3587-1の精神状態は、出現時点における全てのSCP-3587-1個体の全体的な精神状態を反映しているように思われます。そのため、既に存在するSCP-3587-1個体が新しい個体に改めて状況説明をする必要は無いようです。

観察ログ3587-1:

以下はSCPSレインメーカーに乗船している研究職員が観察した、特記すべきSCP-3587での出来事のログです。

日付 特記すべき出来事
2014/02/04 7体のSCP-3587-1が、どうやらある程度状況を受け入れた様子で浜辺に現れる。遠方のSCPSレインメーカーに気付くと、全てのSCP-3587-1個体は数時間にわたって存在を知らせようと試み、最終的には浜辺にある石を並べ替えて“HELP”メッセージを作成した。
2014/02/25 18体のSCP-3587-1によって、粗雑なキャンプが浜辺に建てられる。証拠は、これより前に3体が食料を狩ろうとして殺されたことを示唆している。数体のSCP-3587-1が、本物のSCP-3587-1のボートから有用な物資(ボートの無線を含む)を回収しようとする。
2014/03/18 無線の修復が進行中だが、使用に適した物資の不足によって停滞しているようである。SCP-3587-1個体集団の間で、恐らくは誰が本物かを巡る数回の争いが起こり、少数が死亡する。SCP-3587-1個体は全て同一の容姿であるため、死の責任を負う正確な個体の処罰は困難である。
2014/04/25 SCP-3587-1個体の一団が、別な無線のパーツを多数居留地に持ち帰る2。しかし、食糧供給は先細りになっており、SCP-3587-1個体間の緊張が高まっている。
2014/06/15 食料収集の一貫した困難さから、SCP-3587-1個体群は仲間の数体を拘束し、殺害し、消費する。この過程で、殺害された個体の顔を識別不能にするように特別な注意が払われる。この出来事以降、個体群はお互いに会話することが無く、数体の自殺が観察していた職員によって注目される。SCP-3587-1個体の小さな派閥が無線の修理をほぼ完了させる。
2014/06/22 無線の修理が完了。しかし、無線が使用される前に、全身が苔その他の様々な植物に覆われた異常に巨大な女性型の実体がジャングルから姿を現す。実体の頭部には数列並んだ枝角が見える。当該実体を以下でSCP-3587-2とする。SCP-3587-1個体群はSCP-3587-2の出現に際してまずパニックを起こしたが、SCP-3587-2のハンドジェスチャーに続いて、全てのSCP-3587-1個体は身動きできなくなったようである。SCP-3587-2は、SCP-3587-1個体群が修理を試みていた無線を破壊する。その後、SCP-3587-2は無線の修理に関与した全てのSCP-3587-1個体を殺害する。
2015/03/04 SCP-3587-1個体群は知性の兆候を示さず、四足歩行で這い回り、SCP-3587-2が浜辺へ引きずってくる獲物を動物的な挙動で消費している。SCP-3587-2のボディランゲージは、この発展を喜んでいる事を示唆している。
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