SCP-3610
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アイテム番号: SCP-3610

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-3610とその周辺半径5mは鳥類の侵入を防ぐために高さ20mの網で囲います。領域は監視され、網に破れ目が生じた場合は修復を行います。

説明: SCP-3610は、中国の山東省███████に位置する約2.6km2の不整形地です。SCP-3610内には面積およそ140m2、深さ5mの塩水池(SCP-3610-1と指定)があり、それ以外の場所は小石で埋め立てられています。

2種類の異常特性が観察されています。

  • 固体物質がSCP-3610-1の中に配置されると、同質量の水が消失します。水の中に溶け込んでいた溶存物質はそのまま後に残されます。この効果は固体物質を取り除いても逆転しません。
  • SCP-3610の高度15m以内に侵入した鳥類は、それまでのあらゆる活動を停止し、周辺領域から小石を集めてSCP-3610の中に配置し始めます1。この行動は鳥が最終的に疲労で死に至るまで継続されます。

かつてSCP-3610-1はSCP-3610の全域を覆っていたものの、異常性質によって現在の規模まで縮小したと仮定されています。

補遺: SCP-3610の地点における発掘調査では、鳥類種の他にも様々な海洋生物の死骸、そして紀元前3000年頃まで遡る時期の女性ヒト型生物の骨格が発見されました。この骨格は後日、Anomalousオブジェクト#72976に指定されました。対象のDNA分析は基準となるヒトDNAとの顕著な差異を示しません。しかしながら、AO#72976は鳥類に見られるものと同様に中空の骨構造を有しており、腕と手の代わりに発達半ばの翼が存在します。胸元から回収された翡翠の欠片には、それ以前に知られていない派生形の漢字が彫られていました。この文章は“[不明瞭]の愛されし娘”と翻訳されます。

AO#72976を現地から除去した後、SCP-3610は全ての異常活動を停止しました。AO#72976を水中に沈める、または水の溜まっている場所の近くに埋める試みでは何ら結果が得られず、SCP-3610はNeutralizedに再分類されました。

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