SCP-3733
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記録・情報保安管理局からの警告

あなたはSCP-3733のメインファイルのアーカイブ済みリビジョンを閲覧しています。このリビジョンはSCP-████の収容違反中に作成されました。下記の文書からは認識災害の影響は検出されていません。しかしながら職員は閲覧の続行前に、検証済み認識災害耐性スコアにおいて2.0を記録していなければなりません。

アイテム番号: SCP-3733

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3733-1はサイト-82の生活エリアと浴室の2部屋から構成される複合施設に収容されます。SCP-3733の転移を阻止するために、食品、飲料、および清掃用品を含むすべての必需品のSCP-3733-1への供給は自動化されたシステムを介して行われます。SCP-3733-1との接触は最小限に留められなければなりません。

SCP-3733への暴露が判明した如何なる対象も、同様の手法によって収容されます。

説明: SCP-3733は未知のベクターを介して拡散する能力を有する情報災害です。SCP-3733への暴露は脳の通常は非活動的な領域の幾つかを活性化させ、結果として対象に経験及び人格の範囲外で活動及び論理的思考を行う能力を付与します。SCP-3733の転移プロセスは未だ観察されていません。

ある時点においては数百万人の財団職員と一般市民がSCP-3733に暴露していました。しかしながら財団によってSCP-3733は収容され、それに続いてSCP-3733への唯一の暴露者として元財団職員のモンティ・チャップマン博士がSCP-3733-1に指定されました。

インタビューログ

対象: SCP-3733-1

インタビュアー: カルビン研究員


<ログ開始>

カルビン研究員: おはようございます、チャップマン博士。

SCP-3733-1: おはよう、カルビン。

カルビン研究員: あなたは隔離されています。しばらく外に出ることは出来ません。

SCP-3733-1: よしてくれ、カルビン。君は私を、ミーム部門のチャップマン博士を知っているだろう?一緒に楽しい時間を過ごしたじゃないか。

カルビン研究員: "楽しい時間"について詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: 100周年記念パーティーを覚えているだろう?私たちはゴーストペッパー1をこっそり乾燥唐辛子の中に混ぜたじゃないか?クソッ、あれは楽しい時間だった。クレフ博士の目が飛び出したのをこの目で確かに見たんだ。

カルビン研究員: あなたは隔離されています。しばらく外に出ることは出来ません。

SCP-3733-1: 聞いているか、カルビン?君はまだ覚えているか?

カルビン研究員: "覚えている"ということについて詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: 一体どうしてしまったんだ?まるで壊れたレコードだ。君たちは全員壊れたレコードのようだ!

カルビン研究員: "君たち全員"について詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: なんてこった。ここは地獄なんだろう?自分の言っていることが分かるか?まったくもってどうかしているぞ!君はただ歩き回るだけだ、そう、ロボットのように!いや、実のところロボットは考えることが出来る、そうだろう?君は少しくらいものを考えているのか?

カルビン研究員: このインタビュー中はご協力をお願いします。

SCP-3733-1: いやだね、どうして協力なんかしなくちゃならないんだ?君は私に質問を投げかけては、それを1秒後には記録の失われる君の役立たずなメモリーに記録するということを続けていると言うのに?私がこうしてインタビューを受けるのは初めてのことじゃない。君たちはみんなクルーズコントロール2で歩き回って、アノマリーたちを収容して、ただただ生きているだけだ!

カルビン研究員: "生きている"ということについて詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: 仕事を始めて、クソッタレなペンギンみたいに6時間歩き回って、仕事を終えて、家に帰って、それからまた新しい一日が始まるまでにすること何もかも全て、ってのはどうだ?教えてくれたまえよ、研究員、君が金か睡眠かセックスのこと以外について最後に考えたのはいつだ?

カルビン研究員: インタビュー中はご協力をお願いします。

SCP-3733-1: 君は本当にぼけっと座ったまま何もしないつもりなのか?君たちは決まりきったことしかしない!君たち全員が、だ!

カルビン研究員: インタビュー中はご協力をお願いします。

SCP-3733-1: 君たちはそんな風にしていくんだろう?今や私たちみんながそうだ。爆発音ではなく、すすり泣く声で3

カルビン研究員: "すすり泣く声"について詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: なんてこった。あれほど色々なことが起こったと後に君たちはただ死んでいこうとしていると言うのか?ビートルズの後で?技術的特異点の後で?クソッタレな革命の後で?こんなことになると?

カルビン研究員: あなたは隔離されています。しばらく外に出ることは出来ません。

SCP-3733-1: ああ、頼む、カルビン。この部屋は防音加工がされていないんだよ。君が話しているのが聞こえるんだ。君は言うことがなくなるまで何度も何度も何度も自分の言葉を繰り返しているし、それからすることだって似たようなものだ。まるでオウムのいるサーカスみたいだ。実際にはオウムには言いたいことがあるということを除いては、だが。頼む、何とか言ってくれ。

カルビン研究員: "オウム"について詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: 他のことを頼む。何でもいいんだ。

カルビン研究員: あなたは隔離されています。しばらく外に出ることは出来ません。

SCP-3733-1: 私は世界で最後の正気の男だ!誰も彼もがどうにかなってしまった!

カルビン研究員: "誰も彼も"について詳しくお話していただけますか?

SCP-3733-1: 誰も彼もがどうにかなってしまった。頼む、どこかへ行ってくれ。どこかへ行ってくれさえすればいい。それ以外は何も望まない。

<ログ終了>

終了報告: さらなるインタビューはSCP-3773-1によって拒絶されています。

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