SCP-3788

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SCP-3788

アイテム番号: SCP-3788

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3788はトリガーロックを取り付けた上で標準Safeクラス用ロッカーに収容してください。SCP-3788から生成された実体は保護のため、出現後直ちに液体アンモニアタンクに保存してください。

インシデント3788-G以降、SCP-3788を用いた実験は中止されています。

説明: SCP-3788は空間異常を有するプラスチック製の水鉄砲です。

SCP-3788のタンクのスクリューキャップは固く閉じられており、ノズルからワイヤーカメラを通した場合、カメラには空になっているタンクの内部が映ります。

SCP-3788を使用・発砲した場合、引き金が引かれ続けている間、高圧の液体アンモニアジェットが放出されます。この液体には溶解したメタノール、ホルムアルデヒド、酢酸、様々なえん、有機金属ポリマーとエナミン鎖で構成される未知の単細胞生物が含まれています。この生物はいかなる既知の地球由来の生命体とも明らかに異なっています。

研究用の新鮮な微生物サンプルを得るためにSCP-3788を連続的に用いると、時折魚に似た未知の生命体が排出されます1。この生物は全て6つの視覚器官と3本の足、上述の微生物と同様の生化学的特徴を有しています。

インシデント3788-G: 実験から4ヶ月後、SCP-3788から潜水艦に類似する巨大な金属船 (全長35m) が放出されました。船のハッチが開くと、マンボウに類似した3足歩行の知的生命体が8体現れ、即座に大気性ショックにより気絶しました。この生命体を回復するまで液体アンモニア中で保存し、船を調査しました。

船内のピクトグラフ、ならびに用いられている言語の部分的翻訳は、これらの起源が土星の衛星「タイタン」であることを示唆しています。

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