SCP-380-JP
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SCP-380-JPの外観

アイテム番号: SCP-380-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-380-JPは、サイト-8181に設置された低脅威度物品収容ロッカーに保管されます。このうち、SCP-380-JP-1から一度取り出されたSCP-380-JP-2は、異なる性質ごとに真空状態を保ち、SCP-380-JP-1と別のロッカーに保存して下さい。SCP-380-JP-3は含有されている物質に応じて適切な処理を施し処分して下さい。

説明: SCP-380-JPは、█████社から発売された茶葉の入った缶と一致しており、中には茶葉が250g入っています。 外装であるSCP-380-JP-1は「狭山茶」と書かれたラベルと、内容物である茶葉に関する一般的な説明がされたシールが貼られている、外見的には特に異常性の見受けられないアルミ製の缶です。また、内容物は成分検査の結果では異常は見られず、SCP-380-JP-1から確認されている全ての茶葉は通常のそれとなんら変わりありませんでした。この内容物をSCP-380-JP-2に指定します。

SCP-380-JPの特異な点は、SCP-380-JP-1の蓋を開けた人間が法を犯したことがあるか、また、その時の内容はなんだったのかによってSCP-380-JP-2で濾し取った「茶」の性質が変化するというものです(以降この茶をSCP-380-JP-3とします)。 SCP-380-JP-3は、SCP-380-JP-1を開けた人間の、日本国で定められている法律上の違反が悪質であればあるほど、人体に有害な物質になっていくと推測されます。現在、SCP-380-JP-3からは11種類の科学物質が発見されています。法を犯していない人間であれば、SCP-380-JP-1に記載されたとおりの、無害なSCP-380-JP-3が濾されます。性質の変化は、「缶の蓋を開けたその瞬間」に確定する、と判明しています。

SCP-380-JPのフタを閉めると、SCP-380-JP-2の性質の変化はリセットされ、次に開けた人間の経歴によって決定されます。 SCP-380-JP-1からSCP-380-JP-2を取り出して蓋を閉めた場合、再び蓋を開けると250gになるように未知の手段でSCP-380-JP-2が補充されています。また、取り出したSCP-380-JP-2や他の物質をSCP-380-JP-1に入れ、蓋を閉めもう一度開けた際には、性質の統一されたSCP-380-JP-2で250gに満たされています。この際、余剰分としてSCP-380-JP-1に入れ、消失した物質の追跡をGPSなどで幾度か試みましたが、全て失敗しました。 これに対し、SCP-380-JP-1から取り出されたSCP-380-JP-2は取り出された時の性質を保ち、濃さなども変わらずに、半永久的にSCP-380-JP-3を濾し続けることができます。 これらの特性により、█回の実験などで、████gのSCP-380-JP-2が収容されています。

SCP-380-JPは20██年に埼玉県の民家で発見されました。SCP-380-JP-3を飲んだ6人が同一の体調不良を訴え、47歳の男性と21歳の女性が死亡しました。埼玉県警が食中毒の可能性を捜査する過程でSCP-380-JPに行き着き、エージェントを介して財団に収容されました。この事件の捜査の関係者、及び死亡しなかった当事者4名にはクラスBの記憶処理がなされ、カバーストーリーとして「シメサバによる集団食中毒」が用いられました。 SCP-380-JP-3を淹れる際にSCP-380-JP-1を開けた43歳の女性は窃盗の常習犯で、█回の任意同行を経て█万円の罰金を支払っていた他、裁判では暴行罪での敗訴記録が残っています。

補遺1: 同一時期に█████社から販売されたSCP-380-JPと同じ商品を回収したところ、特異点を持つ物はSCP-380-JPのみでした。
いつ、どこで能力をこの缶、茶葉が得たのかは現時点では不明です。
補遺2: SCP-380-JP-3を飲み干した人間は全員、SCP-380-JP-3を淹れた容器の底に以下のメッセージを認識します。しかし、飲んでいない、または飲み干さなかった人間には認識することはできません。

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