SCP-387-JP
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アイテム番号: SCP-387-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid Neutralized

特別収容プロトコル:滋賀県████市内の役場に最低一名ずつ職員を配置してください。配属された財団職員は、飲食店に関する申請を常時監視してください。SCP-387-JP-Aの疑いのある届出があった場合は、申請者の身柄を拘束してください。必要に応じてインタビューや、記憶処置後の解放、Dクラス職員としての雇用が認められます。

滋賀県████市████の一帯は財団所有の管理下にあります。SCP-387-JP-Aを中心とする半径50メートル以内には、Dクラス職員以外の立ち入りが制限されます。SCP-387-JP-Aへの調査や、SCP-387-JP-Bへのインタビューを目的とする場合は、事前に申請書を提出し、入念な身体検査を行ってください。許可なくSCP-387-JP-Aに接近した場合や、身体検査の結果SCP-387-JP-Cの疑いが判明した職員は拘束されます。

SCP-387-JP-Aの入口は金属製遮蔽板で封鎖し、一般人の侵入を防いでください。遮蔽板には施錠可能な出入り口を設けてください。火曜日を除く毎日、12時と18時に作業着を着用させ、現金1000円を所持したDクラス職員を、SCP-387-JP-Aに侵入させてください。Dクラス職員はSCP-387-JP-Bが提供可能なメニューから注文を行い、通常通り食事をしてください。食事が終了次第、Dクラス職員は支払いを済ませ、SCP-387-JP-Aから退出してください。なお、この時Dクラス職員がSCP-387-JP-Aに残存した場合は、SCP-387-JP-Cに分類の上、解雇の事務手続きを執ってください。

SCP-387-JP-Bが何らかの理由で終了、もしくはSCP-387-JP-Aの経営継続が困難になった場合は、滋賀県████市の役場に提出される飲食店に関する届け出を監視してください。『上海飯店』あるいは類似の店名による届け出があった場合は即座に店舗及び店主を確保し、SCP-387-JPに分類してください。

SCP-387-JPの収容は不要です。滋賀県████市の役場にて、「上海飯店」に類似する店名の届出がないか監視を継続してください。

説明: SCP-387-JPは滋賀県████市████において、中華料理店を開業しようとする人物に生じる、一連の異常な行動です。対象は事前の計画を一切無視し、『上海飯店』1の看板を掲げた店舗(SCP-387-JP-Aと指定)を開業します。SCP-387-JP-Aの店主となった対象(SCP-387-JP-Bと指定)は、ラーメンや餃子、炒飯といった一般的な大衆食堂風の中華料理を提供します。ただし、仕入れの際にSCP-387-JP-Bは牛肉、豚肉、鶏肉といった肉類を注文せず、厨房内に侵入した人間(SCP-387-JP-Cと指定)をSCP-387-JP-A内部で食肉に加工します。加工されたSCP-387-JP-CはSCP-387-JP-Aで提供される料理の材料として消費されます。なお、SCP-387-JP-CはSCP-387-JP-Bに対し一切抵抗する姿勢を見せず、自発的に解体に協力します。また、SCP-387-JP-Cは外見的には通常の人間とほぼ差異がありませんが、内臓の大部分が省略されており、腹腔の体積が通常の人間の40%程度しかありません。なお、SCP-387-JP-CについてSCP-387-JP-Bに至るまでの足取りを調査した結果、全員戸籍を持っており、SCP-387-JP-Aに入る前日まで社会的な生活を営んでいたことが判明しています。以上の点から、SCP-387-JP-AもしくはSCP-387-JP-Bに小規模の現実改変能力があるのではないかと考えられています。現在、SCP-387-JP-Cとなる人物を事前に発見する手段は確立されていません。

SCP-387-JPの異常性が確認されたのは、「刺青の入ったチャーシューを出す中華料理屋」の都市伝説によるものです。定期的に滋賀県████市████を舞台とする都市伝説の流布について財団職員が追跡調査を行ったところ、SCP-387-JP-Cを解体するSCP-387-JP-Bを発見し、SCP-387-JPの把握に至りました。当初はSCP-387-JP-Bに異常行動をもたらす超常現象と考えられていましたが、SCP-387-JP-Aの強制的な閉鎖後、滋賀県████市████の別の地域で新たなSCP-387-JP-Aが開店したことで収容が決定されました。また、事件記録387-JP-C11により、Dクラス以外の財団職員のSCP-387-JP-Aへの接近が禁止されました。

[追記]200█年11月█日、SCP-387-JP-C-832の背中に補遺に示す文章387-JP-C1が、メラニン色素によって記入されていました。以降、SCP-387-JP-AへのSCP-387-JP-Cの出現は確認されていません。また、SCP-387-JP-Bの精神影響の消失も確認されています。現在SCP-387-JPは異常性を消失したと判断され、役場への提出書類の監視のみが継続されています。

補遺:
これまでに保護されたSCP-387-JP-Cの一覧

SCP-387-JP-Cの概要 保護されるまでの前歴、特筆事項
30代男性 会社員。傷病記録なし。滋賀県████市████在住
20代男性 無職。傷病記録なし。体重1██kg。滋賀県████市████在住
10代女性 学生。11歳の時点で虫垂炎による入院経験があるが、異常はなかった。滋賀県████市████在住
40代男性 会社員。傷病記録なし。滋賀県████市████在住
推定50代男性 住所不定無職。傷病記録発見できず。滋賀県████市████
40代女性 自営業。保護される一年前に臓器提供を行っていたが、当時の記録や提供された内臓に異常は発見されなかった。京都府████市████在住。
10代男性 学生。傷病記録なし。福井県████市████在住
10代男性 無職。傷病記録なし。家族によれば過去三年間外出したことはないとのこと。滋賀県██████市██████在住
40代男性 自称会社員。身元不明。滋賀県████市████に在住していると自供したが、該当する地名はなかった
30代女性 Dクラス職員。採用の際の健康診断等では異常は発見されなかった。サイト-81██
50代女性 セキュリティクリアランスレベル2の研究員。サイト-81██

████研究員のメモ:どうやらSCP-387-JP-Bには、対象を肉人間2に変える能力があるらしい。さもなければ、財団が肉人間を職員として採用するはずがないからだ。問題は、人間を肉人間に変えるには何らかの条件があるはずだということだ。条件が無いのなら、わざわざ遠出する意味がないからな

文書387-JP-C1

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